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VK DESIGN presents "ANARCHY&PEACE" Art Gallery REPORT

Interview by RYO TAJIMA

VK DESIGNによる個展"ANARCHY&PEACE"に見るアートギャラリーレポート

SATANIC CARNIVALには初回から毎年、GRAPHIC EXHIBITIONに出演しライブペイントなどを行っているグラフィックチーム、VK DESIGN。MEANINGやTOTALFAT、10-FEETやBRAHMANへのデザイン提供で彼らのことを知っている人も多いのでは? そのポップでジャパニメーション感あるグラフィックが多くのパンクロック好きの心を掴んでいる。今のエクストリームシーンには欠かせないデザイナーの1人だ。

そんなVK DESIGNが毎年開催している個展「ANARCHY & PEACE」が、3月1日~6日にかけて原宿のkit galleryで開催された。最近では、LAストリートシーンの新たな顔役、アンワー・キャロッツたちと繋がりコラボコレクションを展開しているVK DESIGN。世界のファッションシーンを虜にする魅力が凝縮された空間を、メンバーの1人、VERDYのインタビューと合わせてレポートする。

verdy_artgallery001 VK DESIGNはVERDYとK.I.Tの2人から成る大阪発のグラフィックチーム。今、メンバーの1人、VERDYは東京に活動の拠点を移している。そんな彼らが東京で個展を開催するのは決まってkit gallery。ストリートブランドが立ち並ぶ原宿の中心地の喧噪を抜けて辿り着くビルの2階にひっそりと佇むオシャレなギャラリーだ。ここに開催期間、多くのお客さんが絶え間なく訪れていた。これも、今のVK DESIGNの人気を示す1つの結果だろう。お客さんや来客の対応に追われ忙しい中、VERDYが今回の個展について語ってくれた。


自分のシンボルマーク=個展のテーマ

ー今回の個展のテーマを教えてくれますか?
VERDY(以下、V):いつも個展名は「ANARCHY & PEACE」で開催しているんです。この名前は自分のアイコンとしているロゴデザインのことを示しています。ロゴデザインは「A」のアナーキーマークをピースのスマイルマークと掛け合わせて作ったオリジナルデザインで、自分を表すシンボルと考えているんです。と、同時に個展のテーマでもあります。年に1度開催しているこの個展だけは、内容より先にテーマとコンセプトを決めて開催しているんです。

ー開催時期にこだわりはあるんですか?
V:そうですね! 「ANARCHY & PEACE」の目の部分、「3」になっているんですが、わかりますか?

verdy_artgallery003 ーええ。このロゴの目の部分、数字の「3」で描かれていますね。
V:これはボクの目をデザインしたものなんですよね。自分は目が悪くてメガネかけてるんですが、そのメガネを取ったときのイメージなんです。だから、特に今回は「33」という数字にこだわっているんですよ。開催時期も3月3日を挟む期間、展示用に制作した画も33枚、グッズも33点制作しているんです。

verdy_artgallery006 ーデザインから発想を得て、数字を徹底しているのは面白いですね。一方で、この刺しゅうのグッズは何ですか?
V:これは、kenshinさんが手がけるAnotA(アノッタ)とのコラボになります。このゴヤール(※)の生地をサンプリングしたBOXロゴグッズはA$AP MobのA$AP 12vyも着ていたりとストリートで絶大なプロップスを得ているんです。そのストリートカルチャー感を表す1つのマテリアルとして、kenshinさんにお願いして、同じ刺しゅう工場で制作しました。

※GOYARD…フランスのバッグブランド。ハイブランドとして世界的に有名で、格子戸を組み合わせたような模様がトレードマーク

verdy_artgallery004 ーちなみに壁一杯の、この大きな「ANARCHY & PEACE」は?
V:これはすべて自分でDIYで制作しました。フェルト生地なんで作った後の事務所を見渡すと毛だらけで…。大量の猫が紛れ込んだんじゃないかって感じでした(笑)。

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