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live report

SATANIC CARNIVAL'15特集 / Fear, and Loathing in Las Vegas LIVE REPORT

“PUNKSPRING 2015”
2015年3月29日(日)@幕張メッセ 国際展示場9~11ホール RED STAGE

ラスベガスがPUNKSPRINGに生んだ 幕張メッセ狂乱のダンスタイム!

パンクロックの春の祭典としてすっかり定着したPUNKSPRINGも今年で10周年、9回目の開催だ。今年のヘッドライナーは初出演にして大トリのFALL OUT BOYに、2008年以来の参加となるPUNK界の永遠の兄貴分、RANCID。その最終日が3月29日に、幕張メッセ9~11ホールで開催された。ヘッドライナー以外にも、海外勢はRISE AGAINST、ZEBRAHEADなどパンク好きにはたまらない総勢7組。迎え撃つ国内勢も、ラウドからメロディックパンクと今シーンの中心に立ち、絶大な人気を誇るバンドだけが7組登場した。

ここでは、この日のRED STAGEのトリ前に登場し『この日1番なのでは?』 というほどの劇的かつカオスな盛り上がりを見せたFear, and Loathing in Las Vegasのライブをレポートしよう。

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PUNKSPRINGも、いよいよクライマックスを迎えた夕方18時頃、BLUE STAGEのZEBRAHEAD終了から間もなく、ステージ暗転と同時にメッセ中の大歓声とともに、メンバーがステージへ登場し、流れてくるシンセに再度、大歓声、1曲めは3rdアルバムからの人気曲「Virtue and Vice」!そこから立て続けに、この日のフェスにもピッタリの人気曲「Jump Around」を投下し、会場は早くも酸欠寸前のダンスホール状態。一丸となってジャンプするパンクキッズに、メッセが揺れていた!メンバーの名前を呼ぶ怒号に似た声があふれる中、ギターのSxunがMC。「オレらは神戸からきたFear, and Loathing in Las Vegasです。今日、オレらを初めて見る人もいると思いますが、精一杯やって盛り上げて、海外から来ているアーティストをしっかり迎えて、祝いたいと思っています。みんなに少しずつ力を貸してもらって、いっしょにイベントを盛り上げていきましょう!」と自己紹介。

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「オレたちといっしょに踊り狂おうぜ、メッセ!」のMCから、ライブでは毎回異様な盛り上がりを見せる「Rave-up Tonight」へ。イントロと同時に、クラウドサーフにモッシュ、リズムに合わせ飛び跳ねるキッズでメッセが大混乱状態に!

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休む間も与えず、4曲めに「Thunderclap」。まさに攻めまくりのセットリストが続く。ここで「少しお知らせをさせてください。ニューシングル『Starburst』のリリースが決定しました!」とSxunからファンに嬉しい報告。5月13日にリリースされる彼らのニューシングル『Starburst』は2曲入りの通常盤と、2014年3月23日に神戸ワールド記念ホールで開催された初ワンマンのライブが完全収録されたDVDのセットとなるプレミアム盤の2バージョン。プレミアム盤については数量限定なので、ファンは早めにチェックしておくことをオススメする。

続いて、これまた大ヒットを飛ばしたシングルより『Let Me Hear』、『Abyss』を投下し、再びSxunのMC。「残りはあと2曲です。今日みたいな場所でやれることは、自分たちにとってすごく嬉しいこと。洋楽をふだん聴いている人にも、オレらの音楽やライブもいいなって思ってもらえるように、オレたちも精一杯ライブしたいと思う。次の2曲、オレらの全力をステージに残して、次へバトンを渡したいと思います。この空間にいるヤツに、音は絶対届いているはずです。オレらの全力をぶつける気でいくんで、全員まとめてかかってきてくれますか!? PUNKSPRINGの本気を見せてくれますか!?」とイベントへの思いと気合を語り、メッセ中の歓声もピークに達する。そして終盤戦は彼らの定番であり、ライブ大人気曲『Just Awake』!ごった返し、狂乱のダンスで埋め尽くされた会場はもはやカオスとしか言いようがなく、メンバーもボーカルSoがフロアに突っ込み、怒涛のパフォーマンスを見せつけた。

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彼らのサウンドは踊れるエクストリームサウンド、ラウド、トランス、スクリーモと様々な要素を絶妙なバランスでミックスさせていて、徹底的にオーディエンスをダンスさせる。

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その盛り上がりは、パンクやラウドのライブで見る光景とは、少し異なる盛り上がり方だと感じる。2ステップやモッシュ、ハンズアップと、曲に合わせ、フロアが完全に一体となり、同じ動きをすることで、ライブを楽しむような一体感がある。それはクラブで見るフロアの光景にも近く、オーディエンスを共鳴させ、ダンスへ導く次世代のサウンドは、彼らでしか表現できないものだ。

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ラストは『Twilight』。「またいっしょに遊んでください!」のSoの叫び声とともに、狂乱のライブが幕を閉じた。