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interview

Dizzy Sunfist「DIZZYLAND -To Infinity & Beyond-」INTERVIEW!!

「これを俺に歌わすんか」ってキレられたらどうしよう

──あとは触れずにはいられない8曲目「N.i.n.j.a feat PETA&LARRY (GARLICBOYS)」。どういう経緯でGARLICBOYSとコラボすることになったんですか?

あやぺた:「あやぺた」の「ぺた」はPETAさんから来てるくらい、GARLICBOYSはうちらにとってルーツになっているバンドで。5、6年前くらいから対バンさせてもらう機会も増えてきて、「いつかコラボできたらいいな」という野望があったんです。そんなときに「N.i.n.j.a」っていう曲ができて。これは頼むだけ頼んでみようと。聞くのはタダやしと思って。そしたら快く引き受けてくれました。

──曲ありきだったんですね。てっきり、コラボすることが決まってから曲を書いたのかと思っていました。となると、どうしてこの曲ができたのでしょうか? 日本語詞ですし、Dizzy Sunfistにはこれまでこういう曲はなかったので驚きました。

あやぺた:moAiに送っていた曲ネタの中に「忍者」っていうのがあったんですけど、それをmoAiが気に入ってくれて。

moAi:10秒くらいの曲ネタを、50曲分くらい送ってくれていたんですが、その中で1つだけタイトルが変だったんです(笑)。「忍者」って。「これは忍者って曲を作ろう」って。たぶん、ちょっと悪ふざけです(笑)。

あやぺた:うん、悪ノリやな(笑)。

──それこそ、Dizzy Sunfistにはこういうノリの曲がなかったから新鮮ですよね。

moAi:そうなんです。作ってるとすぐ真面目になっちゃうから。

あやぺた:でもやってみたらめちゃくちゃ楽しかったです。日本語をレコーディングしたのも楽しかった。

──GARLICBOYSのおふたりとはどんなやりとりがありましたか?

あやぺた:最初、「『いろはにほへと』を歌ってください」って連絡したんですけど、それが怖かったです。ふざけた歌詞って思われたらどうしよう、「これを俺に歌わすんか」ってキレられたらどうしようって。

moAi:大先輩ですからね

あやぺた:でも大丈夫でした。優しい方でよかったです。

──レコーディングはいかがでした?

あやぺた:もう、さすが。やっぱり重鎮やなって思いました。

moAi:PETAさんが歌ってくれて、すでにすごくいい感じだったんですけど、LARRYさんが「ここシャウトしたらええんちゃうか?」ってディレクションとアレンジをしてくれて。そしたらさらにめちゃくちゃ良くなって。ディレクションもさすがでした。

あやぺた:バンド続けてると、夢みたいなことが現実になっていくじゃないですか。今回もまた「バンドやっててよかった、続けててよかった」って思いました。


みんなからの愛に生かされてる自分の人生は美しい

──11曲目「So Beautiful」は先行配信もされています。ひときわ美しいメロディと、「Life is so beatiful(人生は美しい)」という歌詞が印象的です。



あやぺた:子供を寝かしつけて「今日は絶対に曲を作らなアカン」と思ってたときにできた曲です。そのときに「Life is so Beautiful」という歌詞も出てきたんですけど、まだ30年しか生きてないのに「人生は美しい」って歌っていいのか、葛藤もあって。でも、今リアルに「人生は美しい」と思えてるから、歌おうと決めて、歌詞もすぐに書けました。

──「今、リアルに人生は美しいと思えてる」とのことですが、それはずっと思えてるんですか? それとも今だから思えている?

あやぺた:これまでは「めっちゃ美しい」までは思えてなかったですね。やっぱり大変やし、悔しいこともいっぱいあったし。でも活動休止後にツアーを回ったときに、待っててくれてる人がいて、みんなからの愛がすごかったんです。それで、みんなの愛に生かされてる自分の人生はすごく素晴らしいなと思った。

moAi:アレンジしてても行き詰まることがすごく少なくて。そういうときって大体いい曲ができるんですけど、やっぱりその通りでしたね。シンプルだし、すごくいい曲ができました。



──最後の12曲目「Everyting’s Gonna Be Alright」はレゲエ調。Dizzy Sunfistにとっては新しいサウンドですが、これはどのようにしてできたんですか?

あやぺた:大阪にサトサンシャイン(SUNSHINE DUB)っていう先輩がいて、サトサンシャインっぽい曲を作りたいなと思ってできた曲です。SUNSET BUS感というか、大阪感というか。

──今までにない曲調ですが、制作はスムーズでした?

あやぺた:いや。最初作ったデモ、ヤバかったよな?

moAi:どんなんやったっけ? でもヤバかったのは覚えてる(笑)。

あやぺた:「こういうの作りたい」っていうのはあるんですけど、どうやって作るのか全然わからなくて。プロデュースで入ってもらったマサさん(masasucks[FULLSCRATCH / theHIATUS / RADIOTS / J BAND])にいろいろ教えてもらいました。

moAi:僕もこういう曲調は自分の中にまったくない要素だったので大変でしたね。洋楽を参考にすると、あやぺたの言う“大阪感”は出せないよなと思ったので、それこそSUNSET BUSとか、G-FREAK FACTORY、HAKAIHAYABUSAとか、日本のバンドのアプローチを参考にしました。

──この曲にはホーンも入っていますが、このホーンはどなたですか?

あやぺた:この曲も「No Biggie」も、GELUGUGUのKAZUMA(Trumpet)さんです。うちらはGELUGUGUと面識がなかったんですけど、エンジニアの方とマサさんが「GELUGUGUがいいんじゃない?」って紹介してくれて。大阪でレコーディングしていたこともあって、大阪の方がよかったんですけど、やっぱり大阪人最高でした!