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interview

タイトル

<フラワーカンパニーズ × WANIMA>TALK SESSION!!

Interview by SUNEO
Photo by Yukihide”JON…”Takimoto


27年間もの間、一度もメンバーチェンジをせず、ライブバンドとして全国にその名を轟かせたフラワーカンパニーズ。溢れるサービス精神で会場を沸かせまくって、ライブバンドの側面を知らしめたWANIMAによる初対談が実現。WANIMAが敬愛するフラワーカンパニーズとの緊張の対談をお届け。※このインタビューは初対バンした名古屋(WANIMA“Are You Coming? Tour”/2016.2.21)にて行いました。


---初対バンになりますね。

グレートマエカワ[フラワーカンパニーズ/Ba](以降 / G):そうだね。

KENTA[WANIMA/Vo.Ba](以降 / K):そうですね。ずっと憧れやったんで、緊張してます。

G:去年のSWEET LOVE SHOWERの楽屋で挨拶したのが、本当の最初だったよね?

K:そうです。僕が個人的に知っていたので、話させてもらいました。

G:それで、CDもらって。その前から存在は知ってて。聞いたこともあって。

K:僕にとってはレジェンドなので。青春時代を(フラワーカンパニーズと)ともに過ごしているんで。

G:いやいや(笑)。若い人に声掛けてもらえるのはすごく嬉しいんだよね。どんどん出てくる人たちにさ。最近はちょっとずつ若いバンドとの交流も少なくなってきてたから、10年くらい前に比べると。

K:10年前は、僕らみたいな若手は多かったですか?

G:10年前は若手のバンドと一緒にツアー回っとったからね。例えば、銀杏BOYZとかガガガSPとか、サンボマスターが出てきた時で。SET YOU FREE(※1)ってイベントがあって、そこで知り合ったんだけどね。彼らが昔からフラワーカンパニーズを好きだったとかではなかったんだけど(笑)。

K:SET YOU FREEなんですね!

G:うん。あの辺から、若いバンドと繋がるようになって。ここ四、五年は自分らもワンマンが多くなってきてたりしてさ、あんまり若手との繋がりがなかったから。今回、本当ね、呼んでもらえてメチャクチャ嬉しい!

K:ルーツですから!!WANIMAの。

G:熊本なんだよね?

K:3人とも熊本出身です。

※1/ SET YOU FREE:1997年から行われている日本全国のライブハウスで開催されているインディーズイベント。主催はセッチューフリー千葉氏(プロレスラー)。

WANIMAはさ、若いけど、ちゃんと伝わるものを持っていて、だから、俺らを呼んでくれたんだと思うだよね。/グレートマエカワ


---フラワーカンパニーズはメンバーを変えずに27年活動されてますよね?

G:今年でそうだね、もうすぐ27年になるね。

K:すげー!

G:(WANIMAの)年齢がそのくらいでしょ?

K:今年、28(歳)なんで。スゲ~!

G:それを考えると、なんとも言えない気持ちになるんだけどね(笑)。こんなにずっとやっとっていいのかとかさ(笑)。

K:このタイミングで僕らみたいな若手とやるのって、どんな感じなんですか?

G:それはね、常々ずっと、そういう機会があった方がいいと思っているから、俺はね。若手の音楽を知らなきゃ!とか、そういう堅っ苦しいことじゃなくて。若手の勢いある人たちとやると、刺激がデカイじゃんね。長くやっていると、なかなか刺激が少なくなってくるから、メンバーも変わってないからさ(笑)。だから、若手から受ける刺激は27年も活動する中では、すごく貴重なんだよね。今日(対バン当日に取材)みたいな、俺たち発表した時には、すでにSOLD OUTしているわけじゃない。こういうのがね、ある意味最高のシチュエーションなわけよ(笑)。ここでどんだけ出来るか!ってのが、自分らの腕でしょ?だから、そこはね、ここでどんなライブをするか、すごく盛り上がろうと、すごく盛り下がろうとどんなライブを出来るか。そこで一喜一憂はしないけど。どちらにせよ、得るもんがあるからさ。どこが足りなかったのかな?とかも含めてね。

---ライブバンドを挙げさせると必ずと言っていいほど、フラワーカンパニーズの名前が挙がりますが、ライブバンドとしての信念などはありますか?

G:ライブを全国でやる、全国にライブをやりに行くっていうのが、自分らのスタイルとは思ってる。自分らが出れば、絶対に盛り上がらせる自信がすごくある(笑)というわけではないんだけどね。でもいろんなひとが「フラカンは絶対に盛り上がる」って言ってくれるんだけど(笑)そんなことはないし、盛り下がる時もあるからさ(笑)。ただ自分らも盛り上がるライブ、そういうライブがしたいとはもちろん思ってるし、そこには拘り持っているだろうね。といっても、あんまり考えたことがない、正直そんなことは(笑)。
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K:僕らのライブ、見たことあります?

G:生は初めてなんだ。本当に。YOU TUBEとかね、映像では見ているんだけど。すごいさ、ゴロゴロ(グラインドサーフを指してる)してるなーとか。イベンターとかにも(WANIMAの名前を)聞くわけ。イベンターと話してると「若手でいいバンドいる?」とかの話になるんだけど、WANIMAはだいぶ前から、「次、絶対来ますよ!」とか言われてて。もう、だいぶ人気が高くなってた時なのか、人気がで始めた時なのかは忘れたんだけど。

K:それは嬉しい!

G:今回もそいつ(イベンター)は笑ってたからね、(今回の対バン)「やるんですね!」って。

K:嬉しいですよ!僕らのお客さんは10代とか20代前半とかで、言うたら、フラワーカンパニーズを知らないわけで。俺らが通ってきたルーツを聞かせたかったんですよ。

G:それは嬉しいね。それは俺も、世代ではない(世代で隔てられるものではない)と思うんだよね。

K:WANIMA、実は今風な音楽が苦手で。。。フラカンの曲は、「グッと」くるじゃないですか?あの「グッ」て感じが、若い子たちに分かるのかな?と心配な部分もあるんですけど。若い子たちが、今風の音楽を、なんで聞いているのかが分からん時もあって。。

G:色んな音楽があるからね(笑)。俺は、どれ(どんな音楽)も否定するつもりもなくてさ。自分らは自分らでいいと思っている音楽をやってるんだけど。それが伝わらんこともあるって、27年間でよく分かっているわけよ(笑)。27年間やって、ドン!といかなかった(売れなかった)し、ヒット曲もないのによくやってるな、って自分たちでも思うことあるけど。でも、まー、それはそれで俺らのスタイルでさ。売れたいとは思っているけど、売れたいだけでやってるわけでもないところが大きいし。よく(自分らのことを)分かってないと、続けられないよね。WANIMAはさ、若いけど、ちゃんと伝わるものを持っていて、だから、俺らを呼んでくれたんだと思うだよね。あと、1 時間くらいで始まっちゃうけど(笑)、楽しみだね。
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K:この前もジャパハリネットさんの復活で、俺らが対バンさせてもらって。その時、(WANIMAの)お客さんたちにすごい伝わって。ちゃんと届くんだ!って思って。信じてきた音楽が、ちゃんと今の子たちにも理解してもらえるんだって。

G:ジャパハリネットって90年代後半?くらいかな。その頃は、熊本に居て中学生とか??

K:そうですね、中学ぐらいですかね。

G:じゃあ、俺らを知ったのは中学生ぐらい?

K:そうです。そっからずっと聞いて。

G:ありがとうございます。そういう人たちがいるから続けてられる。本当なんだよね。今、(WANIMAは活動)何年目?

K:ドラムのFUJIが入って、3年目なんで。ギターのやつとは保育園から一緒なんですよ、4歳からずっと一緒で。

G:ウィキペディアで見たわ。

K:嬉しい(笑)。WANIMA自体は5年くらいですかね。(フラワーカンパニーズは)27年ですもんね?

G:すげーな、それだけの短い期間で売れるって、どういう気持ちなんだろ(笑)?

K:いやいや!18からずっと東京出てきて、ドラムが見つからんで。。。

G:あ、、、そういう苦労はあったんだね。

K:27年の活動の中で、解散とか、喧嘩とかにはならなかったんですか?

G:あんまり、喧嘩はしないかな、、みんなが喧嘩っ早くないというか。。もちろん、曲によっての言い合いは今でもあったりするけど、胸ぐらを掴んで喧嘩するようなことはないかな。それこそ、中学、高校の友達だから、こいつここまで言ったら怒るな、とか分かるからね。そういうの分かるじゃん?そういう時はそれ以上言わんでおこうとかなるからさ。それこそ、時が経てば、何とかなるみたいなこともあるし。

K:思いやりがあるんですね、メンバー同士で。

G:そんなもんじゃないよ(笑)。色々と(メンバーの関係性が)壊れるのが嫌なんじゃない(笑)?俺は、(喧嘩して)自分が言いたいことだけ言って、気持ちよくなるってのは違うと思うしさ。

K:僕らはまだ感情的になっちゃいますね~(笑)。

G:若い時は、まだまだそういうのあるよね。うちのボーカルなんかもメンバーの中で孤立しちゃったり。今考えるとそういうのもあったなって思うし。

---ターニングポイントになったイベントはありますか?

G:話に出たからじゃないけど、SET YOU FREEかな。出させてもらったのが2003年なんだけど、自分らでやり始めたのが2001年だったから、2年位セルフ(マネージメントもレーベルもつけず)でやってて。動員とか色々なものが90年代のメジャーの時と比べたら、軒並み10分の1とか、それ以下になっていって。それこそ2004年に熊本なんか行った時に、ワンマン出来ないから、地元のバンドとかやるんだけど、俺らを見に来たのは10人そこそこだったから、それはメチャクチャ覚えてる。これは厳しいな~と思ったけど、それでも0になったわけではないし。ツアーをすれば、また盛り返していけるんだと思ってたし。そんな中、SET YOU FREEに出て、銀杏やガガガとかのお客さんの前で、大阪のベイサイドジェニーでやった時、1300人くらい入ってるんだけど、ほとんど俺らのことを知らないお客さんで。そこでライブやっても、お客さんは「くちポカーン」だよね(苦笑)。それでもやりきって、2回目、3回目と呼んでもらって、そしたら少しづつ浸透してきてさ。その時に、銀杏やガガガの名前は知ってたけど、ライブは初めて生で見て、「こんなんには到底かなわんなぁ」と、その当時の俺たちでは(と思った)。まだ、34、5(歳)くらいで、まだ若さも残ってて(笑)、「負けられんな、ああいう奴らに」って思って。やり口を変えていったよね。やり口って言っても、ライブ運びや演奏スタイルを変えたわけでもなく、考え方一つだと思うよ。(自分たちのファンに向けたものだけではなくて)若い奴にもっと聞いてもらわないと、ってことを知れたイベントだったかな。

K:僕らのお客さんもすごく若いですが、そういう子たちを引きつける秘訣って何ですか?

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