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NOISEMAKER “ROAR” Release Interview!

NOISEMAKER “ROAR” Release Interview!
MAGAZINE

NOISEMAKER “ROAR” Release Interview!

絶対、誰かのための曲でありたい/AG

Interview by SUNEO
Photo by Kenta Izumiya


サタニックカーニバルにも出演歴のある、札幌で結成したラウドロックバンド。今や、ラウドロックというカテゴリーに収めるには、難しいほど、HIPHOPやR&B、グランジ、オルタナなど様々なジャンルを消化し、独自のサウンドを築いている。昨年、メジャーデビューを果たし、大型フェスなどに多く参加、新たなムーブメントを提唱し始めてた。今年1月タワーレコード限定シングル“Butterfly”をリリース。今回のアルバム“ ROAR”とは連作になっている。


---タイトル“ROAR”にした意図を教えてください。

AG(Vo.):1曲1曲、楽曲を制作していく上で、みんなで歌っている景色が浮かんでいて、それをイメージしながら、曲全体にコーラスを入れていて。フェスの会場とか、勿論ライブハウスもそうなんですけど、一緒に全員と歌って、その声がどんどん広がっていくことで、音楽も想いが広がっていけばいいなと思って、このタイトルにしました。

---タイトルとジャケットのイメージはシンクロしてませんが。

AG:ジャケットはCDを買う楽しさ。所有する嬉しさみたいなことを考えていて。(その中で)前作のシングル“Butterfly”の鍵モチーフと今作のアルバム“ROAR”の鍵穴モチーフは、連作として考えました。やっぱ、デジタルでなんでも手に入っちゃうじゃないですか。そういうのじゃなくて、NOISEMAKERのCD買ったら、面白いことが起こるって思ってもらえるようにしました。

---楽曲はシングルを制作時に平行しておこなってましたか?

HIDE(Gt.):同時期にやってました。前半、後半みたいに別れて制作期間に入りましたけど。

---先ほど、デジタルという言葉が出てきましたが、音楽は元々、無形のもので、それがDATやテープ、ヴァイナル、CDといった形に収まってきました。そういった音楽をアイテム(形)にすることにこだわりはありますか?

AG:CDにするのであれば、アーティストのこだわりが詰まったアイテムじゃないと、僕自身が欲しいと思わないですし。あと、僕、Apple(Macなど)が好きなんですよね。Apple製品。プロダクトデザインから、パッケージから、、、拘り抜いてるじゃないですか。トータルでの世界があった上で、1つのアイテムが出来上がることが重要で。マーチ(アーティストグッズ)もそうだよね?

HIDE:そうだよね。

---世界観を表現しているという部分では、マーチもそれに付随すると思います。特にNOISEMAKERのマーチデザインは洗練されているイメージですが、どなたか懇意にしているデザイナーさんがいらっしゃるんですか?

AG:自分たちでやってますね。

HIDE:ここ2人(AGとHIDE)でやってます。曲に関しても主にそうですね。

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---楽曲制作でジャムッたりはしないんですか?

HIDE:基本はないですね。自分で出来ない部分は、一緒に創ることはあります。今回、マーチングドラムを入れた曲があるんですが、漠然と「マーチングドラムを入れたい」って構想があって、UTA(Dr.)とスタジオ入って、スネア4台鳴らして、「どんな風に聴こえるかなー」って、デモンストレーションを夜中にやって。

UTA:あの画(見た目)はシュールですよ。

HIDE:俺は叩けないからさ(笑)。ズレるけど、なんで?とか言いながら。それで、色々と試しているうちに、これだったら「イケるな」ってなって、レコーディング本番にスネアを5台持ち込んでやりました。成功してよかったな。。(マーチングドラムみたいに)「こうやりたい!」って思って創る曲もあれば、リフだったりを貯めた中から組み上げてできる曲もあったりしますし。AGがこのサビを歌いたいってところから、コードとメロディもらって、そこから全体を制作していくこともあるし。大まかに3パターン。一括で一気に1人で仕上げるパターンも含めて。

---ちなみに、今作で一括で仕上げた曲はありますか?

HIDE:“Butterfly”とか“Home”とか、、、あと、“Point of Origin”はすぐに出来たイメージ。ただ、頭の中で鳴っているモノを、普通に具現化していくだけで。あんまり、考えないと言うか。

AG:感じたままね。

HIDE:うん。感じたままっていうか、普通に歩いてて、思いつけば携帯に録音するし。普段から楽曲を考えてて、頭の中にあったモノを、ただ形にしただけだから。すごいすんなりいった曲で。“Flag”もそういう曲。マーチングドラムを軸にって思ってたから、結構作りやすくて。“Butterfly”は広い曲をやりたいっていう。アンビエントな曲?っていうんですか。リバーヴィーな楽曲をやりたいってのがあったから、創りやすかったかな。“Black and Red Knees”は創りづらかったかな(苦笑)。AGに「ライブで盛り上がる曲を創りたい」って言われて。

AG:最後の最後で、アップテンポの楽曲ないな、って思って。バランス見た時に、「ぶっ飛ばす曲が必要だな」って。

HIDE:ぶっ飛ばす曲、苦手なんすよね、俺。

---今までの楽曲は、割とBPMを抑えめで聴かせつつ、縦の意識が強いバンドだなという印象でした。サークルピットやモッシュパートのようなモノは、敢えて避けているのかと思ってました。

AG:俺の中で、自分のバンドでサークルピットが欲しいとか全くなくて。単純に曲を聴いた時に、もっとこう、、ぶっ飛ばす(勢いの)曲をイメージしてて。自分の中では、NOISEMAKERはラウドバンドだとは思ってないから。自分たちのルーツを知ってくれてる人たちや、過去の作品を聴いてくれている人たちからしたら、(ラウドとは)ちょっと違うってことをわかってくれると思うんですけど。ニューメタルとか、グランジ、オルタナの世代に影響を受けてたんで、ラウドって言うと自分の中で違和感があるんですよね。だから、、、“Black and Red Knees”はそっち(ラウド)を意識した楽曲ですね。リフはニューメタルとかグランジ、オルタナに近いんですけど。

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---NOISEMAKERが注目され始めた時期は、ラウドロックシーンが盛り上がってきたタイミングと近い時期だと思っていて、その時期を体験しているリスナーにはラウドロックとして受け止められることが多いのかな?と推測してます。

AG:そうですね。すっごい歌モノの楽曲も昔からあるし。“OBEY YOUR VOICE”とか。わかる人はわかってくれていると思ってますけど。(ラウドバンドじゃない部分)そこをどうやって伝えていくか、違うってことを。

---“Minority”は、アプローチが今までのNOISEMAKERとは違った角度で表現されてますが。

AG:古臭い曲やりたくて。

HIDE:古臭くて、遅い曲。前回もやりたくて、チャレンジしたんですよ。全然、メンバーに伝わらず。。。

AG:その時、難しくて。。。その時にはハマらなかったんですけど、今回、いい具合に曲ができて。消化しきってきたのかなと思ってます。

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