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interview

タイトル

RAZORS EDGE pre “STORMY DUDES FESTA”INTERVIEW !!

休む暇ない、ご飯を食べる暇もない、タイムスケジュールで。ドSな状態(笑)。/KENJI RAZORS

Interview by SUNEO
Photo ©STORMY DUDES FESTA


RAZORS EDGEが主催するSTORMY DUDES FESTAの開催が迫る中、KENJI RAZORSとKRASHに直撃インタビューを敢行!バンドが主催するイベントの意味やこだわりなど、語り尽くせないことを凝縮してお届けです!!

---STORMY DUDES FESTA創設のきっかけは、何ですか?

KENJI RAZORS(以下、KR):きっかけは~、、レイザーズがずっと活動を続けてきて、いろんなイベントに誘ってもらった中で、楽しくてすごい面白いイベントだな!とかすごい組み合わせだな!とか思うことありますけど、「自分らやったら、こうやるな」みたいなもんが出てくるじゃないですか?じゃあ、自分らで好きなバンド呼んで自分らで仕切ってやったら、本当に(自分たちが)面白いと思えるものが出来るなと思って。そこには、一つポイントがあって、、自分らはこういう音楽だけど、沢山の人の前でもやれるんだぞ!ってやってきたけど、周りには沢山の人の前でやることを全く考えてないかっこいいバンドも沢山いて。そういうのが混ざってやりたいなってのが、あって。それで、今のストーミーの原型が頭の中にポッと出て。こういうバンドと、ああいうバンドとかを集めていったら、ありそうでなかったイベントができるんじゃないかな?って。しかもそれを大規模な形で。サウンドの「速い」って部分は近いけど、SLIGHT SLAPPERSとレイザーズって、全然違うくて。そのSLIGHT SLAPPERSとHAWAIIAN6とか、OVER ARM THROWとかが一緒に入ってても成り立つなら、なお更オモシロいなって!SLIGHT SLAPPERSは、今年出ないんですけど(笑)。


---オーバーグラウンド、アンダーグラウンド、問わず召集していると思いますが、その選出方法、基準みたいなものはありますか?

KR:基準か、、、そこはきっちゃん(KRASH 以下、K)どう?最終的に、リーダーであるしブレインである俺が選ぶのもあるんだけど、メンバーの好みなところも踏まえつつ(選出してる)。

KRASH(以下、K):うまく言えないですけど。。。ずっと、関西のアンダーグラウンドのシーンでやってて、ピザ(PIZZA OF DEATH RECORDS)からリリースしてって流れがあって。2つに分かれるというか。。

KR:ピザ加入前と加入後で、対バンしているバンドも変わったし、実際。

K:それでもアンダーグラウンドでやってるハードコアバンドなり、パンクバンドなりが、それでも「レイザーズ、いいね!」って言ってくれたり。お互いの活動が分かれていっても、共有できる気持ちがあるバンドは一緒にやっててもすごく楽しいし、出てもらう意味もあるし。

KR:それはすごくあるかも。俺らがピザからリリースする前、グラインドとかやってたバンド友達が、「ハイスタの“MAKING THE ROAD”やばいよね!?」って言ってたりしてて、やっぱり響くんでしょうね(関係なく)。それって面白いなって思って。どこかで線を引いて、オーバーグラウンドだ!アンダーグラウンドだ!とか、ずーっと皆んな言ってたけど。20年もやってると、そういうのもごっちゃ混ぜにしても許されるところに来たのかな、と。MEANINGとか、スタートした時からそういう活動しているから、ジャパニーズハードコアも大好きでそういうシーンともやるし、オーバーグラウンドなところともやるし、って俺の中では後押しされている部分が多くあって。ぶっちゃけた活動というか。好きだったら、いいじゃん!って。自分らの活動や、自分らの周りの活動が、そういう風になってきたから、自由にやっていいんだ!それが一番楽しいんじゃないかな?って思うようになったかな。

K:記事にできることか分からないけど、、、すごく狭いところ(ニッチ的なシーン)でやってる色気ってあると思うんですよ。美学っていうか。それはそれで、見てても「おーっ!」ってなるし、リスペクトしてるけど。自分の美学の範囲外も認められる人と一緒にやれてる感じはすごくあって。俺はここを進むけど、こっちもこっちもかっこいいよね?って言える人が集まったイベントになってると思います。じゃないと、出てくれないと思うし。個人的な話なんですけど、好みがはっきりしてるのに、すごく色々と楽しんでる人がいて。絶対この人、このタイプの音楽好きじゃなかったはずなのに、、、って思って聞いたら、「いやいや、音楽やから、音、楽しまなあかんやん」みたいな。そういう美学を聞いた時に、すごい、俺今まで損してたな、、、って。狭いとこいってる人が正解か?ってこともないし、その逆もないし。自分の居場所みたいなところって、自分の考え方や思想やと思うんで、それだけ受け入れられるキャパがあったってことでしょ。

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---STORMY DUDES FESTAがレイザーズの居場所って捉え方でもいいのでしょうか?

K:それはもちろん。

KR:有難いことに、1年目からレイザーズらしいブッキングだね!って言ってもらったし。自分らもイベント“TRASH’EM ALL”とか、レコ発ツアーで色々やってきたりしたけど、「来年も呼んで!」って打ち上げの最中に言ってくれることってなかなかね、、、無いけど。それがSTORMY DUDES FESTAではあったな。それが本当に積み重なって、今年4年目をさせてもらえる。

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---イベンターではなく、バンドが主催する違いってあったりしますか?

K:そこはあんまり境目はなくて。気持ちの問題でしょ。俺はこういうバンドを集めて、こういうお客さんに見せたいって。去年RUSH BALLのメインステージにレイザーズ出たけど、普通のフェスなら、ありえへんブッキングやし。2万人規模のメインステージにうちみたいなバンドを呼ぶって、たぶん、気持ちがないと無理っていうか。ビジネスではできないというか。それが、そういう気持ちを見せるビジネス(笑)ってことなのかもしれないけど、絶対、無駄というか(笑)。出さなくてもいいのに、敢えてやるっていう主催の気持ちがあるっていうのと、バンドが主催やけど、全然気持ちの入ってないイベントもあるし。そこはバンドとかイベンターとかじゃなく、人かなっていう。

KR:ずーっとバンドやってきて、ずーっと沢山のバンドをフロアで見てきたからこその、イベンターじゃできないイベントって俺は思ってる。イベンターさんも「すごく面白いイベントですね!」って言ってくれるから、それはたぶん、、、

K:共有できてるから。

KR:そう!棲み分けなのよ。イベンターさんにしかできへん事もあるし、俺らは俺らじゃないとできないことはあるし。ミュージシャンが、バンドが、やってるイベントって、なんかすごい良い意味で、痒いところに手が届く気がして。それがやりたいだけのことだから。

K:イベンターは外に広げる為に。STORMY DUDES FESTAに限って言ったら、広げることは無視してないけど。局地的にキュッとまとめたものが、広がることになってるような気が。

KR:俺ね、最初の頃の気持ち、思い出してきたわ。自分がやりたいイベントの感じがものすごいドSな感じで。メンツもそうだし、タイムテーブルもそうだし、休みがないっていう。むちゃくちゃすごいハンバーガーみたいな!全部美味しいのに、ぎゅーっと詰まって、食べるみたいな。普通、食べ物って、1個ずつ頼むじゃん。肉とか、野菜とか、トマトとか、それをガーッとやって、ギューってやって、食え!みたいな。そういうのは、俺なんかちょっと頭おかしいんで。自分も忙しい中でライブを見て、一日中暴れまわってるのが、どこか好きで。若い時の感じがそーで。そういうのが、たぶんやりたかったのかなーって。だから、休む暇ない、ご飯を食べる暇もないタイムスケジュールで。ドSな状態(笑)。バンドもお客さんも。それがSTORMY DUDES FESTAかなーって。たくさん、フェスとかイベントとかあって、大体こうした方がいいってのがあって。そうじゃねーだろ!って。ただの(自分らの)理想の形で組んでるっていう。その辺は、申し訳ないなと思ってるんですけどね。マイノリティだけど、そういうのが好きな人がいて。僕らのイベントが3000人とか5000人とかの規模でやるのは大変だけど、まぁ1000人くらいなら集まるでしょ、頭のおかしい人や極端なのが好きな人が(笑)。出演してくれる人たちも、他と違うんで、「なんか、面白いねぇ、来年も出たい!」って言ってくれるし。「何このイベント!?!東京でやんないの?大阪だけじゃ勿体ないよ!」って言ってくれたりするけど。

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あれもいこう、これもいこう、面白かったらいいやん!って / KENJI RAZORS

---大阪だけじゃ勿体ないと思います!大阪でずっと続けられたことで、大阪のシーンにも反響があったと思いますが。

KR:多少は。大阪のバンドを誘うことは、気に掛けてて。例えば、STORMY DUDES FESTAを始めるまで、(大阪で)繋がってなかったバンドも繋がってきてて。8ottoとかSANDとか、Day tripperとか。サウンドはすごく近くて、面識はあったけどあんまりやってこなかったCROW DRAGON TEAとかも。このアイデアを形にする時に出てきた大阪のバンドのみんなに、こういうイベントだから出て!って説明した時に賛成してくれて。細分化しやすい環境ではあるんで、大阪は。それがちょっとでも面白かったらいいでしょ!ってとこで繋がってくる感じがあるね。それに、きっちゃんがPangeaってライブハウスやってるから、バンドとしても迷惑掛からないようにすごく平等な対応をしなきゃいけないし、それがバンドにもいい影響になって。あれもいこう、これもいこう、面白かったらいいやん!って、フラットな目線でできるようになったのが、このイベントの良かったことかな。元々は、Avenue A(現BRONZE)と火影、Pangeaの3か所を使って何かやったらおもしろいやろね!ってのがきっかけで。火影にはPALMのTOSHIくんが居て、Avenue AにはEDGE OF SPIRITのSHOくんが居て、きっちゃんがアメ村でPangeaを始めて。でも当時PALMもEDGE OF SPIRITもバンド的に全然絡んでなくて。でも、人間的には知ってて仲良くなったから。俺はそれをみんなで出来たら面白いなって思った。

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