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SHANK “Honesty Tour 2017” LIVE REPORT!!

SHANK “Honesty Tour 2017” LIVE REPORT!!
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SHANK “Honesty Tour 2017” LIVE REPORT!!

特別無料公開中!

Report by Oh-mori

Photo by <SHANK>半田安政 (Showcase)、<NAMBA69>Takashi "TAKA" Konuma



2017.09.19 “Honesty Tour 2017 FINAL SERIES”@赤坂BLITZ




1月にリリースした最新アルバム“Honesty”を携えて2月にスタートしたこのツアー。庵原将平(Vo, B)は「“Honesty”っていうアルバムを……いつ出したか忘れた」と笑っていたが、彼らは半年前を忘れてしまうほど濃密で長い時間を経て、満員の赤坂BLITZに辿りついた。

この日のゲストは、庵原が直接難波章浩(NAMBA69/Hi-STANDARD)に電話をかけてオファーをしたというNAMBA69。彼らは盤石なアンサンブルで、“THE WIND OF CHANGE”、“LOOK UP IN THE SKY”といったナンバーを連投し、場内をパンキッシュに染め上げる。難波はMCで「断る理由がない」と庵原のオファーを快諾したことを明かし、“TAKE ME HOME,COUNTRY ROADS”の演奏前には彼らが長崎を愛する姿を讃えるなど、SHANKへの愛にあふれたパフォーマンスを見せた。ゲストの発表前にチケットがソールドアウトしていたと言いつつも、オーディエンスはモッシュやダイブを繰り返し、ステージダイバーも次々と発生する展開に。バンドは強固な演奏で大いに盛り上げてSHANKへとつないだ。N69_170920_0001_680.jpg
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入場のSEであるMad Caddies“Backyard”にあわせて体を揺らしながら、ふらりとステージに登場したSHANKの3人。メンバー同士で言葉を交わす代わりに、目をあわせて大きく楽器を奏でると、それを合図にするかのようにフロアからは大きな歓声が上がる。その声に興奮した様子の3人はアルバムの1曲目“Surface”でライブをスタートさせた。「長崎SHANK、始めます」と手短な挨拶を挟み、バンドはさらに、池本雄季(Dr, Cho)の繰り出す高速ビートに乗せて“Mighty Clash”、“Life is...”とマイナー調のナンバーをパワフルに届けていった。_D010650_680.jpg

MCでは「この町は華やかよね」「外に出たとき『すみません』って言った」とユルいトークを展開する3人。かと思えば「釣りばっかしてるわけではないってところを見せるんで」と再開したライブでは、“Frustration”“、“Wall Ride”といったアルバムの収録曲を息の合った演奏で届け、新曲を半年かけて育ててきたことを証明していった。

チューニング中には、フロアから「遠いところからありがとう」との声が飛び、庵原が「お前もな!」と返すなど、会場の大きさを感じさせないやりとりも。それは演奏や演出でも同様で、レーザーなどの大掛かりな演出は一切使用せず、バンド名を記しただけのシンプルなフラッグの前で、3人は気負いない姿を見せる。_D010673_680.jpg

ライブのMCや雑誌のインタビューなどで、楽曲や作品への熱い思いなどをあまり口にすることのないSHANKの3人。しかしながら彼らは、音楽を前にとても雄弁だ。怒りを込めた“Hope”ではマイクスタンドが斜めになるほど庵原が前のめりに歌唱し、“It’s not a game”の演奏前には先日の北朝鮮によるミサイル発射実験への怒りを叫ぶ。反対に、赤坂BLITZにて行われたHi-STANDARDの“ MAKING THE ROAD”のツアーファイナルの映像を飽きるほど観ていたという庵原が、同会場でNAMBA69と競演できたことを「本当にうれしい」と喜び、「月並みながらラブソングを」と話してから演奏された“My sweet universe”や松崎兵太(G, Cho)の叙情的なギターソロから始まったThe Beatles“Don't let me down”のカバーでは、力強い演奏の中にも優しさが満ち、場内は柔らかい空気で包まれた。またこの日、庵原は何度も自身の耳に指を入れて「聴け!」とシャウト。「ただ爆音を楽しむだけではなく、曲に込めた思いを感じてもらいたい」、その思いは、エモーショナルな演奏という形でオーディエンスに届けられていった。

その一方で、もちろん楽曲を通してオーディエンスと遊ぶということも忘れない。“Take Me Back”のブレイクでは、演奏を止めて庵原と松崎が向かい合いお辞儀をして不思議な時間を生み出す。そして庵原は正面に向き直り、ニヤニヤしながらフロアを見つめてみせ、オーディエンスからヤジが飛ぶと、松崎からの「お前が弾けばいいだけやん」とのツッコミを受けて演奏を再開した。さらに中盤には庵原のベースのストラップが切れてしまうというトラブルが発生するも、彼らは焦る姿を見せる様子もなく、ユルいMCで時間をつなぐ。修復が完了すると庵原は「今からバリいいベースの音鳴らすけん」と言って試し弾きをしたかと思えば、そのまま“Weather is Beautiful”を歌い始める。思わぬ楽曲の始まりにファンはテンションを上げ、より一層モッシュやダイブを繰り返した。また“620”演奏前の松崎のギターソロでは庵原が、ズボンを下げて突然フロアに向かって尻を突き出し、ファンを沸かせた。_D025366_680.jpg

最後のMCでは「言い残したことはない」と言う庵原が、逆にファンに「言い残したことある人?」と耳を傾ける。フロアからの声を拾い、存分にファンとの会話を楽しむと、バンドは「最後の曲」と説明して“Honesty”を伸びやかに届けた。曲が終わると、そのままショートチューン“submarine”へとなだれ込み、ファンを喜ばせた。さらにアンコールで再びステージに登場した彼らは庵原が「ダブルアンコールとかやるつもりないんで」と前置きして、“Long for the Blue moon”、“Lamp”、“BASIC”、“Stop the crap”の4曲を一気にドロップ。彼ららしい、タイトかつ遊び心満載の演出で最後までファンのテンションを引き上げ続けて、3人は笑顔でステージを降りた。_D030310_680.jpg

<セットリスト>
■NAMBA69
01. THE WIND OF CHANGE
02. LOOK UP IN THE SKY
03. LET IT ROCK
04. SUMMERTIME
05. MANIAC
06. TAKE ME HOME,COUNTRY ROADS
07. 新曲
08. PUNK ROCK THROUGH THE NIGHT
09. HEROES


■SHANK
01. Surface
02. Mighty Clash
03. Good Night Darling
04. Life is...
05. Cigar Store
06. Hope
07. Take Me Back
08. Time is…
09. Frustration
10. Wall Ride
11. Movie
12. 620
13. Departure
14. Two sweet coffees a day
15. Weather is Beautiful
16. From tiny square room
17. Keep on Walking
18. Restart
19. TOP WATER
20. My sweet universe
21. Love and Hate
22. Don't let me down
23. It’s not a game
24. Set the fire
25. Honesty
26. submarine


en1. Long for the Blue moon
en2. Lamp
en3. BASIC
en4. Stop the crap


>>SHANK OFFICIAL HP
>>NAMBA69 OFFICIAL HP




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