このサイトはJavaScriptがオンになっていないと正常に表示されません

04 Limited Sazabys “Human Communication tour” LIVE REPORT!!

04 Limited Sazabys “Human Communication tour” LIVE REPORT!!
MAGAZINE

04 Limited Sazabys “Human Communication tour” LIVE REPORT!!

Report by Oh-mori

Photo by Viola Kam (V'z Twinkle)



2017.08.07 “04 Limited Sazabys Human Communication tour”@渋谷 TSUTAYA O-EAST




行ってみたい土地を舞台に、新たな出会いを求めて対バン形式でライブを繰り広げるというコンセプトの今ツアー。彼らはライブで初めて訪れたという青森・八戸、宮城・石巻、島根・松江、鳥取・米子の4都市と東名阪の計7ケ所で、All Found Bright Lights、teto、Cloque.、女王蜂、岡崎体育、yonige、BiSH、COUNTRY YARDと競演を果たした。

セミファイナルとなったこの日は、yonigeと岡崎体育という、GEN(B, Vo)いわく「絶望と希望のバランスが絶妙でナイスセンス」な2組を迎えて行われた。エモーショナルなバンドサウンドで観客を魅了したyonige、ユーモラスなパフォーマンスで場内に笑いと一体感を生み出した岡崎体育ののち、この日の主役・04 Limited Sazabysが登場。GENが伸びやかなボーカルで夏の終わりのさみしさを歌った“Letter”を1曲目に届ける。演奏が終わると、場内からは大歓声が発生し、その声に負けじとRYU-TA(G, Cho)が「遊ぼうぜ!」とシャウト。バンドはKOUHEI(Dr, Cho)の繰り出すツービートから“climb”へとなだれ込む。同時に「待ってました!」とばかりに観客にも火がつき、フロアにはモッシュやクラウドサーフがひっきりなしに発生した。

さらにエッジーな“fiction”、KOUHEIの巧みなドラムソロでオーディエンスを魅了してから始まった“escape”と、確実に上達している演奏力も見せつけていく4人。RYU-TAとHIROKAZ(G)は縦横無尽にステージ上を動き回り、4人は互いに変な顔でみつめあったりふざけあったりと、楽しそうなムードをステージ上に生み出していく。
★★20170807_VK_10032_680.jpg

パンキッシュなナンバーを間髪入れずに畳み掛けていく4人の姿には、キャリアもジャンルもさまざまな競演者と共に各地を回ってきたことで、改めてライブバンドとしての自信と誇りを得た様子が伺える。また“labyrinth”から“ghost”へのつなぎでは、HIROKAZが曲に入る1音を何度も繰り返し、メンバー同士顔を見合わせながら、入るタイミングを見計らってみせるなど、バンドのキャリアと互いの信頼感を重ねたからこその遊びも随所に見られた。
★★20170807_VK_10057_680.jpg

MCでGENが「リリースを伴わないツアーなので、ふいに昔の曲が来たり、『え、この曲やるの?』とか逆に『あの曲やらないの?』って思ったりすると思う」と説明してた通り、ライブはレア曲も織り交ぜた珍しいセットリストで進行。パンキッシュな前半から一転、KOUHEIの手数のドラミングが光る“Night on”やダビーな間奏が印象的な“mahoroba”ではアダルトなムードを漂わせる。
★★20170807_VK_10320_680.jpg
さらに“Grasshopper”“imaginary”といったバンド初期のナンバーでは骨太なアンサンブルで、エネルギッシュな演奏を見せた。04 Limited Sazabysがライブハウスを中心にパンクバンドとして活動を続けてきたバンドでありながら、日本武道館に立ったり、「YON FES」という自主企画フェスティバルを成功させたりと、大きな舞台で活躍するに至ったのは、爽やかでパンキッシュなナンバーだけでなく、確実なテクニックの習得ののちに、エッジーなナンバーやアダルティなナンバーが生み出せるようになったことが大きい。それを改めて感じさせてくれる選曲だったように思う。

タイトな演奏シーンとは一転、MCではユルい会話が飛び交う。GENはひさしぶりに演奏した“ghost”に触れて「“ghost”あんまり知らんかっただろ」とファンにツッコんだり「『どうぶつさんたちだいしゅうごうだわいわいスペシャル』にようこそ」「yonigeの牛さん、ブタさんが……」と岡崎体育の歌詞をモジッたMCで笑いを誘いつつも、この日の競演者2組へ「本当に大好き」とあふれんばかりの愛情を語る。また、この日東京に台風が直撃していたことを受けて、GENが突然、先日焼肉屋で起こったガス漏れ事件の話を始める。「で、なんの話だっけ? ああ、ハプニングはワクワクするよねって話か」と締めるなど、自由な時間を作り出す。ライブはタイトに決められる4人が、MCでは収集のつかない空間を生み出すそのギャップも彼ららしい。また会場がTSUTAYA O-EASTだということにちなんで、04 Limited SazabysがデザインされたTカードをRYU-TAが使用していることを明かす場面も。GENは「今日は思い出ポイントとTポイントを貯めて帰りましょう」と巧みな言葉使いで盛り上げていた。

★★20170807_VK_10161_680.jpg

続きを読む




PAGETOP