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WANIMA " Everybody!! Tour" LIVE REPORT!!

WANIMA " Everybody!! Tour" LIVE REPORT!!
MAGAZINE

WANIMA " Everybody!! Tour" LIVE REPORT!!

Report by SUNEO
Photo by Yukihide”JON…”Takimoto


2018.2.1
WANIMA “Everybody!! Tour”
@神奈川 CLUB CITTA'


オリコンで1位を取ることより、曲がみんなに届いたことが嬉しい

昨年末には「みんな」を代表し紅白歌合戦への出演を果たし、1/17に発売したメジャー1stアルバムは見事オリコンチャート1位に輝いたWANIMA。”紅白””オリコン1位”という字面が並ぶと、なんだか遠い存在のように思えてしまうが、、、彼らは、ツアー初日をCLUB CITTA'、ライブハウスで迎える。柵前に大型クレーンが抜けるようなスペースが大きく空き遠くに見えるステージではなく、手を伸ばせば届き、声を掛ければ話し返してくれる、そんな距離感のライブハウスに立つ。

何もスタンスは変わらない。会場のBGMに高橋真梨子の「桃色吐息」が流れ、ステージ上に河童の着ぐるみが置いてあるのが見えた時にはさすがに「大丈夫か(笑)?」と思ったが、フロアを見渡すと、何も気に留めることもなく、これから出てくるWANIMAについて友達同士で嬉しそうに語っているいつものライブハウスの光景が広がっている。”JUICE UP!!のテーマ”が流れると、今まで友達と楽しそうに語らっていた人たちの意識は一気にステージに吸い寄せられた。魔法だな、これは。バックドロップが降りてくるとともにメンバーがはしゃぎにはしゃいでステージに現れると、ハンドクラップしながらバウンスバウンスでフロアが腸壁のように蠢いていた。「WANIMA」とKENTA(Vo&Ba)が語りかけると、「開催しまーす!」とフロアが鳴る。発売されたばかりのアルバムから”OLE!!””花火”を投下すると、フロアの上がっていく様にKENTAも歌いながら思わず堪えきれない嬉しさで笑ってしまう場面も。その光景になんだか「青春」という文字が浮かんできて、ステージ上のメンバーもフロアのオーディエンスに対しても「羨ましいな」という感情が生まれてきたのが、自分でも不思議だった。”Hey Lady”まで駆け抜けると、いつの間にかクラウドサーフでぐちゃぐちゃに。
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「みんな、最高すぎるよー」とKENTAがMCを始めると、KO-SHIN(Gt&Cho)は服のゴミをガムテープで取るマイペースさを見せ、突っ込まれる場面も。この距離感はホールでは味わえない、ライブハウスのものだ。ポジティブヴァイブスが伝わったのか、新しいアルバムからの”CHEEKY”はバウンスでフロアが揺れに揺れた。”つづくもの””いいから”と鉄板のWANIMAゾーンに入ると、ステージ上から煽らなくても、オーディエンスから自然と大合唱やコールが起こる。ともに作り上げてきたライブがここにあった。
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一瞬の暗転から、KENTAが突然ジョギングをしにステージから去ってしまったところに(!?)、スペシャルゲストが登場した。FUJI(Dr&Cho)改め、ナガブチツヨシさん!!実は登場する予定ではなかったとのことだが、これもライブだ。名曲”乾杯”をアドリブ込みで披露すると、会場が拍手に包まれた。
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WANIMAのライブを体験したことがある方なら、現場での対応力というか「ライブ力」を何度も目の当たりにしていることだろう。駆け足で今の現状まで上がってきたイメージを持つ人もまだまだ少なくないはずだ。それは当然で、ここまですごいスピードで、大きくなってきた。本人たちは変わっていないかもしれないが、取り巻く環境は著しく変化している。その状況下でも、ライブという、直接オーディエンスやファンと向き合うことに対して、真摯に考え、見えない努力をしてきたのだ。それを語ることはカッコ悪いことかもしれない。でも、ボクは敢えて言いたい。彼らは、ライブでの反応を真摯に受け止め、何層にもリハを重ね、練りに練ったライブ、みんなと向き合うライブ力を日々磨いてきているのだ。KENTAが「オリコンで1位を取ることより、曲がみんなに届いたことが嬉しい」と言っていたのは、間違いなく本心からだと思う。みんなの為に歌う、という言葉を口にしたこともあった。WANIMAの支持される理由は、ここが大きいと思う。
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ドラマの主題歌にもなった”ヒューマン”から”ANCHOR”を気持ちいっぱいに歌い上げ、みんなとともに創り上げたと言っても過言ではない”シグナル”を演奏すると、大合唱がフロアを埋め尽くす。いや、声が埋め尽くすのではない、それぞれの気持ちがフロアを埋め尽くしているのだ。WANIMAとしては珍しいバラード”SNOW”では、KENTAの表現力に驚かされた。KENTAだけではない、FUJI、KO-SHINがともに奏でるアンサンブルの表現力も。。。どこまでも成長を止めないバンドだ。”エム”でもそれは、発揮されていた。

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