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SiM “[A / The Sound Of Breath]発売記念特別ライブ" LIVE REPORT!!!

SiM “[A / The Sound Of Breath]発売記念特別ライブ" LIVE REPORT!!!
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SiM “[A / The Sound Of Breath]発売記念特別ライブ" LIVE REPORT!!!

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Report by SUNEO
Photo by Kohey Suzuki


2018.3.1
SiM “[A / The Sound Of Breath]発売記念特別ライブ"
@新木場 STUDIO COAST


“A / The Sound Of Breath”の発売を記念した特別なイベント。ご存知の通り、“龍が如く極2”のためにSiMが書き下ろした楽曲たちである。その記念ライブのオープニングは、お返しとばかりに“龍が如く”シリーズでの主人公“東城会元四代目会長”である“桐生一馬”が注意事項を申し入れる演出に、会場中が驚いたし、ゲーマーは鳥肌が立ったに違いない(笑)。

SEと共にバックに映像が流れるとメンバーが登場、最後にMAH(Vo)がゆっくりと現れると、まだ1音も出してないのに、リフトアップが上がり始める。「来いよ、ザコども!」と“龍が如く極2”のテーマ曲である“A”からスタートし、いきなりのカオスに。ドラムのキックに合わせてハンドクラップが起こり“THE KiNG”のコーラスでは、一糸乱れぬオーディエンスのコーラスワークも。このフロアの熱さにMAHも「暑い!」とレザージャケットを脱いだ。“NO FUTURE”“Abel and Cain”を続けざまに演奏すると、2階席まですでに暑い。フロアの熱量は計り知れないだろう。みなさん、飛ばし過ぎです。
「久しぶりの曲もやっていきます」と“Fallen Idols”、「みんな、手を挙げてくれ!モンキーダンスしようぜ!」と“GUNSHOTS”と、ライブでの定番曲を次々に披露し、オーディエンスとの一体感をより強めた。一瞬の間から、映像が切り替わるとYOU TUBEで何万回転してるんだって位の見慣れた映像が流れ、フロアも一気に沸く。お待ちかね、“Amy”の投下だ。フロアもカオスなら、ステージ上もカオス。SHOW-HATE(Gt)やSIN(Ba)が縦横無尽に動き回り、広いはずのスタジオコーストのステージが足りないんじゃないかと思うぐらいの狂いっぷり。フロアとステージの相乗効果で、また一段と会場の温度を上げた。

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「久しぶりの東京でのライブです。寂しかったでしょう?いろんなバンドのライブに行ったでしょう。でも、満たされなかったでしょう?ぽっかり空いた穴、埋めに来ました。ザコども掛かって来い!」とMAH。ツンデレがひどい(笑)。“TxHxC”では、会場の至る所にサークルピットで元気いっぱいのKIDS感ある雰囲気を作り出したかと思えば、“paint sky blue”では妖艶さを醸し出す。自身をレゲエパンクと称しているSiMだが、ラウドやダブ、エモやスケール感のあるロックなど、、、本当にあらゆるモノを昇華している。その振り幅がこの瞬間でも感じ取ることができる。「大きな輪を!」と叫び、“FUCK iT ALL”を演奏。「横浜アリーナのDVD見た人いる?」もちろん、ほとんどのオーディエンスが見ている。ここスタジオコーストでその再現をしようとしているのだ。「ここから30秒間だけMOVIE撮っていいよ」とMAHが発した事によって、すでにSNSでは拡散されていると思うが、それはそれは偉大なサークルピットがお目見え。正直、会場内で、画面越しでそれを見ているオーディエンスが信じられなかった部分はあるが、この現象を共有したくなる気持ちも分かる。だが、画面越しで見た方々には、たかだか数インチの中で感じるのではなく、現場で、可能であれば、サークルピットの中で体感して欲しい。だから、SiMのライブに行くべきだ!
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今回は宙吊りワイヤーアクションなし(笑)のGODRi(Dr)のドラムソロ後、MAHが徐ろに今回のイベントのきっかけにもなった楽曲に対して語り始めた。「(この曲は)みんなが、それぞれの人生に当てはめて感じて欲しい。力にしてもらえればいいかな?って。そんな曲を書く機会を与えてくれた“龍が如く”のスタッフ、チームに感謝しかありません。」と、“The Sound Of Breath”へ。ステージから放たれた音と光に乗せたメッセージに、吸い込まれるように聴き入るオーディエンス。まるで天国に近づいたかのような空間だった。
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しかし、すぐさま地獄に連れ戻される。“ANTHEM”“MAKE ME DEAD!”でグッチャグッチャのフロアに。DEADPOP FESTiVAL2018の開催について語り、来たことがないというオーディエンスがいると分かると「死ね!」と一喝しつつも、「来てよ~」と甘え口調でお願い(笑)。普段見ていないと言っていたTVを1か月間見ていた影響だろうか?悪魔と称されたMAHに人間味が(笑)!「(DEADPOP FESTiVAL2018に)SiMのファンが来てくれないと始まんないでしょ?」と焚き付けていたが、そんなことしなくても、このフロアにいるオーディエンスは間違いなく行くだろうなと思った。ここまでのライブを見せつけられたら、体感したら、絶対に来る。
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ワンマンだから、とリクエストを受け付けるような素振りをしつつ、セットリスト通り(笑)、キラーチューン“KiLLiNG ME”を演奏。two-stepも踏めないくらいのパンパンのフロアに「座れ」とは無理があったが、、、一斉にバウンスも成功させた。またもや、リクエスト??と会場がその気になると、遮るように、テレフォンコールが!“Fall In Love With You”には待ってました!というオーディエンスの反応だったから、リクエストを裏切るような感じでもなく、オーディエンスのことを考えているSiMのセットリストについていけばいいんだ!という気持ちすら芽生えさせただろう。「目に見えるものを信じていこうという曲です」と“Murderer”を演奏。「イントロからダイブとか危ないんで」とMAHが前振りをかますと、リフトの壁が2重3重と立ち上がり“Blah Blah Blah”を待ち構えている。曲が始まると、、、想像通りのクラウドサーフのビッグウエーブにフロアはぐちゃぐちゃに。「生きていくってことに大事なのは、自分より強い奴に会っても立ち上がる強さを持つこと。勝つことよりも負けないこと。」と語り、“Get Up, Get Up”を演奏し、本編は終了。

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が、先にMCで漏らしていた通りに、アンコールを決行。リクエストのことに話が及ぶとSHOW-HATEからは「1stの曲弾けない(笑)」との言葉が漏れ溢れ、笑いを誘った。途中、MAHがギターを弾くレアな場面もあったが、そのプレイぶりのあまりの完成度に1stでギターを弾いていたという事実を疑われる事態に(笑)。パンクやラウドは畳み掛けるような、鼓舞するようなMCや演出、またはその姿勢が多い。実際、今までのSiMはそんな雰囲気だったと記憶している。だが、今回はこのアンコールを迎えるまで、何度となくその概念を覆し、オーディエンスと対話し、時にはおちょくり、時には励まし、と、寄り添うというか、仲間と接するような雰囲気でライブしている。「ツンデレでも頼れる兄ちゃん」像とでも言うべきか、何にしろ以前より、人としても大きいSiM像を見せてくれたと個人的に思った。「夜を越えて行こう。朝を待つんじゃなく、自分から朝を迎えに行こう」という言葉にも以前より説得力がある。過去に大切な曲ができたと言っていた“EXiSTENCE”と“f.a.i.t.h”を披露し、本イベントを締めた。

随所に感じられた人間的(?)な成長が、SiMにとって大きな力になっていることは間違いないと思う。何か一つ「超えた」なという印象が強く残った。それに加えて、全場面を通して、ライティングにしても映像演出にしても、会場に失礼な物言いになってしまうが、スタジオコーストでやるレベルのものじゃない!って感じでアリーナクラスの演出を見せてくれた。そして、それに無理がない。背伸びをしている感じがない。正直、ここまでを想像していなかった。GREATEST SHOW!!と叫びたくなるショウだった。でも、最後までライブしていたSiMは、やはりライブバンドだなとも思った。
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SiM、新章突入。これからどうなるか、想像と見えない壁を超えていく姿が目に浮かぶ。





[SETLIST]
01.A
02.THE KiNG
03.NO FUTURE
04.Abel and Cain
05.Fallen Idols
06.GUNSHOTS
07.Amy
08.TxHxC
09.paint sky blue
10.FUCK iT ALL
11.The Sound Of Breath
12.ANTHEM
13.MAKE ME DEAD!
14.KiLLiNG ME
15.Fall In Love With You
16.Murderer
17.Blah Blah Blah
18.Get Up, Get Up

en1.EXiSTENCE
en2.f.a.i.t.h




>>> SiM OFFICIAL HP




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