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WANIMA " Everybody!! Tour FINAL" LIVE REPORT!!

WANIMA " Everybody!! Tour FINAL" LIVE REPORT!!
MAGAZINE

WANIMA " Everybody!! Tour FINAL" LIVE REPORT!!

Report by Ryo Tajima

Photo by TEPPEI KISHIDA / YUKIHIDE ”JON…” TAKIMOTO



2018.08.26 WANIMA "Everbody!! TOUR FINAL" @メットライフドーム




WANIMAの『Everybody!!TOUR』ファイナルはメットライフドームでの2デイズ連続ワンマン。最初にこのニュースをビルボードで見たときは驚愕というか「さすがはWANIMA……」としか言いようがなくって、"夏にここを貸し切りました!! ⬇︎"という看板に1人で「マジかー」と笑ってしまっていた。アルバム『Everybody!!』を携えて今年の2月にスタートしたツアーは全国の会場を巡りに巡って幾万の笑顔と感涙を誘いながら、8月26日、いよいよ千秋楽を迎えた。

この2日間。この場にいた誰もが思っていただろうが、めちゃくちゃ暑かった。記録的酷暑を極めまくっている日本列島の中でも格段に仕上がっていた。立っているだけでも、座っていたとしても汗は流れ落ちて体力を奪い去っていった。タオルは瞬時に汗で重たくなった。暴れたわけでもないのに入場までに2枚のTシャツが犠牲になった。酷暑の中に生まれた天然炎天スマイル×3万5千×2日。今思えば、あそこまで暑くて過酷だったからこそ、Everbody!! TOUR FINALは忘れられない記憶として心に留まっているのかもしれない。うん、控えめに言って地獄的楽しさであった。

西武球場前駅を降りた瞬間から、そこは120%のWANIMAワールド。「ワンチャン広場!!」には各ブースが展開され、右も左もWANIMA一色、改札を出た瞬間に心が踊らされた。特に目に留まったのは「ワンチャン!!カラオケ選手権~魂の叫び~」ブースだ。ここでは優勝者にKENTAとKO-SHINが2016年6月まで実際に使用していたマイクがプレゼントされる企画を展開していたが、大人も子どもも全身全霊でWANIMAの歌を熱唱しまくっていて、膨大な熱量が発せられていた。開場前なのに、そんなに汗だくになりながら過ごして大丈夫なのだろうか?? などと思ったのは私の杞憂。家族連れで来ていた人も大勢いたようだがキッズも楽しめるように配慮されたエリア展開もまたWANIMAらしい。3人はみんなのヒーローなのだ。"ファンを心から楽しませたい"という思いがあちらこちらから伝わってきた。『Drive』のジャケットに写されている車の展示を見たり、「ワンチャン食堂!!」で熊本スイカスムージーを買おうかなー、とか悩んでいるうちに開場時刻を過ぎていたので、行列に紛れてメットライフドームの門をくぐりに行った。入り口では"叩くだけで瞬間冷却"してくれるアレ、パンチクールというのだろうか? それのEverybody!! Tour Finalエクスクルーシブデザインを配布していて、こんなところからもファンを気遣うバンドの気持ちを感じたり。にしても、やっぱりドームは大きいなぁ……と思いながらスタンド側の通路を登っていき振り返ってみると、用意された巨大なステージを一望することができた。

ステージに施された装飾、パームツリーを模したモニュメントや配色から連想されるのは南国、圧倒的トロピカルな楽園だ。そのステージを覆うようにWANIMAのロゴが掲げられている。アリーナを見ても360度に広がったスタンド席を見ても、これから始まる祭りへの期待でソワソワしている様子。ライブハウスの光景と決定的に違うのは、各々、ドリンクやフードを片手に野球のゲームが始まる前さながらリラックスしているところだ。何か食べたり飲んだりしながらショウを見るって楽しいもんだ。"ライブなんぜよ……!!"と肩に力を入れて構えるのではなく、こんな風に何かを楽しむ姿勢でリラックスしてライブの開始を待つというのは、私にとっては珍しい体験。BGMはサザンオールスターズやTUBE、爆風スランプなど往年のジャパニーズ名曲群。ウケ狙いではない。この選曲が妙にマッチしてしまう空間だった。18時に差し掛かる頃、ステージに設置された巨大なモニターにWANIMAのロゴが映し出されて、一斉に溢れる歓声と拍手。運動会の駆けっこのテーマに合わせて注意事項が伝えられると、WARNINGのアラームと同時に5分前カウントダウンと、円陣を組もうとするWANIMAのムービーが流され、彼ららしいユーモアに溢れた演出に早くも笑い声が多発。さて、カウントは0:00を指して暗転、いよいよである。

定刻、オープニングで「JUICE UP!!のテーマ」が流れると同時に、メットライフドームが揺れるような歓声に包まれ、すでにスタンドエリアはジャンプの波。ステージ後方のモニター辺りから3人がタオルを掲げながらゆっくり姿を現し、Everybody!! Tour Finalが開催へ。KENTA(Vo/Ba)はステージを右へ左に走り回りながら、FUJI(Dr/Cho)のカウントから1曲目はスタートに相応しい「OLE!!」。
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スタンドエリアには爆音と共に水鉄砲が四方から発射され、興奮のボルテージを一気に頂点へ。KENTAによる「エビバデ ツアーファイナル! WANIMAとみんな、かーいさーいしまーーす!」の合言葉と同時に2曲目は早くも「BIG UP」、曲を終えると同時に「エビバデ ツアーファイナル、開催します!」と大事なことなので2度目の宣言と共に一瞬の暗転。その間、最初は耳鳴りかと思ったが、会場に流れているのは涼しげな風鈴の音色。

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