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Survive Said The Prophet "VR EXPERIENCE" LIVE REPORT!!

Survive Said The Prophet "VR EXPERIENCE" LIVE REPORT!!
MAGAZINE

Survive Said The Prophet "VR EXPERIENCE" LIVE REPORT!!

Report by Mame

Photo by Reiji Yamasaki



2018.09.07 Survive Said The Prophet "VR EXPERIENCE" @Zepp DiverCity TOKYO




VRの技術を使い、「ライブに足を運ぶことのできない人にもSurvive Said The Prophetのライブを体感してもらいたい」との意図で企画されたこの公演は、バンドにとって最大規模の会場であるZepp DiverCity(TOKYO)でのワンマンライブという形で実現された。

シューティングライブ当日は会場内に、確かに普段以上にムービー撮影用のカメラが用意されていたが、ライブはと言えば、いつも通り、ダイナミックで、嘘のないライブだった。9月26日にリリースされるニューアルバムの1曲目を飾るインストゥルナンバー「s p a c e [ s ]」が流れると、暗転した場内にはレーザーが飛び交う。
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緊張感を遮るようにYosh(Vo)、Yudai(B, Scream)の2人のシャウトと共に「Lost in Time」が投下され、場内は一気にヘビーなムードに。続く「Fool's gold」ではShow(Dr)の繰り出す重厚なドラミングにあわせてファンはジャンプしたり、ヘッドバンキングをしたりと激しく動き回る。テレビアニメ「BANANA FISH」のオープニングテーマ「found & lost」ではカラフルな照明がステージを彩り、会場はポップな雰囲気に包まれた。曲間の暗転時には、蛍光色で縁取られたメンバーのお立ち台が浮かび上がるなど、やはり彼らのライブは音だけでなく視覚的にもこだわり抜かれており、「ライブを観たことがないファンの人に早くこのライブを体感してほしい!」と思わずにはいられない。

ブルータルなムードはファンが体を揺らした「When I」で一旦打ち切り。続く「Conscious」ではTatsuya(G)、Yudai、Ivan(G)が肩を寄せ合うようにお立ち台に座って、和やかにプレイする。同曲で生まれた穏やかな雰囲気は「Follow」にも引き継がれ、Yoshの優しい歌声にあわせて観客も合唱をした。

彼らの名前を一気に全国区へと押し上げた、劇場アニメ「コードギアス 反逆のルルーシュIII 皇道」の主題歌「NE:ONE」で場内の期待感をさらに高めて、ライブは中盤戦へ。「HI | LO」ではTatsuyaがメロディアスなギターソロで観客を酔わせ、「Tierra」では楽曲の持つ妖艶なムードを引き立てるように緑と赤のミーラボールが回転。観客は曲ごとの世界観に次々と誘われていった。
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再び場内が暗転すると、今度はフロア後方からYoshの「Zepp DiverCity!」との掛け声が。PA卓付近に用意された小さなステージにYoshとIvanが立っていることに気付いた観客は驚きと喜びを隠せず、会場はざわめきに包まれる。その様子を観たYoshはいたずらっこのように笑いながら「前もうしろも全員ファミリーだよ!」とシャウトし、オーディエンスを喜ばせた。そしてIvanのアコースティックギターでの伴奏に乗せて「3 a.m」をしっとりと歌唱。
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後半のシンガロングパートではメインステージでTatsuya、Yudai、Showが演奏に加わる。そしてファンが彼らの演奏にあわせてより一層大きな声で歌っている間に、サブステージにいたはずのYoshとIvanもメインステージに移動していた。会場が一体感と感動的なムードに包まれると、バンドはラストスパートとばかりに、さらに壮大な「UPLIFTED」「MIRROR」を続けた。
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そこでキレイに終わらないのがSurvive Said The Prophet。ストロボが点滅しスリリングなムードが漂う中にラウドなナンバー「Network System」を投下し、Yoshの「カオスを作りましょう!」との言葉通り、観客は大暴れしてライブを全身で堪能していた。演奏が終わるとYoshが「最高だー!」と破顔して、ライブはフィニッシュ。
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シューティングライブということで、アンコールは行われなかったのだが、Yoshは「s p a c e [ s ]」のレコ発ツアーファイナルとして来年2月にマイナビBLITZ赤坂にて行うワンマンライブに言及し、「約束する、赤坂BLITZのほうが半端ねえから!」と言い残してステージを去った。

ライブ中、Yoshはこの日の公演が多くのスタッフの協力のもとに成り立っていることを説明し「そういうやつらが拍手をもらえなかったら何も変わらねえぞ。音楽に人生を捧げてる人に拍手を」と、ファンからスタッフへの拍手を求めた。よくツアーファイナルなどで、アーティストがスタッフ陣へ感謝を伝えることはあるが、Yoshのこの言葉と拍手を贈る意味は、たぶんほかのそれとは違う。個人的にも思うことがあるんだろうし、バンドが環境を変えていく理由をファンにもきちんと理解してもらい、共に大きくなっていきたいという気持ちが込められているんだと思う。Survive Said The Prophetというバンドは、新しい環境での不安や、少しずつ状況がよくなっていく喜び、ライブでの一体感や楽しさなど、バンドのすべてをファンと共有していきたいのだ。この日のライブだけでなく、そんな日々やバンドの成長なんかも、VRで体感させてほしいくらいだ、けど、それは技術ではどうにもならないので、彼らから目を離さないでおきたいと思う。



[SET LIST]
・s p a c e [ s ]
01. Lost in Time
02. Fool's gold
03. found & lost
04. When I
05. Conscious
06. Follow
・p a c e s [ s ]
07. NE:ONE
08. HI | LO
09. Tierra
10. 3 a.m
11. UPLIFTED
12. MIRROR
13. Network System


[Release INFO]
New Album「s p a c e [ s ]」 
発売中
初回仕様限定/通常盤:CD only ¥2,500+tax / SRCL-9939
【初回仕様】クリアシート仕様

トラックリスト
01. s p a c e [ s ]
02. T R A N S l a t e d
03. S P I N E
04. Right and Left
05. found & lost
06. p a c e s [ s ]
07. NE:ONE
08. The Happy Song
09. UPLIFTED
10. s t i l l b e l i e v e




>>Survive Said The Prophet OFFICIAL HP




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