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NOISEMAKER “MAJOR-MINOR” INTERVIEW!!

NOISEMAKER “MAJOR-MINOR” INTERVIEW!!
MAGAZINE

NOISEMAKER “MAJOR-MINOR” INTERVIEW!!

やっぱり根にあるものはロックとかオルタナとか

ーー次、“Dry”。これも東京で感じたことを題材に?

AG:そうっすね。今生きてて、感じてることですかね。

ーー「欲しても欲しても満たされることはない」ということを?

AG:そうっすねー、物欲もそうだし。なんか…物で溢れてるじゃないですか。あとSNSもそうだし、いいねの数も最近消えてるじゃないですか、試験的に。で、前言ってたけど、若い子がそれが欲しいが為にいろんな突拍子もないことをしたりとか。過激なことをしたりとか。俺も街へ行って「あれ欲しいな」とか「これ欲しいなー」とか「この服欲しいなー」とかなんぼ手に入れても全然満足しないだろうし。ある時、街に行った時に物でいっぱい溢れてるのに、何も無く感じたんですよ。めっちゃ物あるのに、何も欲しくないみたいな感覚になった時に面白いなーと思って。映像から入ったんですけど、自分が海にいた時に目の前にめっちゃ水あるのに喉乾いてるけど飲めない。飲んだとしても飲んだら飲んだだけ喉が乾いてくるみたいなのと一緒だなーっ、面白いなって思って。海にいるのを例えて書いた、みたいな曲ですね。

HIDE:“スーパードライ”にして欲しかったけどね。

AG:いやいやまた始まった(笑)。

HIDE:さっきのインタビューでビールのCMみたいな話になったんですよ。ドライだけに~みたいな。アサヒの為に書いたんですよ~って冗談で。スーパードライにして欲しかった。

ーー曲に関して言うと、サビでは“Dry”を繰り返してて、ちょっと揺れる感じのメロディになってますよね。 NOISEMAKERの曲聴いてると、上手いところで「その揺れ」を使ってるなっていうことを感じます。だいたい大きく突き抜けていくところをわざと揺れさせ、力を抜いてるというか。特徴があるメロディになってますね。

AG:HIP HOPも大好きだから。HIP HOPに入ってるサビのメロディとか、RBとか、USのポップスとのメロディ凄いと思ってて。ロックに無いメロディの付け方するな~って。凄いフックになってるんですよね。そういうのがやっぱり好きなんで。ロックバンドでそういうのやってる人なかなかいないから、ただ足しただけじゃくっ付けたみたいになるんで、それを上手い具合いにNOISEMAKERの音として自然に聴けるようにって思って作ってますね。SADVENTURESのメロディもHIP HOPのシーンからの影響だし。そういう細かいのを歌の中で超意識してますね。
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ーーちゃんと自分たちの特徴を自分たちで分かってて表現してるなって、この“Dry”もそうだし、“MAJOR-MINOR”にも感じてます。曲作るの絞りきって出しづらくなったとか言ってましたが、NOISEMAKERらしさを表現することが年々、上手くなっていると思います。「今回は。この引き出しっしょ!」みたいなイメージで。

AG:引き出しもう1個しかないっ!みたいな(笑)。

HIDE:なんか見つければね、Keyが。さっきAGが言ったSADVENTURESのメロディみたいに、「こんなのやってみない?」ってなった時にそこに向かえるから。なんかやりたいこととかチャレンジしたいことが見つかれば早いんですけどね、出来るのは。曲は余裕で作れるんですよ、なんでも良ければ。ただKeyになる物とかカッコイイ曲を作るってなったら別の話。

ーー良い曲ですよ!2曲とも!!

AG&HIDE:ありがとうございます!

HIDE:そうですよね?(笑)。

ーーまた日本語を良い具合に差し込んでますが、以前は「思い切って日本語入れましたか?」って聞かなきゃいけないかな?という雰囲気でしたが、今回はより自然な日本語の絡み方でしたね。

AG:あーそうっすね。

HIDE:これ日本語っぽくないっていうのをね。

AG:日本のHIPHOPも好きで聴くんで、言葉のワード、とか流れ方、好きなんですよね。でもなんか日本語でやっぱり下手くそな人は下手くそで、いろいろいますけど。日本語のこの流れも、入れるところは入れたいってなって。チャレンジで。Aメロのこの英語の感覚と似てる響きで如何にみたいな。それはやってて楽しいっすね。

ーー日本語ってやっぱり難しいから、英語で作った意味と内容を日本語に照らし合わせて同じ音数に乗せていこうとするとかなり無理が生じますよね。。。これを違和感なく表現できているのは凄いと思います。

HIDE:プロですからね。

AG:最近もうほんと(リリックを絞り出すのに)ボロ雑巾になりそうですけど(笑)。

一同:(笑)。

ーーちゃんと練りに練ってますよね。

AG:逆にいえば、日本語を無理やり入れることもないし、俺らは。ハマるところに入れるから。

HIDE:場合によっちゃ2種類用意してるよな、英語と日本語と。

AG:そうそう。1回全部英語で書いちゃって。

HIDE:「どっちがいい?」みたいな。

AG:で、歌って。それも結構変なところあるんですけど、「これ、全部英語で歌っても普通だな」みたいな。それこそもっと違う誰にも出来ないことみたいな。「日本語ここに入れた方が良いんじゃない?」みたいな。せっかく英語で書いたのにって思いながら(笑)。

ーー(笑)。

AG:でも自分も「うーん、確かにこれ全部英語ってなんか普通だなーー」って。

HIDE:1Bだけ日本語入れて2入れないみたいな感じで最初歌ってもらって、聴いた時に、「あれ、日本語来ないんだこっち」みたいな。分かってたんだけど、いざ聴いてみると。

ーー弊社の事務所は辛口の批評家が揃っているんですが、新曲をもらって流していると、NOISEMAKERだけは本当に「この人たちは本当に練ってる」って話になるんですよね。

AG:イヤーーーもう嬉しい!!

ーー「最先端の音楽も聴いてるし、ロックの王道も聴いてきた感じがしますね」とか言ってる事務所の人間もいました。

AG:めっちゃ嬉しい。

ーー“RARA”の時に事務所のみんな満場一致で「これ凄いアルバムだね」っていう感じでした。「けど、売れないだろうなーーー」とか言ってました(笑)。

一同:(笑)。

ーー弊社事務所のみんなが良いっていうものは大概にして売れてない(笑)。でも、ちゃんとNOISEMAKERは数字がついてきていて、シーンの反応も変わったなーって話にもなってたりしました。

AG:確かに時間が掛かるバンドですよね(笑)。

ーー(笑)。

AG:ジャケットだって、やっぱりクリエイターとかアーティストからしか連絡来ないっすもん。でも、嬉しいすね。曲作ってる人にそうやって言ってもらえるの。

HIDE:いろんなことをチャレンジはしてますけど、やっぱり根にあるものはロックとかオルタナとかさ、そういうちゃんとベーシックな物はちゃんと、HIP HOPも全部ちゃんと聴いてるのもあるし、混ぜるとは言わないけど、例えばHIP HOPが流行ったからいっきにラップにしてみる、全部ラップにしてみるとか訳わからないことはしないから。それはそれ。そしてうちはそこの畑から影響されてどう表現するかと。もちろんライブのことも考えてね、そういうのもあるから。そういうことを考えれば根っこは変わってないんじゃないかな、昔から。

ーー根っこ変わってないといえば、昔からBPMある程度安定させて、その中で縦(ノリ)を作ってってる曲をずっと作り続けてますね。ライブでも縦(ノリ)がやっと浸透してきたと感じてます。走ることしか出来なかったけど、やっと縦も、それから裏(拍)取れるオーディエンスも出てきたり。オーディエンスをライブで育ててるなって感じもあります。

HIDE:裏の取り方の講習会しようかな(笑)。

ーーなかなかオーディエンスには、ノリ方が伝わらないことが多いですが、徐々にNOISEMAKERのオーディエンスはそういうの分かり始めてる人たちがちらほら出てきたかなって思ってます。

AG:そうっすね。俺らやってることってさ、BPM遅いじゃないですか。正直他の日本のバンドに比べたら。だから暴れられないとか、ライブの楽しみ方がよくわからなくて「NOISE微妙だ」って昔は弄られてたと思うけど、最近は「縦ノリで楽しい」とかやっとこの音楽性気づいてくれた人が増えてきたなって。”Wings”とか出した時にあれのノリ方ってこう(拍を倍に取るノリ方)じゃないですか。で、ファンはやっぱ最初わからないんですよ。俺が好きなのは”倍テン”で何万人がウォー!ってやってるのじゃないですか。これ昔のロックシーンで見たシーンだなと思って。レイジとかああいうとこのシーンがバウンスしてるとか今の時代はHIP HOPで起きてるから、これもう1回ロックシーンに持って来たいなっていうのでやってて。大阪でライブやった時にほとんどのファンが最初こうだったんですよ。でも真ん中ら辺にイケてる男がこうやって(”倍テン”/拍を倍に取るノリ方)やってて「お前わかってんな!!」みたいな。
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HIDE:チャラいヤツが分かってる。

AG:「分かってんなおい!!絶対そういう音楽好きだろ!」みたいな。

ーーちょっとずつそうやって広がっていきますからね。分かんない物に対して恐怖感がみんな凄いあるから、それが1回入ると、、、浸透も早いですよね。

HIDE:“Wings”もね、今考えたら不思議な曲だよね。この前聴いたけど。

AG:カッコイイよね?

HIDE:カッコイイカッコイイ。

AG:自分で言うのもなんだけど、あれヤバイよね。

HIDE:あれ、どうやって作ったんだろうね(笑)。

AG:確かに。

ーー追い詰められて作ったんじゃなかったでしたっけ(笑)?

一同:(笑)。

HIDE:いっつもいっつも(笑)。

ーー最後にライブのことを。ツアーとなるクアトロ3本。今回3公演を連結したアートチケットになってますね。

HIDE:前回も一応やったんですけど、今回はビックリマンシールみたく繋げられるかなって(笑)。

AG:ビックリマンシールっていう辺りも世代バレちゃうから(笑)。

HIDE:今、アートチケットって、昔から出来たらしいんですよね。でも、みんなアー写乗っけたりとか、バンドのロゴ入れたりとかして。まぁ結構お金も掛かっちゃうからお客さんに対して、送料が別に。だから最近少ないんですよ~って言われてたんですけど、俺らこういうアートとかジャケットとかもこだわってるんで、このライブ行ったよ~っていう記念に残せるものが出来たらなと。これもアートとして。これだけの為に作ったから。だから他のバンドとは違う、でもなんかこうこのライブお祭り感がこう、行って楽しかったっていうのをお金を掛けずにアイデアだけで出来ないかなーってやりました、今回も。記念品なんで。こだわり過ぎた。でも楽しいっすよね、こういうの。

AG:もらった方も嬉しいけどね、自分の好きなバンドのこういうチケットとか。

ーー梅田のクアトロは縦揺れに弱いからNOISEMAKERは気をつけたほうがいいかもしれないですよ。

HIDE:床抜けるんじゃねぇか。

ーー梅田クアトロは振動で酔う事ありますよ。

AG:あ、そうだ、やったね。

HIDE:NOISEMAKER禁止!って言われちゃう。出禁!つって。

ーー3本のツアーをどう作っていこうと考えてますか?

HIDE:そうっすねー、今回のシングルにDVD付いてるんですけど、TSUTAYA O-EASTワンマンのDVD。結構照明とか映像とかフラッグ落としてみたりとかこだわったりしてるんですけど、東京を豪華にしがち。分かるんですけど、他の名古屋とか大阪、今回東名阪だから、均等にしたいなって思ってるんですよね。

AG:出来ることはね。

HIDE:うん。やっぱり東京に住んでない人もいるし、東京に来れない人もいるじゃないですか、学生さんとか。でもそういうのも見せたいというか、同じ値段なら曲だけじゃなくて演出もそこまで出来ないかなーって。今回出来るか出来ないかわからないですけど、EASTぐらいデカイ訳じゃないから。でもそういうツアーにしたいと思って、クアトロクアトロクアトロっていう…平均させたいっていうそんな思いはあります、僕は。お祭り感出したいんですよねー、来て楽しい。

AG:純粋に楽しめるもの。

HIDE:フェス行ったらホットドッグ売ってるとかさ。

AG:ホットドッグ出しちゃう?

HIDE:本当そんな感じ。あそこに何も飲み物も売ってなかったら、音楽だけあって、ライブだけってつまらないかもな、と。フェスじゃなくて小さいライブハウスとかそこそこのライブハウスでも出来ることはあると思うんですよ。でっかいフラッグ作ってみたりとかして、会場入る前に旗があったりとかさ、やってるバンドいるじゃないですか。それだけでちょっと来たなーっていう。やっぱり俺、ライブちょいちょい見に行くけど、せっかく自分の看板のライブなのにフラッグ無かったり、「これ何?今日ライブハウスのイベント?」みたいな空気感もどうかなぁと思って。

AG:あれでしょ、ディズニーランド行く時の入り口くぐる気持ちでしょ?

HIDE:あーそうそうそうそう。

AG:「来たーーーーー!!」みたいな。

HIDE:やっぱりアイデア、常日頃考えとかなくちゃいけない、曲作るとかと別に。自分が行ってどう感じるのかなーとか。

ーーその思いはクアトロの3本で表現されるであろうって思って大丈夫ですか?

AG&HIDE:大丈夫です!!

HIDE:なんかやっぱり考えますよ。それこそあのデザインチケットもそうですし、考えます。例えばさSHADOWSのさ、今日のMVPみたいにさ、ステージに上げてさ、Tシャツあげるとかさ。

AG:あれも良いよね~。

HIDE:そういうなんかちょっとしたことなんですよね。今日誕生日のヤツ~とかさ、ステージに上げてなんかそいつだけ一緒に写真撮ったっていうバンドもいるし、そういうちょっとしたサプライズとか特別感とか考えるべきじゃないかな。

AG:何かしらプラスアルファできたら。3本とも照明とかクアトロで出来る限りのこと、詰め込んで。今NOISEMAKERが培って来たもので最強のセットリストで最強のセットでこの3本やるっていう。これを見逃して欲しくないですね。この先に繋がるだろうし。
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[RELEASE INFO]
"MAJOR-MINOR"
Single+DVD
¥1.800+tax
VPCC-82665

Single
1. MAJOR-MINOR
2. Dry

DVD

「RARA TOUR」FINAL @TSUTAYA O-EAST
1. RARA AVIS
2. NAME
3. THIS IS ME
4. Change My Life
5. Something New
6. YayYayYayYayYayYayYayYay
7. SADVENTURES
8. One Day
9. Dharma Light
10. Flag
11. To Live Is



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