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OLEDICKFOGGY "POPs" INTERVIEW!!

OLEDICKFOGGY "POPs" INTERVIEW!!
MAGAZINE

OLEDICKFOGGY "POPs" INTERVIEW!!

SHANKに足を向けて寝られない(笑)。

――《誰かに向けた幾つものメロディー かき消されてゆくこの街の輝きに》の《幾つものメロディー》は、OLEDICKFOGGYの曲のことなのかなと思うのですが、《かき消されてゆく》と感じることがあるわけですか?

伊藤:そうですねぇ(苦笑)。一番印象に残っているのは、SHANKと初めてツーマンした時の……

大川:ハハハハ。

伊藤:お客さんに何も伝わらかなかった感と言うか、ソールドアウトした会場に我々が出ていって、微動だにしないフロアを見た時の……

大川:京都MUSE だったよね。

伊藤:無音にかき消されるという。俺たちのメロディーをかき消すには音なんて要らない……それくらいの圧力を感じましたね。あの時はちょっと辛かったけど、それから何回もSHANKとやるようになったんですよ。もうちょっとがんばろう!ここで折れたら負けだ!と思って(笑)。きっと何人かは、いいと思ってくれたけど、周りも静かだから……

大川:あまり騒げないみたいなね。



――2曲目の「春を待つように」がMVになるそうですが、普通に考えると、バンドのステートメントにも聴こえる1曲目の「Grave New World」のMVを作って、リード曲にするんじゃないか、と。メランコリックな「春を待つように」をMVにしたのは、どんな考えからだったんですか?

伊藤:今までバラードのMVがなかったんですよ。

大川:もちろん、曲もすごくいい感じに仕上がったっていうのもありますけど、それだよね。

伊藤: TAKEが抜けるから、そういう歌に聴こえるんじゃないかなとも思って、なんかいいかなと思いました。

――曲がいい感じに仕上がったというのは、たとえば、どんなところが?

大川:メロディーと歌詞はヒロ君が作っているから、さすがだなって感じなんですけど、それに合うオケがちゃんと周りの雰囲気も含め、録れたんじゃないかな。バラードなんだけど、サビがちゃんと盛り上がるバランスもすごくいいし、そのサビもサビ1、サビ2って続く感じは、これまでなかったからおもしろいと思うし。

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伊藤:スージー(E.Gt、A.Gt、Cho)が曲を作ってきたとき、これ、歌いたい!と思うくらいイントロからいいなと思ったんですよ。

大川:プリプロの時、さらさらとメロディーが出てきたもんね。

――《弱音を吐いたあの夜は 背中を押して欲しくて》と思ったことがあったんですか?

伊藤:そりゃありますよ。

大川:SHANKの時とかでしょ?(笑)

伊藤:それとか、京都大作戦の時とかね。初めてなんだから、普通、(ステージは)小さいほうだと思うじゃないですか。そしたら大きいほうだったっていう。会場に着いて、まだお客さんが入っていないステージを見た時は、楽勝じゃんと思ったんですけどね。俺たちの前がHEY-SMITHで。

大川:異常に盛り上がってたよね。

伊藤:それを見て、「一回みんな集まろう」って。だって、セッティングしている時は、2万人ぐらい集まるところに誰もいなかったんですよ(笑)。演奏し始めたら、それなりに集まりましたけどね。でも、それがきっかけでみんな知ってくれた。あれからですね、メロディックパンクの人たちとやることが増えたのは。

――バンドの状況が良くなって、大きなフェスティバルから声が掛かるようになったらなったで、そういうタフな状況に直面することもある、と。

大川:でも、京都大作戦のあと、大きなところで何回かやりましたけど、だいぶ慣れたと言うか、最初があれだったから、あとは大体、大丈夫みたいな気持ちにはなりましたね。

伊藤:コール&レスポンスができないんですよ。

大川:やったことないじゃん。

伊藤:だって、レスポンスが返ってこなかったらどうしようって思うから(笑)。

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――そもそも、コール&レスポンスをやりたいと思うタイプではないんじゃないですか?

伊藤:そうですけど、成功した時の気持ち良さをまだ知らないから(笑)。

大川:成功したらちょくちょくやるかもしれない(笑)。

伊藤:これ(手拍子)もやったことないですからね。

大川:(四條)未来(5string banjo)が京都大作戦で急にやったんだよね。そしたらけっこうやってくれてたよ。

伊藤:それを見て、やっても大丈夫なんだと思った(笑)。

――じゃあ、いつかコール&レスポンスをやる日が来るかもしれない?

大川:俺たちのワンマンみたいに敵がいないところでやったら成功するんじゃない?

伊藤:でも、そこで失敗したら俺はもう立ち直れない(笑)。

大川:そういうことか(笑)。

伊藤:ピック投げるのも最近やっと、ちょっと恥ずかしいけど、やるようになったんですよ。

大川:投げてる?

伊藤:投げてるんだけど、落ちてるんだよね、けっこう(苦笑)。で、スタッフの人が拾って持ってきてくれるんです。「これ、落ちてたんで」って。発見できないから落ちてるんだって俺は信じてるけど(笑)。

――ところで、1曲目の「Grave New World」の《掘り起こせ 愛の限り》というのは、明らかにバンドのステートメントですよね?

伊藤:最初に思いついたのは、《セメタリー》って言葉で、《君をセメタリー セメラレタリー》っていいねってところから始まっているんです(笑)。だから、最初からテーマがあったわけではないんですけど、世界平和について歌っているんです。

――《脆過ぎたのか この世界の絆 取り戻せ その時がきた》と歌っていますね。

伊藤:世界と言うか、それは友人関係だったりもするし、家族だったりもするし、恋人同士だったりもするし、そういう意味で世界と言っているんです。だからタイトルもそういう感じで、はい(照)。

――歌詞の幅広さも聴きどころですね。

伊藤:そう思います。歌詞はかなり時間か掛かってますからね。

――今回、バンドとして新たな挑戦はありましたか?

伊藤:プリプロが一番でかいかな。

大川:Phinは?

伊藤:ああ、そうだね。Phinというタイの楽器を使っているんですよ。「WHY」という曲で。

大川:「WHY」もいいよね。前作の『Gerato』のツアーの時にそこに入っている曲を、途中からPhinでやってみようってライヴで使い始めたんですよ。で、今回、ミニ・アルバムを作ることになったとき、Phinの曲を入れたほうがいいんじゃないかってなって。

伊藤:「WHY」はプリプロと全然違うんですけどね。

大川:歌詞もメロディーもね。プリプロで録ったやつも良かったんですけどね。

伊藤:最初は歌詞も歌い回しも江戸みたいな感じだったんですよ。そしたらTHE CHERRY COKE$の「火華〜HIBANA〜」という曲がそんな感じだったから、「変えて良かった。そのまま出していたらもろかぶりしてた」って(笑)。

大川:でも、作ってた時は、チェリコの、その曲は全然知らなかったんですけどね。

――それでタイっぽいアレンジになった、と。

大川:ドラムも最初、録ったものにタイっぽさを出すためにタイのモーラムって伝統音楽っぽいズタズタズタっていうのを後から重ねて、そっちがメインになるようにしたんですよ。あと、4曲目の「レインコート」はスージーが書いたんですけど、変拍子っぽいのは初めてなんじゃないかな。

――さて、そんな『POPs』をひっさげた「POPs TOUR 2020」が来年の1月11日から始まりますが、3月21日のツアー・ファイナルが新宿LOFTというのは、前回のファイナルが日比谷野外大音楽堂だったことを考えると、敢えてなんですよね?

伊藤:新宿LOFT、まだソールドアウトしたことないんです。今度はソールドアウトできるかもなんて思いながら、いつももうちょっと大きなところでやっちゃうんで、そうやってソールドアウトしていない会場がどんどん増えていってる。だから1個ずつ倒していかないと。

――でも、余裕ですよね?

伊藤:いやぁ、どうかなぁ(笑)。

マネージャー:でも、渋谷TSUTAYA O-WEST、ソールドアウトしてるからね。あそこも同じキャパなんだよ。

伊藤:ゲスト300人ぐらいいましたよね。

マネージャー:そんなにいないいない(笑)。

伊藤:新宿LOFT、大阪、名古屋とかはもちろんですけど、新潟、仙台、福岡なども全てソールドアウトにしたいですね。仙台はSHANKと行った時はソールドアウトでしたけどね(笑)。SHANKとは5回くらいやっているんで、だいぶお客さんもわかってきた。

大川:SHANKのファンも来るもんね。俺たちのライヴに。

伊藤:SHANKに足を向けて寝られない(笑)。

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――最後にツアーの意気込みを聞かせてください。

伊藤:今回、ほぼワンマンなんです。ワンマン連チャンって初めてなんで、大丈夫かな。ちゃんと体調管理に気を付けて、あんまり遊ばないようにしないと。でも、ライヴが終わって、部屋に1人で戻っても興奮してるから寝られないんですよ。結局、海外ドラマを見て、朝になるんですよね(笑)。

――大川さんはいかがですか?

大川:TAKEがとりあえず今度のツアーで最後なので……

伊藤:TAKEを見ながらやろうか。

大川:気持ち悪いでしょ、急に(笑)。

伊藤:打ち上げもTAKEが好きな物を食べられる店にしてあげてね。

大川:お酒飲めないから。

伊藤:シェイキーズでいいんじゃない?(笑)

大川: 2月15日の岡山県津山のK2は、昔から行っているハコなんですけど、移転するらしく、今あるところがなくなっちゃうんですよ。けっこう思い出深いハコなので、最後に行けるのも楽しみだし、すでに三重四日市など、ソールドアウトしているところもあるので楽しみですね。

伊藤:あ、ハニートラップに気を付けないと。

――ハニートラップですか?(笑)

伊藤:はい。俺たち、すぐ引っ掛かりますからね。リヴェンジ・ポルノなんてされたら困っちゃうんで、そこだけは気を付けないと(笑)

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“POPs”
01. Grave New World
02. 春を待つように
03. WHY
04. レインコート
05. 不毛な錯覚
06. 日々がゆく

Diwphalanx Records / PX350 / ¥2,273+Tax

OLEDICKFOGGY "POPs TOUR 2020"
1月11日(土)静岡 沼津POCO(ワンマン)
1月19日(日)高知 CARAVAN SARY
1月25日(土)埼玉 熊谷HEAVEN'S ROCK VJ-1
1月26日(日)群馬 高崎CLUB FLEEZ(ワンマン)
2月01日(土)新潟 GOLDEN PIGS BLACK(ワンマン)
2月02日(日)宮城 仙台ENN 2ND(ワンマン)
2月08日(土)広島 CONQUEST(ワンマン)
2月09日(日)兵庫 神戸太陽と虎(ワンマン)
2月11日(祝)東京 新代田FEVER
2月15日(土)岡山 津山K2
2月16日(日)大阪 心斎橋CONPASS
2月22日(土)福岡 博多QUEBLICK(ワンマン)
2月23日(日)三重 四日市CLUB CHAOS(ワンマン)
3月01日(日)愛知 名古屋CLUB UP SET(ワンマン)
3月07日(土)大阪 心斎橋BRONZE(ワンマン)
3月21日(土)東京 新宿LOFT(ワンマン / TOUR FINAL)





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