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interview

タイトル

GOOD4NOTHING "Someday" INTERVIEW!!

Interview by Chie Kobayashi


GOOD4NOTHINGが「Someday」のミュージックビデオを完成させた。このMVは公募して集まった“希望の写真”を使って作られたもの。写真は全部で500枚以上集まったという。さまざまな希望が詰まったMVについて、GOOD4NOTHINGメンバーに話を聞いた。

※取材はリモートで行いました。

みんなで1つのものを作る

――まずは今回「Someday」のミュージックビデオを作ることになった経緯を教えてください。

U-tan(Vo, G):コロナ禍のこういう状況で、何か俺らができることはないか?と考えて。新体制で発表した曲のうち「Someday」はミュージックビデオがなかったので、この曲のMVを作って発表することで、お客さんに元気を与えられるんじゃないか?という話になりました。

――「Someday」は2019年11月に発表されたシングル「NEW STORY」に収録されていますが、「I hope come back someday(和訳:また戻ってきますように)」という歌詞は図らずも、今の、外出やライブの自粛期間に響くメッセージですよね。

MAKKIN(B, Vo):たまたまですけど、今発表することでみんなそう感じてくれたらいいなと思いますね。受け取り方は自由ですけど。

――MV制作にあたり、写真を公募するという案はどこから?

U-tan:お客さんも含めてみんなで1つのものを作ることで、今の状況の1つの打開策になるのかなと。お客さんも前を向けるんじゃないかなと。

――写真はどれくらい集まったんですか?

スタッフ:5、600枚です。

U-tan:こんなに集まったというのは、単純にうれしかったですね。みんな同じ気持ちで我慢してるんだなと思ったし、「ライブができるようになったら楽しもう」と思っているのが伝わってきました。

MAKKIN:結婚式の写真もあれば、青春っぽいジャンプしてる写真とか、いろんなものがあって。どれも本当に希望のある写真やなって思いました。見てる俺らにとっても希望になりました。

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SUNE(Dr):僕らは力を貸してもらった側ですけど、お客さんにとっても前進になってるんじゃないかなと思いましたね。同じ共通点でいつも集まってる者同士が協力し合えてるという点で、すごく有意義なMVになった気がする。

――お金を出す以外に支援の方法があるという一つの見本にもなりますよね。

SUNE:そうですね。これを機に、じゃないですけど、こういうパターンもあるんだよっていう提示にはなったかな。

SUNEの“いつもの顔ぶれ”がこぞって参加

――集まった写真の中で、特に印象的だったものはありますか?

U-tan:結婚式の写真は印象に残ってますね。

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MAKKIN:妊婦さんの大きなおなかの写真も!

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U-tan:あったあった。希望を感じる画やなって思いました。あと仲間と写真撮ってるやつも「またあんなふうに楽しく遊べる日が来るように」っていう気持ちが伝わってきて……。僕も自分の写真を見返してたんですけど、早くライブしたいし、お客さんと会ってキャッチボールしたいなあって改めて思いました。写真ってすごいですね。

SUNE:僕は普段からTwitterで絡んでる“いつもの顔ぶれ”が「待ってました」って感じで参加してくれたのがうれしかったですね。現在の写真ではないにしろ、元気そうな姿が見られたし。

MAKKIN:いつもTwitterで絡んでる人ら?

SUNE:そうそう、その人らがいっぱい送ってくれて。アピールタイムみたいな気持ちもあったんだろうけど(笑)、心強かった!

――SUNEさんが普段からSNSを上手に使ってきた1つの結果でもありますよね。

SUNE:そうだと思います。そういう意味では、ライブハウスじゃなくてもできることはまだあるのかなと思います。

来年はパワーアップした「SAKAI MEETING」を

――バンドの近況についても話を聞かせてください。いろいろなライブが中止になっている中でもGOOD4NOTHINGにとっては、5月23日に開催予定だった「SAKAI MEETING 2020」の中止は大きいですよね。

U-tan:もちろん開催はしたかったし、1年間準備をしてきたから、悔しいことは悔しいんですけど、今は自分らも含めてみんなの健康が一番やから。ほんまに仕方がないっていう感じですね。

MAKKIN:中止のアナウンスをしたときに「申し訳ない」というコメントを出したんですけど、「謝らなくていいですよ」とか「メンバーが悪いわけじゃなくて、コロナのせいなんやからまた来年楽しみにしてます」とか、励ましの言葉をいっぱいもらって。今年はもうしゃーないので、来年はもっとパワーアップしてできたらと考えてます。

――自粛期間で改めて感じた、音楽やライブの力はどんなものですか?

MAKKIN:ないと寂しいんやなあと思いました。単純にライブがしたいなと思って。みんなに会って、ライブして、打ち上げして飲んで……っていうのがずっとないので寂しい。練習にも入れないし。ゆっくり制作に取り組める期間でもあるけど、制作も一人やと面白くないし。普段は当たり前すぎて、音楽とかライブのありがたみを感じてなかったんですけど、なくなったらやっぱり寂しいなと思いました。

U-tan:自分も含めてですけど、歌うと楽しいんですよね。気持ちを心の中から変えてくれるっていうか。どんよりしてるときでも、ちょっと大きい声で歌ってみるとか、大きい音で聴いてみるとか、それだけで全然違うなと思うし。だから早く今はライブの爆音を……聴きたいですね。何より、俺が大きい音を聴きたいんやなあって。

SUNE:生で体感するという点は欠落してしまうけど、CDやDVDで家でも音楽を聴いたりライブを見たりはできるじゃないですか。歯がゆいですけど、今はそれらをどう楽しんでもらうかということくらいしか僕らにはできることはなくて。ただ自粛が解除されて、ライブハウスがちゃんと営業できるようになったときに、お客さんやライブハウスに力を与えるのが僕らの使命なんじゃないかなと思うんです。自粛後にみんなを元気付けるのが大事だし、そのときに音楽の力が試されるんじゃないかな。

MAKKIN:お客さんだけじゃなくて、とにかくみんなに会って楽しみたいですね。普通に気を遣わんと人と会えるように。

SUNE:「SAKAI MEETING」が中止になったり、「京都大作戦」が中止になったりして、バンドマンのことを心配してくれるお客さんのツイートをよくみかけるんですけど、今一番大事にしてほしいのはそれぞれの健康。僕らは仲間同士支え合って、必ず現場に戻ってくるので、僕らのことは心配せずに、まずは自分とまわりの人の健康に気を遣ってほしいです。

U-tan:とりあえず今は健康でいて、自粛が明けたときにはライブハウスでみんなに会いたいですね。

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