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column

タイトル

SCENE by Photographer/Edit. Takashi Konuma 03

ライブハウスを記録するシーンの第一線で活躍するライブカメラマンたち。彼らがいなくては、その現場で何が起こっているのかが歴史として残らない。
SATANIC CARNIVALにおいても"SATANIC PHOTOGRAPHERS 写真展"が展示され、写真を楽しむことができる。だが、その1カット1カットには、フォトグラファーたちの思いがある。そのメッセージを写真だけではなく言葉でも知りたい。
この企画では、そんなシーンに関係するフォトグラファーに、この1枚の写真に、どんな思いがあるのか。語れる写真を紹介してもらう。
企画タイトルは"SCENE"。ライブ写真に限らず、風景や生き物、人や場所、彼らが撮影した写真群とメッセージを伝えていきたい。 今回はTakashi KonumaのSCENE、第3弾。写真を撮り続けること。


SCENE by Photographer Edit.Takashi Konuma 03


写真を撮り続けること


1回目に「UNITY」、2回目に「身体と心の距離感」をテーマに想いを表してみました。
3回目となる今回は「写真を撮り続けること」をテーマに想いを表して見ようと思っております。
1回目、2回目の寄稿については主にライブ現場で感じる自分の想いを書いてみましたが、3回目となる今回は もう少し自分自身にフォーカスを当てて書いてみようと思います。

皆さんは写真を撮るのは好きですか?

僕は写真を撮ることが大好きです。

徐々にライブ、コンサートがまた動き始めました。まだ以前の様な景色ではないものの、ガイドラインに沿って皆んなでまたあの非日常な時間を幸せに感じて、楽しんでいる光景が目に戻ってきました。ライブ現場が戻ってくまでの間、色々な写真を撮っていました。景色の写真やスナップ写真、Music Videoのオフショットやアーティスト写真など常にカメラを持って出歩いていた気がします。夏の時期にのんびりカメラを持って色々なものにカメラを向けていたのはもの凄く久しぶりのことだったので新鮮な気持ちになりました。

20200709_Crystal Lake MV(Disobey)オフ_389

20200715_Crystal Lake MV(Into The Great Beyond)オフ_2078

20201005_KOJI_20

20200831_花冷え。アー写(集合)_15

ライブ撮影以外に没頭していたことで思ったことは「やはり写真を撮ることが好き」ということを改めて思いました。人を撮る、景色を撮る、普段の街に流れている時間を撮る、一緒に作品を作り上げていく、どの場面でもその時を切り取るというのはシャッターを切った際のワクワク感は変わらず楽しいものです。同じ景色を見ていても自分のタイミング、イメージ、彩り、全てのシーンが自分の中での特別なものであり、人差し指を切った後に今でもワクワク感があります。それは友達同士で撮った時や家族で一緒に撮った時、何気ないものでも写真に収めた時に自分自身の特別な思い出の1つになっていると思います。

20200816_羽田空港_70

20200905_丸の内_16

20200907_原宿_21

20200928_忍野八海&山中湖_103

20200928_忍野八海&山中湖_171

もともと写真を撮り始めたきっかけは、19歳に始めたスキューバダイビングの水中写真や大学時代にひたすら旅を繰り返してその景色を撮ったり、旅客機が好きで飛行機を撮っていたりしていたので、割と生活している中でカメラが身近になっていました。その中でライブを撮るという非日常な光景、時間で凄まじい熱量の空間でシャッターを切るということに熱中し今に至りますが、今でも色々な初めての光景を覚えています。初めて撮ったライブの光景、初めて全国ツアーに行って撮った光景、初めて大きな会場で撮った光景、初めてフェスに行って撮った光景、初めて海外ツアーに行って撮った光景、今でもライブが終わって控え室に戻ってきても高揚感がなかなか収まらず、PCで撮った写真を見ながらワクワクしています。先日ライブハウスで8ヶ月ぶりにワンマンライブを撮りましたが、やはり終わっても高揚感は収まりませんでした。「ライブハウスに戻ってきたんだなぁ」と素直に感動していました。

20201007_MFS_1191

以前までは今のコロナの状況でなかなかライブが撮れない、ガイドラインに沿った状況下の景色に違和感やもどかしい気持ちがありましたが、今はそういうタイミングなのでしょうし、今の状況を受け入れながら今のタイミングしか見ることが出来ない景色が逆に見ることが出来るなと思っています。特に自分が担当させてもらっているバンドやアーティストのライブでは、ライブハウスでお客さんが居ないライブ、ライブハウスに椅子が整列して大声が出せず挙動だけで楽しむ光景は、ある意味今しか見ることが出来ない光景だと思っているので、お客さん、アーティスト、スタッフ、諸々に携わる方、カメラマンそれぞれが特別な時間を過ごしているなと感じています。もちろんまた今までのような汗で全身びしょびしょになって、声出し過ぎて声が枯れて、身体を動かし過ぎて筋肉痛になってしまうような日々が戻ってくることは今でも願っています。

20201007_MFS_1041

8月には大阪で行われた夏フェスの撮影に参加してきました。色んなバンドが参加し、それぞれのバンドに帯同してきたカメラマン、イベントオフィシャルのカメラマンとも再会することが出来ました。彼らのそれぞれのバンドを撮る姿も楽しそうで、何だかこちらも嬉しく思ったことを思い出します。SNS上でも配信ライブ等で色んな仲間が切り撮った写真を見ては勉強にもなるし、楽しくもなるし、何よりまた動き出せて良かったなぁと思いました。まだまだ自分もここから更に加速できる様に、見て思い出が蘇ったり、行けなかったけど行った気になったり、何より楽しいなぁと思ってもらえる写真を届けたいし、自分自身が毎回高揚できる時間を過ごせる様に頑張っていけたらと思っています。

20201008_MFS_330
Photographer Profile
Takashi Konuma

1981年千葉県生まれ。五感で感じるライブハウスでの光景、感情を吐き出すバンドマンやお客さんの表情、挙動、雰囲気。それらの“SCENES”を写真に残すべく沢山の人の縁に助けられながら、その日、その時間、その時の気持ちを形として共有出来る写真を目指しながら撮影活動を行なっている。2018年12月に自身初の写真集「SCENES」上梓を発表。現在も発売中。
https://takashikonuma.com/
https://www.instagram.com/takashi_konuma/
https://twitter.com/Takashi_Konuma


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