INTERVIEW

Knosis "THE ETERNAL DOOM" INTERVIEW!!

Interview by SUNEO
Photo by Knosis

怒りを音楽で表現する。


国内外から注目度の高いRYO KINOSHITAによるプロジェクトKnosisが2枚目のEPを11月に配信リリースした。ヨーロッパツアーを終え、帰国したRYO KINOSHITAに音源、ライブ活動についてインタビューしてみた。

 

EPタイトルをETERNAL DOOMにした理由はなんですか?

 

RYO:そもそもが、DOOM ETERNAL(ゲーム)からきてて。そのサントラを聴いて喰らって。ミック・ゴードンっていうオーストラリア人作曲家なんですけど、ゲームであそこまでハイパーなメタルをやるっていうところに、この界隈(シーン)全体的に衝撃を受けて(笑)。俺ももれなく(笑)、「やべえ!こいつ!」って思ったときに、Yosh(Survive Said The Prophet)がDOOMが大好きで。「そういうちょっとサイバーな雰囲気入れようよ」みたいな話から、今回の曲たちができていきましたね。SFシューティング、もちろんELDEN RINGDARK SOULSあたりもちろん含みつつ、それより近未来的なインダストリアルメタルに近づいていこう---っていうところから始まった上で、、、先に確かETERNAL DOOMっていうワードが、キーワードとしてEPのタイトルとして決まったんですよね。自分もだしYoshもどん底、もう地獄のような、本当にどん底にいたときの、あの感覚っていうのを1回全部吐き出すセラピー的な、前回作もセラピーでしたけど(笑)。前作よりも、よりダークなものを1回全部出し切って、膿を出そう、と。それに、自分たちもライブやってる中で、よりライブでみんなで盛り上がれる曲を作ろう!っていうところに至って。意識して結構バンド寄りなサウンドに仕上げていったんですよね。よりメタルっぽい感じの曲がどんどん出来て、その中で最初にもう「神喰」っていう曲は出来ていて、リリースもしてたんですけど。その中で残り2曲をどうしていこうかって考えてました。

前回のEPとは異なり、ライブからフィードバックされた楽曲が残り2曲に加えられたってことですね。

 

RYO:「厄災」をライブでそのバージョン違いみたいなのをちょこちょこやりながら、実は形を5回ぐらい変えてどういうアレンジがいいんだろうっていうのを、作り変えていって。インダストリアルでカオスな感じもありつつ、ベースにあるのはメロディックなちょっとスクリーモっぽいニュアンスっていうか。

 

「厄災」も何かモチーフがあるんですよね?

 

RYO:曲のタイトルから言うとゼルダの伝説からきてまして、クラシックかつ、常にアップデートされてるじゃないすか。ブレス オブ ザ ワイルドがすごい好きで、ずっとツアー中もやってて。本当にはまりすぎて、そのときの敵が、厄災ガノンっていう、あのガノンドロフじゃなくて厄災っていう形で。この間、新しいタイトルが出て、ティアーズ オブ ザ キングダムにも、厄災っていうのは残ってて。いつまでも影響っていうのはずっと残るもので、厄災ってちょっと災害的な意味もありますけど、どっちかっていうと不吉なものってニュアンスあったり、良くも悪くも何かに影響を与えてる側面もあったり。自分自身が自分自身の厄災というか、心の中で何か引っかかってるものって、結局それは自分自身から生まれてるもので。割と自分自身との戦いというか。実はこの歌詞の内容と、タイトル「厄災」はあまり関係がないんです。でも概念的な感じで表現していて。

 

厄災自体は「起こり」で、そこから生まれたものと対峙していく、それを私はコントロールするんだ!って意思表示なのかと思ってました。

 

RYO:やっぱり、そのきっかけになったことがあって、それがその厄災的なところがあって。ケアというか、それをどう自分で対処していくかだったり、完全にはきっと無くならないものをずっと生涯引きずっていくっていうようなニュアンスがあって。Knosisのコンセプトというか。

 

量子力学でいうところの「量子もつれ」みたいなイメージですか?相関関係を持っているけど、お互い認識するまでは存在してることすら、理解出来てない的な。。同じで厄災も気づかないけど、ずっと根底にあって、そこに気づいたときにそれをコントロールするんだっていうのかもしれないですね。

 

RYO:だいぶ、哲学的な内容になってますけど、、、でも、まさにそうだと思います(笑)。そういうふうに捉えてくれる人ってあんまりいないんですよ。そういう量子力学や科学って、めっちゃ哲学的じゃないですか。実はロマンを求めて公式を一生懸命見つけようとしてるって、それってすごい哲学的な部分もあると思ってて、それをやっぱ落とし込みたいんですよね。前のバンドのときから、 Yoshと2人でずっと考えて作ってきたし、そう捉えてもらえて、俺は今すげぇブチ上がってます(笑)。

 

ヘビーな音楽を、稚拙なワードセンスとかワードチョイスで表現すると、もう、、子供が叫んでるだけになりかねないと思っているので、ヘビーミュージックだからこそ、割と歌詞の世界観が大切だなと思ってます。


RYO:はい。でも、やっぱり根本にあるのは、何か怒ってる気持ちだったり、何か伝えたい、こう訴えたいっていうのがあるからこそやっぱF○CKっていう思想、そこにどれだけデプス(深さ)があるかっていうのは、やっぱその人次第というか、あとちょっとそれは捉える側の意思次第っていうところでもあると思うんですけど。

 

わかりづらいけど、「深さ」が人を引きつける要素だなって本当に思っていて、それを出してくれるバンドをKnosisが続けてくれるのはすごい嬉しいですね。

 

RYO:些細なことでも、何か考えるってことが大切だって思うんですよ。怒ってばかりじゃなくて。脳死になったら駄目だって。だからこそ、怒り狂うっていうよりは、単純に何かを考えて、発信が「怒り」ということだと思うんですよ。怒りを音楽で表現する。それが今は、まだできてるので、とりあえずは大丈夫かなと思ってるんですけど。

「厄災」のフックに入っている”I'm broken in silence ”はまさにそういうことだと思うんですよね。何もない/しないでは、駄目だ!ってなるから、怒りっていうパワーで自分をプッシュするしかないというか。次の曲、「奈落」は、今までのKnosisの線上にはなかったような楽曲ですよね。

 

RYO:「奈落」っていう曲が一番最後に出来たんですけど、あれが実はタイトル曲みたいな感じで。「ETERNAL DOOM」っていう言葉を日本語にしたときに、何になるんだろうってYoshと2人で話してる中で、地獄だったり、そういう本当にどん底みたいなワードが出てくる中で、「奈落」っていうのが、すごいはまって。仏教用語ですけど、DOOM ETENALの世界観/地獄の感じにも通ずるものもありますし。日本的な、自分たちっぽい感じで表現できているのかなって思って準タイトル曲みたいな感じでうまくはまりました。

 

「奈落」っていう言葉を選んだのが、ボク的にはちょっと新鮮で。どちらかというと、RYO KINOSITAの世界観からいくと、そこは「深淵」だったんじゃないかな?と。

 

RYO:そうですね。あえての!っていうか。「深淵」っていう言葉の方がよりちょっと西欧っぽかったり。なんていうか、とらえどころのない何か深いものっていうイメージを、あえて「奈落」っていうふうに、みんなが地獄をイメージしやすいワードを持ってきました。

 

「奈落」は地面が在って、そこがグツグツと湧き立っているようなイメージもありますよね。

 

RYO:まさに、そんな感じです。

 

「奈落」の”This mortal coil”のバース部分は、今まで使ってこなかったようなリフですよね。バンドサウンドを意識したと言ってましたが、こういったところからも読み取れるかなと。

 

RYO:最初はツービートっていうか、D-beatみたいな感じではなかったんですよね。もう少し緩いテンポでブラックメタルっぽいのにはしようとは思っていて、いろいろやっていたんですけど、やっぱいろんな人のライブ見てて、自分たちはグルーヴ寄りなバンドだと思ったんすけど、やっぱメリハリ大事だなと思って、いろいろ試行錯誤してる中で。自分がCeltic Frostがすごく好きなんですけど、ダークで、ちょっとスラッジーな感じなんだけど、突然D-beatと走り出すみたいなのが好きで。パンクでもあるし、メタルでもあるし、クラストっぽさもあるし。意外と最近の若い子たちはちょっと入れてたりするけど、今こういうメタルコア系ではあまりいなくて。

 

海外の若いバンドではこの手のD-beatやクラストを落とし込んでいるバンドが出てきてますよね。ボクら世代はクラシックって思ったけど、新鮮に感じて取り入れてるっていうのが、時代を感じます。

 

RYO:そうですね。今の若い子なんかもう何十年も30年40年前のこと、もう何周してんだってぐらいじゃないすか。ウチらからしたら。「奈落」に取り入れたパートも多分これはパンク、ハードコア的に捉えられるだろうなっていうのをわかった上で、あえてブラックメタル的な感じで、D-beat使いたかったんですよね。それを何て言うか、感じて欲しいから入れたというか、逆に(笑)。

 

2作目のEPで、Knosisらしさを踏まえた上で、ライブ感を取り入れた楽曲を収録しているのはすごくいいなと思いました。やりながら試行錯誤して新しいKnosisを模索してるんだなってのがすごく見えて嬉しかったですね。

 

RYO:前回のインタビューで言いましたけど、”エクスペリメンタル”っていうのはジャンルじゃなくて、自分たちの試行錯誤、あくまでそういう科学実験っていうか、その中で進化していくっていう意味での”エクスペリメンタルメタルコア”っていう表現方法なんですよね。

 

「奈落」、歌詞の世界観が暗すぎますよね(笑)。

 

RYO:最初にできたサビだったんですけど、、、結構Yoshと2人とも割とどん底というか、これからどうしていこうか?って話してた時に出来て。「言ってること結構怖いぞ。。。」って最初に少し話してたんすけど、でも曲にハマってるというか、やっぱ怒ってるっていうか。自分も死ぬつもりで銃持って、今から死のうとしてたけど、君の方が必要なんじゃない?っていうのを一対一でこう問いかけてる内容なんです。もちろん自分が言う誰かに向けた攻撃的な言葉って、その自分にも返ってくると思うんすよ。一方的なものじゃなくて、だからこそ何か誰かにも言ってるんだけど、その目の前にある鏡だったり、いろんな捉え方ができる。怒りをまっすぐ伝えるっていうよりも、それが巡り巡って自分自身にお前は命をかけてやる覚悟あんのか?っていうふうに問いかけてる。ただ単純に誰かを攻撃する曲じゃなくて、「もう、腹くくったよ」っていう決意を込めた曲になってるっていうか。

 

歌詞とタイトルの整合性が腑に落ちます。「奈落」で底に立っているからそこから這い上がれるんだ!って意思が感じられます。

 

RYO:まさに、 DOOMでBFGを持って地獄にきて、もう帰れないけどどうする?もうやるしかないっしょ!っていう。

 

一緒にやっていってみんなで盛り上げていくんだなって改めて思ったんすよね。

 

DOOMの世界観といえば、「神喰」ではバースでしっかり入れてますよね。”slit throat double tap headshot ”など。

 

RYO:ヘッドショットしてダブルタップ、みたいな(笑)。それはまさにシューティングゲームの内容で。あの曲に関しては、面白い視点があって、単純に自分が主人公で打ちまくって悪魔を殺してくんじゃなくて、逆に自分が殺される側っていうか、ゾンビ側、悪魔側っていうか。それと、ゾンビとか、そういうアンデッドって、死なない人たちが1回死んで、生命のない人たちみたいなニュアンスだと思うんですけど。そのアンデッドっていう言葉を「死なない」っていうふうに捉えたときに、「殺せるもんなら殺してみろよ」っていう。どう思われようが知らないし、ずっと立ってるけど、やれるもんならやってみろよみたいな。結構、挑発的な曲なんです。Knosisが始まるくらいのときに作った曲なんで、「奈落」ほどメッセージ性があるっていうよりは、単純に宣戦布告、、、っていうのおかしいっすね(笑)。お客さんを煽るような、「もっときてみろよ!」みたいな。鼓舞するような。「お前ら死にぞこないだろう!」こういう言い方はよくないですけど(笑)、何かしらみんな抱えてないとこういう音楽を聴かないと思うんで。

 

青少年と聞く音楽じゃないですしね。

 

RYO:正常じゃないなら、「じゃあ、どうすんの?くるしかないっしょ!」みたいなニュアンスですね。

 

「神喰」ってタイトルだけを抜き出すと、DARKSOULS3の”神喰らいのエルドリッチ”なんじゃないかなと思いました。

 

RYO:エルドリッチもそうですし、ELDEN RINGの冒涜の君主ライカードなんですよね。他のデミゴッドを食べる。食べて自分がパワーアップして、生きながらえて永遠に生きるっていう設定じゃないすか。そのコンセプトってすごい自分にフィットしてるなと思ってて。いろんな人の影響を受けながら、それを消化して自分のものにしていって、より強いものになっていこうっていうメッセージ性は、すごい強い言葉だなと思ったんですよね。

 

そこで蛇がまたリンクしてくるんですね。(ライカードは神喰らいの大蛇という設定)

 

RYO:まさにそうです(笑)。ぴったりだなと思ったので。

 

ELDEN RING、皆さんにも是非やって欲しいですね(笑)。

 

RYO:本当にやってほしいんですよ。ELDEN RING / DARKSOULSも、ああやって何度も死んで死んで死んで死んで、、、最後に勝って、何て言うんすかね、あれも試行錯誤というか。次、こうやって駄目だったらこれやろう、まだ駄目だ!みたいなのを繰り返しトライしていくのが、自分の人生というか、Yoshの人生でもあるみたいだねっていう話になって。やっぱり何度でも立ち上がって、何度でも殺されても何度でも生き返って、それでもちょっとずつ一歩ずつ前に進んでいこうっていう、戦いの人生。でもやっぱ戦ってないと、なんか、こう、、、生きていけないな。戦いを持つ視点も求めてしまうんで、やっぱり。それがなくなったら多分音楽やめますし、1回止めようと思ったのは、それがなくなったっていうのもありますし。。。やっぱりもっと戦いてー!っていうか。もっと強ぇーやつ出てこいのやつです(笑)。

 

非常に熱いですね(笑)。戦うというと、直接的にファンたちと対峙するツアーも、アジアツアー、ヨーロッパツアーと行ってきましたが、いかがでしたか?

 

RYO:2023年の3月にはアジアツアー、ヨーロッパは先月行ってきました。ヨーロッパは、Stray From The Pathと回って。やっぱ彼らもビッグなバンドですし、オーストラリアのMake Them Sufferも日本に呼んだり、いろいろ関係がある中で改めて長いツアーをしたので、すごく仲良くなったっていうか、ずっと終始いい雰囲気だった。みんな助け合いながら、一つのツアーを完遂しようっていうか、すごい楽しかったです。何よりKnosisメンバーがやっぱりあんまり海外での経験がないんで、彼らが成長していく姿を見られてよかったです。タフになっていくんすよ、やっぱり。行く前に、いろいろ話をするんでこういうことがあってこうなって、最終的にこの何ていうか、海外ツアーでライブをやるっていうことはやっぱ戦いに行くことだって。評価を勝ち取るのは自分自身だよっていう話はしてたんすけど、やっぱ経験をして、彼ら自身もそれをやっと理解したみたいで、モロさんとコースケは初めての海外公演だったんで、試行錯誤しながらで。やっぱり、落ちたときもあるんですよ。でも、そんな中でも毎日ライブをやって、その中で修正していって。自分のやり方を見つけてルーティンを見つけていって。追い込まれて、追い込まれて、やるしかねぇ!っていう気持ちになるあの感覚をやっぱ知ってくれたのが、嬉しかったです。嬉しいって言うとおかしいっすね。やっとスタート地点というか、バンドとして。

Knosisを「プロジェクトです」と、一番初めのインタビューで言ってて、その中でやっぱバンドっていう形を取りますっていうところから、そこにおけるメンバーって重要になってくるってのは多分あらかじめわかってたと思うんですが、ヨーロッパツアーを回ることによって、Knosisの思い描いている形に近づいてきた感覚ですか?

 

RYO:まさにそうです。ギターは結構入れ替わったりするけど、ドラムとベースは変えたくなくて。リズム隊っていうか根幹になるものというか、やっぱりあの2人もKnosisです。ファミリーなんで。そうやってソリッドになっていくっていう、なんかそういう改めてバンドの楽しさというか、、バンドがいろんなことを経ながら成長していくっていうのを楽しめてる気がします。

 

ヨーロッパツアーちゃんとしっかり回ってる中で、日本のツアーは東名阪ばっかりやってますね。

 

RYO:これは多分ファンは怒ってるんですよ。いや、もういろんなところから各地からやっぱメッセージ来るんで。ここに来てください!って、たくさん言われるんですけど、ちょっとまだそこまでの地力っていうのをまだつけなきゃいけないなと思ってて、今のところ自分たちができる範囲が東名阪っていうか、そこから飛び出すっていうのも、もちろんやりたいんですけど。

 

海外では3バンド位でまとまってワンツアーをしたりしますが、Knosisもそんな形式でツアー回ってもいいんじゃないですか?

 

RYO:やります。

 

書いちゃいますからね。

 

RYO:いや全然書いてください。やっぱ言ったからにはやりますよ。自分たち的に、やっぱり、何かにレッテルを貼られるのをされたくないっていうのがあって、誰々とやるっていうのを固定したくはなかったんですけど、この間のHAPPY  DO BOUNCE!!(SPARK!!SOUND!!SHOW!!のオールナイトイベント)もそうですし、KOUBOU(Paleduskのイベント)とかも、一緒にやっていってみんなで盛り上げていくんだなって改めて思ったんすよね。

2枚のEP出て曲数も揃ってきたこともありますが、ライブを拝見しているとまだRECしてないの結構ありますよね?

 

RYO:あります(笑)。一応、来年の夏、目標でもう1枚ぐらい出そうと思ってます。今月、RECして、もうその曲自体はあって、あとはボーカルを仕上げるだけなんです。3部作になると思ってもらって。ちょっと今度はemo目の曲たちを入れたEPを出そうかなって実は思ってて、ライブでやっている楽曲で全音源化してくださいって早く聞きたいです!みたいな人たちがたくさん。海外でもやっぱそうだったので。次はもう、よりエモーショナルで。あの頃のスクリーモをだいぶ意識したような、かつ、ちょっと激情っぽかったり、ブラックメタルみたいなのも入りつつ、より振れ幅を広げていこうかなっていう。

 

音源、期待してます。バンドセットだけでなく、DJセットでもライブを行いましたが、いかがでしたか?

 

RYO:もう自分が一番楽しいんだ(笑)。お客さんのこと一切考えず。でも、やっぱり、あれもリミックスしてくれた人たち、MOP of HEADのKIKUCHIさんだったり、AWSMのDAIKIだったり、DJ ATSUKIさんだったりがイメージしてるものをそのまま理解してくれて、それをうまく落とし込んでくれて。みんな(リミックスを)持ってきてくれたときに「これだったら!」と思って。DJセットでライブをして、すごいターニングポイントになったなって思いました。すごい1人で物思いにふけってたんですけど、これはバンドとイコールになれるって思って、なんかもう何も言われなくても勝手にDJセットで出ようかなぐらいの手応えはあったっていうか。こう表現したいものを、もちろんエレクトロニックみたいなところ、テクノも自分でどこまでやるんだろう、、アーティストとしての挑戦でもあったんで。そこが特に仲間たちに、すごい良かったって言ってもらえたのがすごく嬉しかったですね。お客さんの反応よりもやっぱり袖で見てる人たちだったり、対バンしたバンドだったりに、よかったって言われるのがやっぱ何よりも自信になったっていうか、これからもあのバキバキの四つ打ちでやってこうかな(笑)。(04 Limited Sazabys)GENくんにもすごい言われたんすけど、「照明、やっぱ勿体ないね」って。絶対に視覚的なのがあった上で、より活きるからっていうのはすごい言われたんで。次のステップは視覚的な要素。音的にはもう、かませる自信あるので。1/3のライブには映像を入れたライブを予定しているので、新しいKnosisが見せられると思うので、楽しみにしていて欲しいです。

 


「THE ETERNAL DOOM」
配信中(2023年11月15日) 
再生・購入リンク: https://big-up.style/tDzlvuRkGS

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