INTERVIEW

Ken Yokoyama "Indian Burn" INTERVIEW!!

Ken Yokoyamaが8thアルバム「Indian Burn」を2024年1月31日にリリースする。

2023年、5月に「Better Left Unsaid」、9月に「My One Wish」、11月に「These Magic Words」といったシングルシリーズ3枚をリリースし、その集大成となる本作。連続シングルリリースからのアルバムリリースについて、横山健(Gt,Vo)とJun Gray(Ba)に聞いた。


Text by ヤコウリュウジ
Photo by 山田理喜



結果的に強いフルアルバムができたと思う


――昨年は3枚のシングルを連続リリースという新たな試みがありましたが、やって良かったなという実感はありますか?
 

横山健(Gt,Vo):いろんな部分でいい影響や手応えがある気がします。まず、セットリストに少しずつ新曲を足していけるんですよ。今まではそれが2年に1回とかしかできなかったけど、やってる側として刺激的で楽しいというのがひとつ。あとは、もともとが公の場に出る機会を増やすというのが目的だったんですね。それをちゃんと達成できてる感じがして。結果というか、世の中へ出て行ってそれを人がどう思うかっていうのはさておき、自分らの中でやれてる感というのが、やっぱバンド内に広がってくるんですよね。凄く平たい言葉ですけど、充実感につながってるというか。

 

――ただ、かなり忙しい1年にもなりましたよね。すでにフルアルバムをリリースしてツアーも終えたんじゃないか、というぐらいのエネルギーが必要だったと思います。

 

Jun Gray(Ba):でも、(ライヴに関しては)厳密に言うとまだちっちゃいライヴハウスとかもしっかりまわれたわけでもないので。コロナ禍のころに比べたら本数は随分と増えたから数年前より充実はしてるんですけどね。フルアルバムに関しては、『4Wheels 9Lives』をリリースしてちょっと経ってから曲作りが始まるわけですけど、途中で健がシングルを出していきたいって言ってからは凄くたいへんで。ボツ曲も結構あったりして、厳選して作っていったから。ただ、結果的に強いフルアルバムができたと思うんで良かったんだろうな、と。その充実感はありますね。

 

横山:たくさん曲を作っていくと、中にはちょっと遊びっぽい曲とか出てくるわけですよね。それをシングルに入れられたっていうのがフルアルバムの純度が高まった要因だと思うんですよね。

 

Jun Gray:昔のウチらのやり方だとフルアルバムをリリースするってなったら、凄く強い曲、リードみたいなのが1曲か2曲あればいいっていうぐらいなのに、シングルを3枚作るからリード3曲プラス、と考えていくし。いい曲をいっぱい作んなきゃな、っていう。

 

横山:まあ、作るのは僕なんですけどね(笑)。

 

一同:ハハハハ(笑)。

 

Jun Gray:作ってもらわなきゃ、って(笑)。

 

――ようやくそのフルアルバムのお話を伺えるときになりましたが、サウンドとしては明るさもあるんですけど、生々しさも同時に感じたりして。「These Magic Words」を踏まえて、もっとポジティブなメッセージが詰め込まれてることを想像してたんです。ただ、実際は覚悟、苦悩、決意が綴られてますよね。

 

横山:サウンドとしてはキラキラしてるはずなんですよね。やっぱ、歌詞の世界観ですかね、そうなると。どうしてこういう歌詞を書いてるかって、なかなかね、説明つかないんですよ。狙ってバランスを取れるもんでもないし、全部の曲を書いてみて、俯瞰して見ると若いときにはなかなか書けなかったことが書けるようになったな、っていうぐらいで。

 

――今回、制作が凄く難航して、それが腕を雑巾のように絞るという意味を持つ、『Indian Burn』がタイトルになってるというお話もあります。

 

横山:制作がたいへんだったっていうのは、僕がひとりで部屋で思い悩んでることなんですよ。なんか捻れないか、昨日まで思いつかなかったことが今日は思いつかないかな、とか。結構、真面目にというか、夜な夜なやってたんです。イケると思ったモノはバンドへ持っていくと転がっていく、という。でも、たいへんだったですね。曲のこともそうだし、フルアルバムの意味を見失ったり、とか。挙げ句、シングルシリーズをやってみよう、となったり。精神的にたいへんだったんです。それに伴って作業量も増えて。絵も描いてみたりとか。

 

――シングルシリーズのジャケットは健さんが描かれていて、それはファンへのプレゼントとして凄くいい試みだったとは思いますが、作業としてはたいへんですよね。その苦悩してるのはJunさんから見てもわかるような?

 

Jun Gray:わかるというか、「忙しい、忙しい」って言ってましたね(笑)。

 

横山:愚痴るんですよ、スタジオで(笑)。

 

Jun Gray:(横山は)シングルシリーズをやりたいっていう言い出しっぺでもあるし、こっちもそこへ乗っかっていくわけですけど、健のやることは増えていってしまうよね、っていう。

 

横山:でも、たいへんって言いながら、のんびり観葉植物の植え替えとかもしてたんで(笑)、言ってるだけだったかもしれないですけどね。心象風景としては凄くたいへんで苦労したな、っていう。

 

――そういったことが綴られてる曲もありますけど、乗り越えて辿り着けて。

 

横山:そうっすね。いいモノができたと思います、ホントに。

 

――まず、幕開けの曲からいいですよね。これぞ、というリフから始まって疾走していく「Parasites」。願いと決意が合わさったメッセージもあって。

 

横山:めちゃいいオープニングソングができたな、と。やっぱ、僕は90’sパンクの人間なんで、この曲でその言語をおもいっきり喋れたのが爽快だったですね。これがいちばん得意なんじゃん、っていう(笑)

 

Jun Gray:Parasitesは出来た段階で健が1曲目は「Parasites」、12曲目は「Heartbeat Song」で終わるのがいいと思うんだ、って言ってて。ウチらもそう思ってたところがあったし、1回それじゃない曲順も考えてみてよ、って健が振ってきてリスナー目線になってオレも考えてみたけど、この最初と最後は変えられんよな、って。

 

――サブスク時代で曲毎にピックアップされて聴かれがちですけど、この1曲目がいいという話はしたいですね。CDをプレイヤーに入れて再生ボタンを押すドキドキ感とかもありますし。

 

横山:CDやLP、やっぱりパッケージで聴くとその勝負感ってありますよね。そこに凄くバンドは縛られてるというか。僕たちはまだその世界観の住人ですね。

 

Jun Gray:シングルを3枚作ったものの、結局はアルバムを作る為というか、最終地点というか。



横山:この「Parasites」は、僕たちはアルバムアーティストだっていうことの宣言なような気もちょっとしたりして。シングルではいろいろキャッチーなモノを出したりもしたけど、フルアルバムの1曲目は「このリフを聴けー!」みたいな(笑)。

 

――いきなりのこのリフはアガりますよ。

 

横山:僕もアガっちゃいますもん(笑)。いいリフかけたな、と思ってて。

 

――歌詞に関して、日本語訳でいくと<この腐った世の中/言葉はウソだらけ>と書かれてますけど、悲観するだけじゃなくて続けていけば未来にちゃんと足跡は残せるんだという、現実を受け止めた上で次の世代へ語りかけるようにも聴こえました。

 

横山:この曲はそういう攻撃的な言葉は使ってますけど、言ってることは僕らが4枚目で出した「Let The Beat Carry On」、続けていこう、繋いでいこうっていうことと意外と近かったりもして。

 

――ただ、こっちの方がドロドロしてるというか。

 

横山:そうなんですよ。遂に寄生虫になってお前の中で生きてってやる、っていう(笑)。前はキレイなことしか言えなかったけど、次にそこまでいったか、っていう感じはしますね。

 

――そういったところは「The Show Must Go On」にも繋がってるように感じました。どんなにボロボロになってもパンクロックを鳴らす、最後までやり遂げなきゃいけない、っていう。

 

横山:「The Show Must Go On」はツネ(恒岡章:Hi-STANDARD/summertime)のことを歌った曲なんですよ。実際、ツネが亡くなった報せを受けたときも僕たちはレコーディングを続けましたし。やるべきことって言ったらへんだけど……うん、自分が自分に課したモノは越えていかなきゃな、って。そこから目を背けられないという想いが凄くあったんで。

 

――ちょっと悲哀を感じるようなメロディーだったりもしますが、サウンドとしては軽快でポップですよね。昨年はたくさんのロックスターが亡くなってしまいましたけど、そういった寂しさをかき消すような曲でもあると感じました。

 

Jun Gray:背負うっていうか、ツネの為に作った曲かもしれないけど、これからプレイしていくときにはもちろんチバ(ユウスケ:The Birthday)のこともよぎるだろうし。そういう曲になっていくんじゃないかな。

 

横山:うん、そうっすね。

 

揃ってみたら生き抜くってことが期せずしてあるのかな


――タイトル曲の「Indian Burn」はサーフロックテイストなインストですけど、そもそもインスト自体が珍しいですよね。

 

横山:「On The Sunny Side Of The Street」は歌が半分入ってるから、インストらしいインストってやったことないよね?

 

Jun Gray:カバーはあるけど、オリジナルで、となると……

 

横山:初めてかもしれない。

 

――そもそも、これはインストとして書き上げたんですか?

 

横山:実は違うんですよ。あの主線を歌ってて、もっと速かったんですよね。

 

Jun Gray:もう全然違う。

 

横山:オールディーズをパンクアップしたような曲にしたかったんです。でも、めちゃめちゃカッコ悪くて(笑)。

 

Jun Gray:これはないな、っていうぐらい、ボツにしようとなってたのがあそこまできたよね。

 

横山:ホントに一度、お蔵入りしてて。ただ、ふとしたときに「あの曲、テンポを落として、サーフロックとかスカを混ぜてインストにしたらどうか?」ってアイデアが浮かんで、それが見事にハマったんです。

 

――アプローチを変えてみたら、これはいいぞ、と。

 

Jun Gray:そう、よくぞあそこまで復活したな、と。

 

――途中で入ってくるコーラスはインストのアレンジをしていく中で生まれたんですか?

 

横山:このテンポになってから合いの手を入れよう、って。

 

――あそこ、なんて言ってるんですか?

 

横山:なんて言ってると思います?

 

――ライヴで一緒に叫びたいと思いつつ、上手く言葉にできなくて。

 

横山:正解を言うと「チッパイ」って言ってます(笑)。もともとはサーフロックっぽいインストなんで、サーフィン用語を探したんです。でも、なんかいい言葉が見つからなくて、そこから離れて関係ない言葉を語感で探してみようとなったとき、「チッパイ」っていうのが破裂音が入ってて気持ちよくて(笑)。それで、この曲自体も「チッパイ」ってタイトルだったし。

 

――仮タイトルが(笑)。

 

横山:いや、仮どころか、「チッパイ」のままマスタリングまでしましたね。で、いよいよ曲順も決まったことだし、タイトルを、ってところで「チッパイ」ってことはねえよな、ってバンド全員が思ってたことを口にして(笑)。ちょうどその時期に『Indian Burn』ってタイトルも出てきたんで、それにしてみたらいいんじゃないか、と。

 

Jun Gray:それで回避できた(笑)。

 

横山:ただ、ライヴではみんなに「チッパイ」って一緒に叫んでもらいたいですね。貧乳讃歌として(笑)。

 

――そういう言葉の響き的なところだと「A Pile Of Shit」の最初、あそこは英語をそのまま歌ってるんですか?



横山:そうですよ。

 

――言葉遊びのようにも聴こえてきて。英語を後から当てはめたのかなと想像してました。

 

横山:でも、そういう流れですね。最初は「お尻クラブ」ってタイトルだったんですよ。

 

Jun Gray:あっ、そうだった(笑)。

 

横山:軽快な言葉にしたくて。なんて歌ってたんだっけな、オレ。

 

――へんなことを言ってたわけですよね。

 

横山:そうです、そうです。「ABCDお尻、1お尻、2お尻、34お尻」みたいな感じで、音的に凄くお尻の響き方が気持ちよかったんですよ(笑)。で、この気持ちよさを逃しちゃいけないと思って、Shitを上手くそこにハメていこう、と。僕もリクエストしたけど、これは南ちゃんに頑張ってもらいましたね。

 

――面白い響き方をしてるから気になったんです。

 

横山:空耳があるらしいですね。あそこもみんなで絶叫できたら面白いな。

 

――先ほどもお話されていましたが、制作の苦悩が綴られているのが「A Little Bit Of Your Love」。夜の深い時間に溶け込むようなサウンドですけど、まずイントロと間奏のフレーズがめちゃめちゃカッコいいですよね。

 

横山:ああいうところって、今までの僕らの思考回路だとギターソロになると思うですよ。そこをちょっとリフで押してみよう、となって。その代わり、EKKUNはキース・ムーン的なドラムを叩いて。今までやったことがないようなパートにしてみたいっていうチャレンジができました。

 

――めちゃめちゃ苦悩が綴られてるのに、<なにそれ そのドーナツ 大きい方を取って>とオチをつける抜け感が健さんらしいですし、聴いてる方としても救いになるというか。

 

横山:その程度かい、っていう温度感で暮らしてるところを、なんだろうな、ちょっとズルってところも入れたかったですね。

 

――「Deep Red Morning Light」は緊迫感のある歌声がとても印象的でした。

 

横山:これ、やたら歌がエモく録れて僕も凄く気に入ってるんです。今回、感情を凄く歌に込められたっていうのがデカくて。ちょっと自分語りになっちゃうんですけど、宮本(浩次:エレファントカシマシ)さんとやったのって何年だっけ?

 

Jun Gray:2019年かな?

 

横山:宮本さんと一緒にやったことで、あの人の歌に向かう姿勢を知って自分が恥ずかしくなったんですよ。かつては歌はサラッと録って、その後にもう1回覚え直して、ライヴで慣れていけばいいぐらいだったけど、あれだけ一流の人がもう真っ向から歌と対峙してる。そこから僕も爪の垢を煎じて飲めって自分に言い聞かせて。そこから『Bored? Yeah, Me Too』、『4Wheels 9Lives』と作って、だんだんそれができるようになってる気がしますね。

 

Jun Gray:昔は「オレはヴォーカリストじゃない、ギタリストだ」って口癖のように言ってて。歌ってるものの、そこまで歌に思い入れは強くないのかなって思ってたし。

 

横山:公言してたんですよ、僕は歌いたくて歌ってるわけじゃない、って。

 

――どうしてもギタリストのイメージも強かったですしね。

 

Jun Gray:歌詞とかはちゃんと考えてたんだろうけど、昔は歌うことにそんな比重は置いてなくて。レコーディングなんかバーっと歌って、あとはちょっとへんだったら直しておいてくれ、みたいな感じだったのに、最近は注意深く色々考えて録ってるなって思いますね。

 

――それがより作品の多彩さを生んでいるような。

 

横山:あると思いますね。

 

――ある程度狙いを定めての発声を意識してるんですか?

 

横山:当然、その曲が持つ背景、歌詞の世界観でここらへんで歌いたいなっていうのはありますけど、ブースの中で乗ってきちゃうこともあって。ここ数年、ずっと手掛けてくれるエンジニアも意外と感情派で、いいところが出るのを辛抱強く待ってくれるし。

 

Jun Gray:待ってくれたり、乗らせてくれたりね(笑)。迷いがあって、どっちにいけばいんだろう、みたいなとき、そのエンジニアがいいアドバイスをしてくれて。

 

――絶妙なサポート体制にもなってるんですね。

 

横山:コントロールしてもらってます(笑)。

 

一同:ハハハハ(笑)。

 

――最後を締めくくるのは「Heartbeat Song」。まず鼓動を感じさせる音から始まるのが秀逸ですよね。

 

横山:初期衝動を持って突っ走る曲調で、ハートビートについて歌うと考えたとき、これはもう頭に鼓動を入れたいというのが凄くあって。

 

――そこでグッと惹き込まれて、ギターのフィードバックからドラムが押し寄せてきて。改めて確認すると1分ぐらいあるイントロですけど、あっという間に感じました。

 

横山:これ、南ちゃんのアイデアだよね?

 

Jun Gray:長いイントロにしたい、って。

 

横山:ハードコアバンドでやたら緊迫感のあるイントロの曲があるじゃないですか。この曲をそうしたらカッコいいんじゃないか、って。

 

Jun Gray:最近のいわゆるJ-POPとかのアンチテーゼというか、イントロは短い方がいいって言うじゃないですか。その真逆みたいな(笑)。

 

横山:イントロが短い曲、ギターソロがない曲がトレンドだとするならば、別に僕たちはトレンドで音楽をやってるわけじゃないので。やっぱ、そこはなんだろうな、こういうことをするのがロックバンドの矜持だと受け止めてもらってもいいっすね。

 

――全力でぶっ放してますよね、この曲。

 

横山:もう1分間に220打つハートビートです(笑)。そういうのを表現したかったんですよ。それだけドキドキしてる、っていう。

 

――そういったところで、生き抜いてこそ、みたいな考えもあるんですか?

 

横山:そうですね。今回のフルアルバムの世界観は意外とそこかもしれないです。当然、しようもないことを書いてる歌詞もあるし、怒ってる歌詞もあって、全部がそのテーマで書いたつもりはないですけど、揃ってみたら生き抜くってことが期せずしてあるのかな、って感じはしてます。

 

――この曲のアウトロの余韻がホントに絶妙だなと思っていて。ベタな表現ですけど、映画を観終えたような印象も受けました。

 

横山:あの余韻はホント、映画で言うとエンドロールみたいなイメージでしたね。

 

――また、すでに発表されていた曲ですけど、「These Magic Words」はめっちゃいい曲だなというのも強く感じたことだったんです。新しいアンセムの1曲になるだろうな、と。

 

横山:そうっすね。これはひとつ飛び抜けた曲ができた、って歌詞をつける前から思ってました。

 

――今回のフルアルバムではやりきれなさ、苛立ち、決意、立ち向かわなきゃいけないこと、いろんな要素を歌われてますけど、「These Magic Words」はそれらすべてを持ち上げてくれる、支えてくれるバイタリティがあって。

 

横山:実は、僕もこの曲に勇気をもらったりしてますからね。おかしなもので、自分が書いた歌詞でも人前で歌ったりすると自分に跳ね返ってくるんですよ。たぶん、みんなと一緒に歌うと何倍にもまた跳ね返って、戻ってくるんだろうなと思います。最近、今こういうことを言いたかった、っていう瞬間がいくつかあって。それは「These Magic Words」の<大丈夫さ>、「HeartBeat Song」の<オレはここにいる>の2つで。この歌詞ができる前から言いたかったんです。それをちゃんと歌詞にできたし、ライヴで伝えられたらどんだけ嬉しいっていうか。嬉しいというのは違うかもしれないけど……。

 

――喜びや充実感を手にする瞬間になるだろうな、と。

 

横山:そうですね、うん。

 

――今年はKen Yokoyamaとして動き出して20周年になります。成り立ちも含め、いくつかのフェーズに分かれてるとは思うんですけど、こういった節目は意識されますか?

 

横山:意外と人からも言われるので少しは意識しますけど、僕がもともと周年をやる柄じゃないというか。

 

Jun Gray:キャリアの長いバンドだと懐メロライヴみたくなっちゃうところもあって。こっちは全然普通に動いてるし、常にやってますからね。

 

横山:意識はしますけど、う〜ん……。

 

――盛り上げる要素として掲げて、お祭り的なことをやっていくのはスタンスとしてちょっと違うという。

 

横山:でも、ひとつだけ考えてる面白いことがあるので、それはちょっと楽しみにしてて欲しいですね。
 


 

Ken Yokoyama 8thアルバム「Indian Burn」

2024.1.31 in stores 
【初回盤】PZCA-106 ¥3,500 (without tax) /【 通常盤】PZCA-107 ¥2,500 (without tax)
【初回盤DVD】Ken Yokoyama -不滅楽団編- 収録時間:80分以上

1.Parasites
2.My One Wish
3.A Pile Of Shit
4.The Show Must Go On
5.These Magic Words
6.New Love
7.Better Left Unsaid
8.Indian Burn
9.Deep Red Morning Light
10.Long Hot Summer Day
11.A Little Bit Of Your Love
12.HeartBeat Song

 

Ken Yokoyama「Indian Burn Tour」

2024年2月16日(金)
会場:渋谷 Spotify O-EAST
Open 18:00 / Start 19:00
公演に関するお問い合わせ 03-3444-6751(SMASH)

 

2024年2月17日(土) 
会場:横浜 F.A.D YOKOHAMA
Open 18:00 / Start 19:00
公演に関するお問い合わせ 045-663-3842 (F.A.D YOKOHAMA) <14:00〜23:00>

 

2024年2月23日(金)
会場:埼玉 HEAVEN'S ROCK さいたま新都心  VJ-3
Open 18:00 / Start 19:00
公演に関するお問い合わせ 048-858-7251(VJ-3)

 

2024年2月25日(日)
会場:水戸 LIGHT HOUSE
Open 17:30 / Start 18:30
公演に関するお問い合わせ 029-224-7622(LIGHT HOUSE)

 

2024年3月2日(土) 
会場:盛岡 CLUB CHANGE WAVE
Open 18:00 / Start 19:00
公演に関するお問い合わせ 022-256-1000(NORTH ROAD MUSIC)

 

2024年3月3日(日) 
会場:仙台 PIT
Open 17:30 / Start 18:30
公演に関するお問い合わせ 022-256-1000(NORTH ROAD MUSIC)

 

2024年3月9日(土) 
会場:広島 CLUB QUATTRO
Open 18:00 / Start 19:00
公演に関するお問い合わせ 082-249-3571(YUMEBANCHI 広島) <平日12:00~17:00>

 

2024年3月10日(日) 
会場:高松 MONSTER
Open 18:00 / Start 19:00
公演に関するお問い合わせ 087-822-2520(デューク高松:平日11:00~17:00)

 

2024年3月26日(火) 
会場:新潟 LOTS 
Open 18:00 / Start 19:00
公演に関するお問い合わせ 025-245-5100(キョードー北陸チケットセンター) <平日12:00〜16:00 土曜10:00〜15:00(休業日:月・日・祝日)>

 

2024年3月27日(水) 
会場:金沢 EIGHT HALL 
Open 18:00 / Start 19:00
公演に関するお問い合わせ 025-245-5100(キョードー北陸チケットセンター) <平日12:00〜16:00 土曜10:00〜15:00(休業日:月・日・祝日)>

 

2024年4月7日(日) 
会場:福岡 DRUM LOGOS
Open 17:30 / Start 18:30
公演に関するお問い合わせ 0570-09-2424 (キョードー西日本)<11:00~15:00(日曜日/祝日休)>

 

2024年4月8日(月) 
会場:長崎 DRUM Be-7
Open 18:30 / Start 19:00
公演に関するお問い合わせ 0570-09-2424 (キョードー西日本)<11:00~15:00(日曜日/祝日休)>

 

2024年4月13日(土) 
会場:Zepp Osaka Bayside
Open 17:30 / Start 18:30
公演に関するお問い合わせ 06-6535-5569(SMASH WEST)

 

2024年4月20日(土) 
会場:Zepp Nagoya
Open 18:00 / Start 19:00
公演に関するお問い合わせ 052-936-6041(Jail House)

 

2024年4月26日(金)
---Tour Final---
会場:立川 STAGE GARDEN 
Open 17:30 / Start 18:30
公演に関するお問い合わせ 03-3444-6751(SMASH)


>>>Ken Yokoyama OFFICIAL HP


Ken Yokoyama 8th Full Album「Indian Burn」特設サイト URL
https://www.pizzaofdeath.com/ken8thalbum/