
Age Factory × ENTH × Paledusk pre "GOBLIN TOUR" INTERVIEW!!
Intervew by SUNEO
Photo by Yosuke
「新世代の旗手」みたいな俗世的な言い方をすると、この3バンドはすごく嫌な顔をしそうではあるが、他にむず痒くなるような形容詞は見当たらないので、「新世代の旗手」として捉えられているENTH、Age Factory、Paleduskが旗を振った「GOBLIN TOUR」について、ボーカル3名にインタビューを行なった。当初の予想通り、脱線しまくり、3割カットの内容だったが、出会いから本イベントまでの経緯について、本音に近い部分を語ってくれた。
どうやって仲良くなったか覚えとらん。 /清水英介
---ずっと、対談前からイチャつきがすごいですが、この3バンドの関係性はいつから始まりましたか?
ダト・ダト・カイキ・カイキ:うちとAgeはVIVA LA ROCKとかそういうフェスであったような気がするな。
清水英介:あれちゃいます?俺らが企画にドミコとENTHを誘った代官山UNITが最初ちゃいますか?
ダト・ダト・カイキ・カイキ:そう、ちゃんとした対バンはそれで。俺らがVIVA LA ROCKのサブステージみたいなところに出た時あたりから認識はあって、それこそPuke出したあたり。そのMV見てて、この曲めっちゃ格好いいなと思ってて、Ageのステージを楽しみに見てて、そしたらライブ終わった英介が「メロコアとかあんま興味ないんですけど、ENTHの曲とかは結構好きかもしれないっすわ」とか言ってくれて。
KAITO:何年前?
清水英介:3、4年前?もっとか。
ダト・ダト・カイキ・カイキ:2016、2017年とか?
KAITO:めっちゃ調子こいてるやん。初対面の先輩に「ENTH好きかもしれないっすわ〜」は。バリ調子こいてるやん。
清水英介:(笑)可愛いやつやな。
KAITO:それは、お前が言うなよ(笑)。
ダト・ダト・カイキ・カイキ:そんな出会いから、企画とか誘ってくれるようになって、みたいな感じかな。
清水英介:ENTH、Paleduskは?
KAITO:我々は、RUMBLE JAGのインタビューでも話したけど、まさかのタクミスタートなんよ。まさかの、っていうのも失礼なんだけど。
清水英介:「まさかの、、、」は失礼やな(笑)。
KAITO:タクミが同い年で、ENTH入る前にやってたバンドが岡山であって。俺らが福岡で岡山だから距離も近いし、高校の時から知ってるかな。タクミも色々あって、ENTH入ることになって、そのまま。ENTHとバンドとして話したのはFREEDOM NAGOYA。
ダト・ダト・カイキ・カイキ:全然記憶ないな。
KAITO:この人たちは俺たちのことを舐め過ぎてて、何にも覚えてない。「観に行くわー」って言って4回くらい来なかったし。
ダト・ダト・カイキ・カイキ:ははっ!はっ!(笑)
清水英介:めっちゃおもろい。行かんの?
KAITO:(ENTHだったら、)行かんやろ!
清水英介:行けよな(笑)。
KAITO:タクミと仲良いし、ややこしいし。
清水英介:タクミと仲がいいの、何がややこしいの?意味わからん(笑)。
KAITO:タクミと仲良いとよくないってENTHにそういうノリ出してくる時あるやん。
ダト・ダト・カイキ・カイキ:ないよ!(笑)
KAITO:ガチで話すと、(福岡の)ontaqじゃない?2016、2017年あたりの。その後のFREEDOM NAGOYAか。8年くらいの付き合い。
清水英介:Paleduskとの出会いはめっちゃ覚えてる。
KAITO:大阪のPangeaでRAZORS EDGEの企画でSTORMY DUDE。
清水英介:Pangeaでトップと2番目みたいな感じで並んどったんすよ。入り前から、Paleduskって同い年くらいの奴らって聞いてたし、福岡の奴らで楽しみにしとって。出会い頭に。
ダト・ダト・カイキ・カイキ:出会い頭に仲良くなる(笑)?
清水英介:「ウィ〜」の感じのやつです(笑)。
KAITO:一番せんタイプのやつやん。嘘付いてるやん(笑)。
清水英介:どうやって仲良くなったか覚えとらん。
ダト・ダト・カイキ・カイキ:(英介は)「順番前後だね〜」みたいなこと絶対言わんやろ?
KAITO:俺から声掛けてるし。WORLD IS MINEとか聴いとって、友達になりたいなと思ってて。しかも、その1ヶ月後にはG-Freak Factoryのツアーで福岡で対バンが一緒ってことはわかっとったんよ。初めて会うけど、そのあとすぐに会うってことはわかってたけど、バリ硬派そうな人たちだなと思ってた。会ったら、脳みそ入っとらんかった。
清水英介:誰がやねん(笑)。
KAITO:俺らに暴かれていったから、今こうですけど。元は英介はクールキャラ。直人くんとかバリ怖そうだったし。
清水英介:みんな2017、2018年くらいには出会ってますね。
ダト・ダト・カイキ・カイキ:Age Factoryは全員喋らなそうなイメージだし、対バン?興味ねぇーわ!みたいな感じの、、、
清水英介:3年前くらいにはそれ終わってますよ。
ダト・ダト・カイキ・カイキ:最近じゃん!
KAITO:ある方面に関しては、それ加速してるやん。嫌いなバンドばっかりやろ?
清水英介:好きなバンドしかおらん。
一同:笑
ダト・ダト・カイキ・カイキ:Age Factoryは見た目の100倍喋るよな。
清水英介:楽屋とかでやろ?喋る。
---ENTHの出会った頃の印象はどうでした?
KAITO:FREEDOM NAGOYAで出会った時、俺らは入ったばっかりのレーベルのコネでやっと出れた小さいテントのステージだったけど、ENTHはデカいステージに立ってて、すごく先を歩いているバンドに思えたっすよ。Age Factoryに対してもSTORMY DUDEで出会った時には音源も出てたし、仲良くなってスネかじったろうって思ってました。
清水英介:俺、daiponくん最初にあったのは、PAしてもらった時ですね。
ダト・ダト・カイキ・カイキ:サカスプの時に、英介、まだ10代だった?
清水英介:10代。
KAITO:MONGOL 800のコピーバンドの前?
清水英介:いや、その先。話戻すと、その時に増子くんが「PA、ENTHの人やで」って教えてくれて。めちゃくちゃタトゥー入ってるし、ロン毛でめちゃくちゃ怖かった。
ダト・ダト・カイキ・カイキ:確かにあの時、今よりロン毛だったし、今よりタトゥー入ってたしな。
KAITO:どうやったん?タトゥーは。
清水英介:daiponくん、めっちゃ痩せてたんですよ。それが余計怖い。
ダト・ダト・カイキ・カイキ:シ○ブ、、、
KAITO:あー、、今やってないみたいに言うなよ!
ダト・ダト・カイキ・カイキ:ハハハッ!返し方わからんくなった(笑)。全部が嘘すぎて返し方見失った(笑)。
KAITO:あの時は、太って、坊主でシ○ブやっとったってことか。それで、全く怖くなかった。
(ボケを重ね過ぎて、みなさん会話の出口を見つけられてません。)
清水英介:(質問と回答の)着地はどこ?
---お互いの出会いって話題からまだ進んでませんね。
一同:笑
バンドの先輩たちからしたら、同じアティテュードを感じてたみたいで。/KAITO
---インタビューに戻して、バンドの印象はどうですか?それぞれが思う強みはどこにあると思いますか?
清水英介:これは、ガチレス行きます!
KAITO:全部いけよ。(ガチレスで)
清水英介:ガチレスで! 各々が音楽性、音色、歌詞もそうなんですが独自にやっていこうっていうのが明確で。例えば、同じサウンド感を持ったバンドがツアーを一緒にやったりした方が有益だとは思うんすけど、それではない!という。3バンドとも全然違うベクトルに成長したいと思ってるし。そのベクトルの面白さが3バンドとも共通してて、それがお互いわかってるって言うのが強みでもあるし、面白さでもあるかな。そこにアンテナ張れる人たちが来れる場所を創りたかったから、そういうキャラとしての強みが3バンドにはあると認識してる。
ダト・ダト・カイキ・カイキ:ほんとは?
清水英介:全員、カスです。
一同:笑
清水英介:すぐ、「ほんとは?」とか言うのは卑怯っす(笑)。
KAITO:一言一句同じこと思っとったから、言うことはない。
ダト・ダト・カイキ・カイキ:なんか言えよ。
KAITO:全部のバンドが1個のコミュニティとかジャンルに属してない。例えば、メロディックパンクのバンドがメロディックパンクバンドとばっかり対バンするとか、邦ロックっぽいバンドは固まるとか、俺らにはそういう「村」が無いって理由としてはあったし。このお客さん層しかキャッチしてくれないだろうなっていうのが、どこに対しても無いっていうか、いい意味でアウェー前提のライブをみんなめっちゃやってきた。今でこそ、みんな高級住宅住んでフェラーリ乗ってるけど。
清水英介:レンジローバー。
KAITO:なんでグレード下げたんよ。脱線させんな!今でこそ、フェスに出てたり、俺らだったら海外に出たりデカいツアーがちょいちょいあったりあるけど、相当な本数の小箱ドサ回りライブを経てるっていうのが、現代的ではない、いい意味で。それがライブ力になってると思うし、飛び級してる人が誰も居ない。時間が掛かったけど、強固なファンベースっていうのがみんなあると思ってる。強固なファンベースがお互い違うところにあるっていうのが俺はめっちゃいいなと思ってる。
ダト・ダト・カイキ・カイキ:今だと同じお客さんというかシーンが被ってるお客さんもいるし、それぞれがそれぞれのシーンで創ってきたお客さんもいる。Paleduskはバンドのファーストインパクトの勢いで色々なお客さんを巻き込んでる強さがあるし、ウチとかAge Factoryとかは15年とかやってきて浮き沈みもあったけど、今まで続けてきた強さもあるし。
KAITO:Age Factoryはあれだと、ウチとENTHは炎上を経験してて。炎上っていうのもあれだけど、コロナ禍での活動の仕方というか、盛り上がり過ぎたいうか。
清水英介:盛り上がり(笑)。
KAITO:(Age Factoryは)ライブハウスの天井壊し回ったって聞いているし。
清水英介:お前、盛るなって!
ダト・ダト・カイキ・カイキ:笑
清水英介:天井剥がしてやった!じゃないですよ。
ダト・ダト・カイキ・カイキ:天井剥がしGIGじゃなかった?
清水英介:それがメインディッシュみたいな言い方やめてください。
KAITO:コロナ禍でできる限りのMAXの活動を自分たちの中ではアティテュードとして示してやってきたし。バリ説明ムズいっすね。真面目なことを話してこなさ過ぎました、最近。
---バンドとしての最適解を選ぶ、方向性が似ていたバンドがこの3バンドだったってことですかね?
KAITO:ひとつのシーンにだけこだわってないってことにもそうですし。マーチ(物販)へのこだわりとかも似ているし。自分たちを説明できるコンテンツをたくさん持ってるんだと思います。
ダト・ダト・カイキ・カイキ:音楽、ライブ以外でもそういう表現を持ってる。
清水英介:それはそうだね。
KAITO:僕らは当たり前だと思ってるけど、音楽、ライブ以外にも自分たちのアティテュードを示せるものを持っている。他のバンドのことを言うのもあれだけど、フライヤーひとつとっても「今っぽくしたいんだろな」とか「パンクスっぽい雰囲気にしたいんだろうな」とか。
ダト・ダト・カイキ・カイキ:シーンでお馴染みの人(デザイナー)使ってるだけ、とか。バンドだけじゃなくて、自分たち(のバックボーンで)の繋がりで、自分たちを表現する。
KAITO:Age Factoryは連れの連れにデザインしてもらったーとか、ENTHは地元のグラフィティーアーティストとやっと一緒にできたとか、借りてきてない、ちゃんとした繋がりのあることを、普通に話せることが信頼度も高いっていうか。(アウトプットまでを)説明できるっていうのは大事だと思うんですよ。
---お互いを認め合ってる3バンドが、何故このタイミングで「GOBLIN」を始めたんでしょうか?
清水英介:最初ってなんでしたっけ?
KAITO:俺、めっちゃ覚えとって。おれがやりたいってしつこく2バンドに言い始めました。Age Factoryは日本で俺らより全然お客さんを持っててやりたいなと思ってたし。ENTHはKOUBOU(Paledusk企画イベント)以来、俺らが起こした炎上に巻き込んでしまった側なのに、共同主催したくらいの勢いで、世の中と向き合ってくれたけん、「これはENTHとずっと一緒にやっていこう」と思ったし、Age Factoryも以前から友達ではあったけど、コロナ禍以降に距離が縮まったと思ってて。それまで俺ら(バンド)が楽しくやっていても、お客さんが混ざってる感じを持ててなくて、今でもそういう時は正直あると思うけど。
ダト・ダト・カイキ・カイキ:具体的にいつやろうとか出る前から、なんかこの3バンドでやるんだろうなーくらいには思ってたよね。
清水英介:なんでやろな。
KAITO:勝手に集められ出したんだよね、いろんなフェスで。俺らとENTHはコロナ禍以降勝手にセットで捉えられてて、Age Factoryもバンドの先輩たちからしたら、同じアティテュードを感じてたみたいで。
清水英介:1個の世代として認識してもらったのかな、っていうのはある。
ダト・ダト・カイキ・カイキ:自分たちで言うのもあれですけど、コロナ禍以降、頭角を現してきてる感はあったんで。(フェスやイベントに)呼ばれると、いつも居る面子になってましたね。
KAITO:このタイミングになった決定的なことがあって。ずっと、薄っすらこの話はあって、みんなリリースの話とかでタイミングも図らないと、って慎重になったせいで「ここや!」決めづらかったんだけど、Age Factoryのマネージャーが、ウチのマネージャーに「本当にやるんだったら、日程とか抑えないと」って言い出して。めっちゃ前のめりに進めてくれたんで。
清水英介:それは俺がマネージャーに言ったから、俺が一番偉い。
KAITO:そうなんだ、じゃあ、打ち上げの会場とか全部おさえてね。
清水英介:今回の打ち上げは酒しか出さんから。ご飯とかないし。
ダト・ダト・カイキ・カイキ:もう、コンビニでいいじゃん。ゴブリンなんだし。
KAITO:うん、まぁ、いいっす。。。コンビニ、有難いっす。
一同:笑
清水英介:KAITO言ってくれましたけど、スタッフのグルーヴもすごく良くて。それがないと、実際進まないし。
ダト・ダト・カイキ・カイキ:確かに。
清水英介:みんなでタッグしてくれてる感じは(いいですね)。
KAITO:大人が出てくるって感覚ではなくて、照明、音響、ローディー、、全部含めて友達っぽい感覚で成り立ってる3バンドではあるから。
ダト・ダト・カイキ・カイキ:メンバー、チームが全員顔知ってて。
清水英介:ゴリゴリ(垣根なく)音の話とかもするもんね。
KAITO:そうそう。それも良い意味でこれに繋がったなっていう。Age Factoryのマネージャーからめっちゃメール来てて、急かされてるじゃなくて、「めっちゃやりたがってくれてる」って思えたもん。この雰囲気がもしかしたらお客さんにも伝わってるかも?知らんけど。来年やったら、それなりにバンドも大きくなってて、「やるよね?」みたいな感じになってそうやったから、今がいいかな、と。
直で衝動が身体に出てるフロアって意味の、純度の高いフロアにしたかった /ダト・ダト・カイキ・カイキ
---3バンドでのツアー/企画となると、「TRIPLE AXE」「ONAKAMA」、古くは「九人の侍」とありましたが、それと同じ設計でと思われることも少なからずあると思いますが、それはどう考えてますか?
清水英介:言うたら、「あのフォーマット、またやっとったなー」ってこと?
ダト・ダト・カイキ・カイキ:僕は、「九人の侍」もあんまり通ってなくて、カニカマでしたっけ?
清水英介:どうしたん?みんな(笑)。もう、いいんか(笑)?
ダト・ダト・カイキ・カイキ:そういう企画が各々どうやって始まったか?とかは勿論知らないし、「TRIPLE AXE」は一番身近なものではあるんですが、マジでなんとも思ってないですね。
清水英介:今までに無いものを残したいし、残さないといけないからこそ、そこは違うと思ってる。俺らが集まったのは、集まった時に出るパワーを信じてるからだと思うし、(先の先輩バンドたちも)みんな同じフォーマットでやろうなんて思ってなかったと思いますよ。
ダト・ダト・カイキ・カイキ:俺らは俺らのアプローチがあるんで、ちゃんと中身見れる人(お客さん)が見たら、同じものとは到底思わないだろうなっていう。
清水英介:むしろ、「GOBLIN」で一番濃いフロアをみんなで創ってほしいな。それこそがいいと思う。
ダト・ダト・カイキ・カイキ:そういう、外っ側の人たちが何思おうが関係ないですね。自分の信じた音楽だけ聞いていってくださいとしか言えないです。
KAITO:いい意味でどう思われるかどうかとかあんまり気にしてない気がします。。どう思われるかどうかって。カッコつけて色々言ってますけど、楽しいことが1個増えただけに過ぎないから、こっちからしたら。
ダト・ダト・カイキ・カイキ:みんなでどっか行きたいね、くらいの話。「上の世代のシーンから降りてきたもの」っていうのは好きじゃないから、そういう印象はあるとは思うんですけど、俺らは俺らと一緒にシーンを創ってきたお客さん、俺ら(それぞれのバンド)のことが一番好きなお客さん、ENTH一番好きなお客さん、Age Factoryが一番好きなお客さん、Paleduskが一番好きなお客さん、みんなどこに行っても離れないでついてきてくれて、それが集まってシーンになってるから、フロアの遊び方も全バンド違うけど、それを共有できるお客さんがいるし。だからこそ、俺らが今、上の世代からも認められてると思うし。
清水英介:もっと色濃くね。
KAITO:気にしてないけど、同じフォーマットでやってるって思われることはわかってたから、デザインやマーチとかも時間掛けてミーティングして違うものを提案できると思ってる。今回メインビジュアルに「ohinana」さんのアートワークお願いしてるんだけど、毎回1デザイナーにフライヤーからマーチのデザインまでお願いしようと思ってて、ロゴを作らないんですよ。今回のメインアートワークが、アレってだけで。先輩たちがやってきたことはやっても仕方ないんで、やってないことを俺らがやっていかないとな、とは思ってる。俺らだからチョイスできるやり方はよりソリッドに打ち出しやすいかな。
ダト・ダト・カイキ・カイキ:「GOBLIN」ってタイトルになったのも、もっとかっこいいタイトル候補とかもあったんだけど、俺らヒーローっぽい感じ、なんか恥ずいな、、って。似合わないなって。ここまでのインタビューで(ノリが)分かったと思うんですけど。
---今回の会場ですが、3箇所とも狭過ぎたんじゃないですか?
ダト・ダト・カイキ・カイキ:それも狙ってはいて。 Zeppできるって分かってはいるんですけど。フェスとかで付いてきてくれたお客さんとかも多いと思うんすよ。(一方で)俺たちがライブハウスで培ってきた俺らに感覚の近いお客さんもいる。この言葉でちゃんと伝わるかわからないけど、「純度の高いお客さん」をちょっとづつ増やしたい。フェスで俺らを見つけてくれたお客さんを見越して、デカいキャパでやると所謂邦ロックみたいなマナーとかを気にしないといけないお客さんが出てくるわけですよ。それを俺はしたくなくて。
---雑味が入ってしまうというか。
ダト・ダト・カイキ・カイキ:「はい。そういう感じね。」って思われるようなフロアは好ましくない。俺らの演奏、演出だけじゃなくて、フロアで何が起こってるかも込みの瞬間芸術みたいなものと思ってるんで。バンド界隈じゃなくて、普段お世話になってるデザイン関係の人とかクラブで遊んでる人とか見ても、(このシーン)「おもろっ!」って思ってもらえるようにしたい。直で衝動が身体に出てるフロアって意味の、純度の高いフロアにしたかったんで、こういうキャパシティを選んだって感じです。
KAITO:最初から思ってはいたんですけど、ミーティング重ねていって思ったのは、「次の事」を無意識に感じながら話してるんですよ。特に東京なんかはZeppでやったって落選する人多かったくらい申し込みきてた。なんかうまい言い方が難しいけど、、競争率を昂らせまくりたいっていうのはあって。「当たり前にあるものではない」って。今回のチケットの申し込み数から、これだけ熱量持ってくれてる人がいるなら、次もやるべきだろうし。来年、再来年やるかまだ分かってないですけど、ちゃんと俺らが違うベクトルで各バンドが大きくなってれば、俺ら「Zeppでも小さい」ってことにもなってるかも知れないし。わかんないけど。次のことを考えてるから、このキャパになってるんですよ。祭りみたいに一発デカいのやろうぜ!ってことだったら、こうなってないし。
---今後の構想は?
ダト・ダト・カイキ・カイキ:いつやるか?とかはまだ決まってないですけど。
清水英介:ツアー終わったら、余計、明確に見えるのでは。
KAITO:今、沖縄に遊びに行きたいよね、しか話してない。
清水英介:ほんまに。
ダト・ダト・カイキ・カイキ:みんなでオリオンビールのTシャツ着て(半笑い)。
Age Factory × ENTH × Paledusk presents
「GOBLIN」TOUR
日時:2025年6月5日(木)OPEN 18:00 / START 19:00
会場:大阪・心斎橋 BIGCAT
料金:ADV. ¥5,500(1D代別途)
お問い合わせ:サウンドクリエーター 06-6357-4400(平日12:00~15:00 ※祝日を除く)
日時:2025年6月6日(金)OPEN 18:15 / START 19:00
会場:愛知・名古屋 CLUB QUATTRO
料金:ADV. ¥5,500(1D代別途)
お問い合わせ:RAD LIVE 株式会社(052-253-5162)
日時:2025年6月10日(火)OPEN 18:00 START 19:00
会場:東京・恵比寿 LIQUIDROOM
料金:ADV. ¥5,500(1D代別途)
お問い合わせ:クリエイティブマンプロダクション 03-3499-6669(月・水・金 12:00~16:00)
2次プレリザーブ(抽選)受付
5/6(火)23:59締切
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