INTERVIEW

Crystal Lake "THE LIGHT" Season 2 INTERVIEW!!

Intervew by SUNEO


前ボーカルが脱退したことで新たな可能性を見つけるオーディション”THE LIGHT”を立ち上げたCrystal Lake。2022年12月1日に行われた(今思えば、Season1の)最終ライブオーディションで新ボーカルを決定するかと思いきや、、、そのインタビュー中にSeason2を思い付いた彼らの行動力には恐れ入った。もう既にYouTubeや他のニュースサイトで”John”が新ボーカルとしての歩みを始めたことがアナウンスされている。本インタビューは、Season2中、日本でのRec最終日かつ、候補者3名と新アーティスト写真を撮影した直後に行われた生々しいインタビューだ。

 

---何から聞き始めたらいいか悩みますね。

YD(Gt):前回、SATANIC ENT.のインタビューで「Season2、やるよね」って話になって、いざ始まってどうなったか?結論、どうすんだ?って話をしたらいいよね。

 

---確かに。前回のインタビュー中に、「これじゃ決められない。Season2やるでしょ!」みたいなノリを本当にやるとは思ってなかったので(笑)。

YD:Season3も一応考えてます(笑)。

---Season3!(笑)

YD:楽器とかも全部置いて、俺がアル中になってバンドを辞めるって言い出して、セラピーに通うところから始まる。Season4で(アル中が)治って、またバンドとして世に出てくるストーリーは見えてる。

TJ(Gt):アル中って(笑)。

 

---Season1の「Crystal Lake、どうすんだ?」というシーンの見方から、Season2を始めたとき、現在では「Crystal Lakeを見たい」という期待感の中にいて、間違いなくフェーズが変わってきてると思ってます。Season3なんて、ふざけてる場合じゃないです!

YD:2wayの面白さ?実は進むべき道は決まってるんだけど、みんながSeason2をこっちが思ってたよりも楽しんで、Crystal Lakeに興味を持ってくれているんだってことがわかった。素直にそれは嬉しかったかな。それにプラス、ステータスも感じてるかな。バンドって、リリースとかライブとかをやってて、ファンがいるって当たり前じゃないけど当たり前じゃん。一旦、どん底まで落ちて、「Crystal Lake終わったっしょ」って思われたところから始まって、「こいつらまたなんかやってんな」って面白さで注目してもらえる方向性(?)が、さらにファンを楽しませてるって、すごいことだと思うんだよね。今こんなに興味を持ってもらえるって、ありがたいことだよ。「Season3やります」とかってふざけられるのも、みんな(ファン)のおかげだと思ってる。それに、バンドマンも「オーディション出るよ!」とか言ってくれたり、SNSで投稿してくれたりって、ギャグだと思うんだけど、Crytal Lakeに目を向けてくれてるって表れだと感じてたから、それもありがたかった。音源やライブだけじゃない、バンドの本質というか、、、そういった部分を感じ取れるいい機会になったとも思ってる。「Season3やるわ!」のギャグの方向性もあってもいいだろうし、Season2でしっかりボーカルを決めるって方向性もあってもいいとも思えたのは収穫だったかな。Season3もSeason4の構想もあるけど、ここは真面目にやるよ(笑)。Season2で思った「ここから日本変えるぞ!」って気持ちと「世界の音楽に対する提示をできる」覚悟を俺はしたから、Season2でボーカル決めるよ。

TJ:Season2を観てもらって、Matt推しなんですよね?色んな人に観てもらったんですが、意見がいろいろあるんですよね。

---Season1で3名を並列で観た時に、John以外は考えられないかなと思ってて。というのも、これからすぐに世界の最前線に戻ることを考えたら、他2名の可能性に賭けるよりも、ボーカルとしての完成度の高いJohnと共に新しいCrystal Lakeを考えてった方がいいんじゃないかなと率直に思いました。ラファエルやMattは原石。ラファエルはフィジカルが圧倒的に2名に対して劣るから、それを鍛え直す期間を待ってられるのかな、、、という疑問もあって。

TJ:日本のファンはラファエルに日本の魂じゃないけど、そういった感情を乗せて応援してる方も多かったんですよね。

MITSURU(Ba):Season2もやって、(ラファエルのパフォーマンスも)よくはなってるんだけどね。

 

---成長は感じましたね。Crystal Lakeという音速で動いている事象と比較するとやはり成長のスピード感が常人のそれを上回ってるくらいでは追いつけないのかな、、と。。。

TJ:RYOを意識しちゃってる部分もあるのかな?と。同じ日本人として。

MITSURU:結構、無理してたとこはあるっすね。バンドの為に、キャラを作っていってるところとか。キャラを作ってるんだけど、俺らとしては別にそれを求めてない(苦笑)方向にいってたとも思います。

TJ:リハで白目向いてたりね。俺ら、ビックリして演奏止まりました。ヤバ過ぎる!って。

MITSURU:Crystal LakeのPVとかを細かくチェックしてて、それがラファエルの中に残ってて。自分のうちから出る「ヤバさ」が欲しいのに。共感性羞恥的な感覚もありましたね。

TJ:RYOさんって普段どんな話するんですか?とか、そういう方向に行っちゃって。意識してるのは伝わってきましたね。

---Season1ではJohnが圧倒的に良かったと思ってましたが、完成されたJohnのスタイルがCrystal Lakeに乗っただけになる懸念もあったのでバンドとしての親和性を考えると少し違和感があったのかなと思ってました。Mattに関しては、Season1に足りないと思ってた部分をだいぶ努力してきてて、それがSeason2でしっかりと体現できてたと思ったので、今の気持ちはMatt推しです(笑)。YDには直接LINEしたけど、Mattの足りないシャウトをMITSURUくんのシャウトでカバーできてたりとか、UNITでのお客さんの反応も一番あったのはMattなのかなと感じてて。まだ、足りない部分はあるけど、それもMITSURU君やTJの力でカバー出来るし、その感じもバンドっぽいかな、という意見です。

YD:アンサー、話したい人いる(笑)?

MITSURU:すごい僕らの中でも話して。結構難しくて。。僕は色んな直接的な意見も聞くし、メンバーの意見も聞くし、実際に彼らと過ごした時間もあるし。過ごした時間に関してはみんなが知らない部分だと思うんですよ。あとは、何ていうんですかね?世論?世論はMattが強いんですよ。新しいCrystal Lakeっぽい、ニューエイジ感。ルックス的にも日本人に、受け入れられ易い。それでキャラクターもいい。Matt推しの声が上がってる中で、、、Johnやっぱり良かったんですよね、僕らの感覚は。何が良かったかっていうと、すごいJohnってプロフェッショナルなんですよね。全てにおいて。ツアーをして、散らからない(散漫にならない)。ツアーの中でも自分のベストコンディションを知っていて、それをキープする為に、休息なのか、喉を温めることなのか、自分で理解して行動できる。「酒を今日は飲まない」とか自分を把握してるし、キレイ好きだし整理整頓ができる(笑)。日本人と海外の方々の生活スタイルって全然違うけど、Johnはかなり日本人に近い感覚でした。Mattって、生活スタイルはアメリカンなままなんです。些細なことですけど、長期的なツアーを経た時にMattは結構状態悪くなりそうだな、、と思ったり。かなり、率直な話してるんですけど(苦笑)。彼ら、3本のツアー、1SHOWで2、3曲しか歌ってないんですよね。Mattはその中でもムラがあったんですよね。

 

---そうなんですね。(代官山)UNITしか観てないから、全然その感じしませんでした。。

MITSURU:(Matt)最終日は良かったです。

YD:Matt、良かったね。

MITSURU:移動を経た翌日のライブとかを観るとJohnの方がいいんですよね。Mattはすごく良い時は飛び抜けて良いんですけど、悪い時は悪いまま。その落差を感じてしまったんですよね。コンディションやメンタルのキープは大切だと思ってて。彼は結構ナーバスなんですよ。壁にぶち当たると「OK! 練習するよ」とか言うんですけど、目は悲しそうな目になってたり、、大丈夫かな?って心配になるような場面が何度かあったんですよ。良くも悪くも若者感があったんですよね。それが良い方向に上振れたら、すごく良いだろうし。メンタルの向上と、ジャパンイズムの継承(笑)がもう少し良かったらな、とは思いました。Johnの方はそういった部分も、ディスカッションし易かったですね。

YD:MITSURUが言ってくれたのはツアーって観点からなんだけど、他にある?

TJ:MITSURUがほとんど言ってくれたんですけど、Season1では人間性はマジでわからなかったんですよ。MattもJohnも、もちろんラファエルも良いやつでその印象しかなかったんですけど、 Season2になると、人間やっぱりボロが出始めて(笑)。それが目立ったのがMattだったんですよ。ナーバスなところは俺も感じてはいました。でも、めっちゃ努力家なんですよ、Matt。「TJ! スタジオ1時間とってくれ!」とか言って、ストイックに一人で練習しに行ったり、プロ意識はあるんですけど、、、女好きだったり(笑)、アーティスティックだなって感じはありました。想像力が豊かだし、歌詞も書いたり、俺がぶっ飛んだ宇宙の話とかすると「知ってる、それー!」とか言って共感してくれる部分とかあるんですけど、まだ成熟してないな、って印象になりました。Johnは成熟してるんですけど、彼女LOVE過ぎて、電話したり、携帯ずっとイジってたりしてて、それバンドに影響出るのかな?って思いもありました。でも、プロ意識はすごく感じてました。「絶対に勝ちたいから、ホテルで休む」とか普通に言ってくるんで。今回は3名とも人間性を見れた良い機会でしたね。ラファエルはラファエルで歩み寄ってくれて。いい経験が出来てるって言ってたんで、それはそれで良かったのかなと思ってます。

YD:MITSUTUがツアーに関して、TJが人間性に関して、それぞれ話してくれて。俺からはスキルの話。結論から言うと俺らはJohnを選んだんだよね。そのバックグラウンドは今2人が話してくれたことで大まかに理解してくれてると思うけど、なぜ2人を選ばなかったのか。なぜJohnを選んだか。Johnのイニシアティブ、ツアーへの忍耐力、あと、スキル。リスクの面でいうと、 Crystal Lakeのハイブリットなちょっとカッコイイみたいなところから、凶悪、極悪系になるリスク(笑)。彼は年齢もそこそこ行ってるから、天辺がついてるリスクは俺らも感じてる。それを天秤に掛けたとしても、彼が一番「Next Crystal Lake」を創れると思った。直近で。俺らはただ、今までのCrystal Lakeをやろうとは思ってなくて、また新しいチャレンジがあると思うんだよね。この機会なんて、日本に住んでたら、普通に無理じゃね?

---ボーカル、何回変えてるんですか!

一同:爆笑

YD:それも人生だなと思って。変われば変わるほど自分の人生にも勉強になることが多くて、変わったら変わったで、新しいことに気付ける面白さを感じてる。すごい、みんな悩んでたと思うんだ。「本当にできんの?」「未来が見えない」とか。この機会って、すごく大事で、普通の人には授からない奇跡のタイミングを得たと俺は思ってて。だったら、その先を創る新しいCrystal Lakeを提示して、Crystal Lakeの前提を引っくり返すってことをしたいフェーズに入った。だから、決断した。今までだったら、過去のボーカルの印象が大きかったけど、その切り替えによって、Crystal Lakeのイメージも大きく変わったと思うし、今回もそうだと思う。今は、8年前、10年前と違うのは、目線。日本だけを見てない。世界を見れてる。当時は日本だけを見て海外にでてみたりしたけど、今は世界の目線で物事を捉えられてて、今すぐ世界のトップにいって、戦いたいと思ってる。それに参加できるのは、ラファエルでもMattでもなかった。Johnが(それ)。実はもうヘッドラインツアーがヨーロッパで決まってるんだ。そこで、北米のバンドを従えてツアー回るのに、Crystal Lakeとして平伏させるくらいのショウを見せなきゃいけない。それをラウンドして、日本に戻ってくるのが近い未来かな。今回の選択で、離れていくファンもいると思うけど、より強力でレベルの違うCrystal Lakeで、新たな層(ファン)をしっかり創れるとも思ってる。もう、カルチャーの精査は始まってて、残った人って密度が濃くなるじゃん?そりゃ、普通じゃなくなるよね。世の中全部にも言えることだけど。それに打ち勝たないとフロントマンとしてバンドを引っ張っていけないし。そういったところで、ラファエルではなかったのかな。Mattはパーソナリティ(メンタル)の弱さがネックだったかな。ネガティブが顔を出してヘイトが出たりとか。

MITSURU:MattはJohnとの違いをビーフで仕掛けてきたり(笑)。MattとJohnで喧嘩もありましたからね(笑)。

TJ:イヤモニの設定でね(笑)。

MITSURU:「Johnのイヤモニの設定では歌えない」とMattが言って、GAKUの顔にゼロ距離まで近づいて「あいつの耳は腐ってる!」とか言い出して。Johnは大人で、「いいよ、 Mattに合わせよう」って調整してくれて。セットリストを3人に決めさせた時も、Matt推しのセットリストを押し通そうとして「俺はこれがベストだ!」みたいな感じで譲らなかったりとかもあったんですが、JohnはOK!OK!みたいな、「それでやろう」みたいに調整してくれて。

TJ:こっちのセットリストもいいなーってCrystal Lakeのメンバーが言うと顔色変わってくるんですよ(笑)。

MITSURU:彼も自分で出来ることと出来ないことがあることを理解してるんで、自分な得意な方向に持っていきたかったんだとも思うんですよね。

 

---東京公演の時はMattがすごく良く見えて、セットリストもMattを活かす方向で決めたのかなと思ったりもしました。

MITSURU:そこまで露骨じゃなかったですが、結果的にMattがやりやすいセットリストにはなってたのかな?とは思います。ただ、三人全員でそのセットリストを回してるんで、東京はたまたまだと思いますけどね。

---Mattのシャウトだと、他の2名に比べると使える音域が狭い。Crystal Lakeの楽曲を全て活かすには足りない部分を誰かしらが補わないといけない。それをMITSURUくんのシャウトとかは特にハマってて、それがバンド感あってよかったなぁとも思って見てました。

MITSURU:それは俺ら(プレイヤー)じゃ、わからなかったですね。

YD:俺はそれ、感じてたよ。声のレイヤーとか。日本人とは違うし、(Mattは)悪く言うと一辺倒だなって。Season2は、彼らに委ねることを多くして、そこから見える人間性、イニシアティブの取り方、曲のこなし方とか見て、俺らオーディションっぽいことやってるな(笑)とも思った。東京のセットリストも彼らに決めてもらったから。本当であれば、ベストチョイスも他にあったとも思う。それでもそれをすることに意味があったとは思ってる。それに今回、レコーディングもしたの。同じ曲なんだけど、別々にレコーディングさせて。ちなみにフェーズ1とフェーズ2に分けてやったんだ。フェーズ1はトラックを作って、自由に歌入れをやってください。俺がヒントを出して、それに沿って出してきたのがフェーズ1。フェーズ2は、俺も並行して制作して、一緒に聴かせてリアルタイムにディスカッションしながら制作を進めていくやり方で。2曲の新曲を制作したんだけど、(3名の)スキルの差がめちゃくちゃ出て(笑)。フェーズ1だと、Mattが一番下。とにかくピッチが取れない。Crystal Lakeのメロディーはキャッチーじゃん。Johnとラファエルは僅差で、もしかしたら、ラファエルの方が良かったかも。テクニックも工夫もあって、ギークス(Geeks)だったよね。すごい良かった。

MITSURU:The 日本人!って感じでしたね。

YD:曲はすごい良くて、ラファエルにも心が揺らいだんだけど。。。曲に対する柔軟性をJohnも持っていて。Johnとラファエルは曲が仕上がるのが早かった。ラファエルは発想や工夫は良いんだけど、それを表現するフィジカルに限界がくるのも早かったかな。Johnはバチくそ半端ないLowのシャウトがすごくて。

TJ:出した瞬間から やばかったです。

YD:いきなり世界トップレベルのシャウトを聞かされた感じ。でも、彼も誘導されてかないと、ベストなパフォーマンスを出せるタイプではなかったかな。みんな、レスポンスは柔軟だった上でなんだけど。ただ、こちらの求めてるものへの到達の速さはJohnが一番早かった。常に研究してて。勉強熱心で彼ら全員にリスペクト!

MITSURU:3人ともマジすごいですよ。2日で歌入れちゃんと終えてますからね。

YD:明日、(制作楽曲、ライブで演奏できる)イケる?って聞いても、「いけます!」とか言って。レックの時にアドバイスやニュアンスを伝えたりとかするんだけど、すぐにメモ取るし、「もう一回!」とか言って録音したりするし。TJとか言われても出来ないのに。

TJ:すいませんでした!いきなり、怒られた。。。

一同:爆笑

YD:みんな、すごい頑張ってくれたけど、スキルの差ははっきりと出たな。世論を見ると、Johnって自我の塊みたいな捉え方されていると思うんだけど、意外に違くて。バンドにとって、パーフェクトなものを考えて、チョイスできる。「(楽曲の内容を)何度も変える可能性があるけど、着いて来れるのか?」って何度も聞いたけど、「イケます!やらせてください!」って(笑)。「毎回、メインのフックとか5バージョン提出させるよ」とか言うんだけど、「大丈夫です!Crystal Lakeの為に一番いいものを使って欲しいです!」とか言って、魁!男塾みたいな回答で(笑)。Johnもめちゃくちゃ柔軟だったし、出来た楽曲を1日にずっと聴き続けて覚えてたり。みんなが思っている印象とは違う。声の質感、レイヤーもいっぱい持ってて。デスコアのバンドのイメージは強い。それは仕方ないけど、全然新しいボーカル像にチャレンジしてると思う。

---オーディションライブでも、シャウトの安定感は素晴らしかったですよね。それにメロディを歌った時のトーンも面白いものがあったし、何よりピッチ取れるだな、と思いました(笑)。

TJ:意外に歌えちゃうんですよ。

MITSURU:一番ピッチ安定してるの、Johnですよ。メロも歌える、シャウトもいい。ただ、メロの歌い方がまだ不安定なのか、鼻に掛けるような歌い方になるのが、あと少し、、、だなって感じです。高いキー出そうとすると。。。鍛えてるし、肺活量もあるから、声は出てるんですけど。

TJ:3人の中では、アメリカンロックみたいな歌い方を、唯一できたのはJohnでしたね。あれはグッときましたね。

MITSURU:声の種類は一番持ってましたね。Lowの質量は、マジ半端ないっす(笑)!あんな密度のあるLowをノー加工で出せる人、いないんじゃないかな??

YD:Crystal Lakeの持っている、メロディー、展開、ドラマティックさって海外のバンドでは出せないと思うんだよね。ジャパニーズメロディー、演歌じゃないけど、、あれを出せるのって強み。それを嫌がってたら厳しいけど、Johnは「こんなもの聴いたことがない!AMAZING!」ってアガッてて。俺の中の和のテイストを出したら、ちょーアガッてた(笑)。

TJ:John、すごい感動してたんですよ。

YD:そういうフレキシブルなマインドを持って、今日もレコーディングしてきて、Johnを選んだ。今日でいえば、全員のブラッシュアップが半端なさすぎて、また悩んでる(笑)。Matt、ピッチずれてたし、クリックも苦手だったけど、今日はバッチバチにはめてくるっていう、、こいつら本気なんだな、って感じ取れた。

MITSURU:僕らの中では、9割近くJohnでいこうって気持ちになってたんですけど、今日のレコーディングでまた揺らぎましたね(笑)。結構、鳩胸系でしたね。(※鳩胸系/ゴールライン、ギリギリの胸差の例え)

YD:これで結果が出るわけだけど、これからCrystal Lakeが歩むステップにワクワクしてる。普通じゃ出会えない、奇跡めいたものを創る大冒険に出る感じ。これからも是非、ご贔屓に(笑)。まずは、海外をラウンドして、世界で戦った後に日本に戻ってこようと思ってる。そのためにJohnを選んだし。ラファエルとまた1から、、って選択肢もあったかもしれないけど、俺らは常にインパクトを生み続けて進んできたから、それをまた更新していきたいと思ってる。

MITSURU:元々やっていたバンドに、海外のボーカルを迎えて活動されているバンドっているんですが、その人たちって、マーケットが日本ベースなんですよね。Crystal Lakeはそこに大きな差があって、まずは海外ベースであること。その海外マーケットが、このジャンルはすごく大きいこと。海外のバンドが、別の国のボーカルを迎え入れて活動してたとしても何の違和感もないと思うんですよね。そういう失敗はCrystal Lakeにはないと思うんですよ。

YD:失敗したら、またSATANIC ENT.でインタビューして。

TJ:(笑)。でも、自分もこれからが楽しみですよ。

MITSURU:さっき、アー写撮影してて、これがセンターに来るのやばすぎる!って思いましたもん。

YD:(Crystal Lake自体が)ただ、のギャグだから。

一同:爆笑

 

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