POT × 笠原健太郎(Northern19) “SUCH IS LIFE” INTERVIEW!!
POTが結成15周年を記念して再録ベストアルバム「SUCH IS LIFE」をリリースした。本作にはこれまでに発表してきた14曲の再録と、最新曲「Fanfare」、さらには新曲2曲を収録。CD盤にはMCトラックもパッケージされ、遊び心満載のPOTらしい再録ベストアルバムとなった。本作は前作『JOIN』に続き、Northern19の笠原健太郎プロデュース。互いの魅力を引き出し合う結果となったこのタッグについて、POTの織田(Vo,Gt)とよっぴー(Vo, Ba)、笠原に聞いた。
Text by Chie Kobayashi
Photo by Ruriko Inagaki
5人目のメンバーができた感覚
──POT×健太郎さんがタッグを組んだのは2023年11月リリースのシングル『JOIN』が最初ですが、そもそもどういう経緯で健太郎さんがプロデュースすることになったのでしょうか?
織田(POT / Vo, Gt) Northern19のツアーに呼んでもらったとき、えげつないライブをして、打ち上げでめちゃくちゃ飲んだんですよね。
よっぴー(POT / Vo, Ba) そう、馬鹿騒ぎして。
織田 そのときに健太郎さんが「曲作りでも何でも、困ったことがあったら言って」って言ってくれたんです。
笠原健太郎(Northern19 / Vo, Gt) 「お金とかいらないから、曲作りで困ったらデモ送ってきて」って。
よっぴー ちなみに、今やから言うけど、俺はそのとき酔っ払ってて「なんか言ってたな〜」くらいで全然覚えてない(笑)。
笠原 あはは(笑)。
織田 その1年後くらいに、POTでミーティングしたときに「そういや健太郎さんがプロデュースしてくれるって言ってたけど」って話をしたら、全員が「やろうや!」って言って、その場で健太郎さんに電話して。
よっぴー 「あの話って、まだ生きてます?」言うて。そしたら「半端ねえ!」って言われました(笑)。
笠原 POTはその前に、Kubotyがシングルをプロデュースしていたこともあったと思うんだけど、僕もKubotyに楽曲の相談をしたことがあって。プロデュースとかそういうことじゃないんだけど、送ったデモを聴いてもらって「いいね!」とか「ここ、こうしてみたら?」とかそういう些細な一言をもらうことが、大きなヒントになるんだよね。そういうものを自分も感じていたから「もしPOTもそういうことがあればいつでも相談乗るよ」「何でも相談してくれよ」くらいの感じで言ったんですけど、実際に電話がかかってきて「おお、きたね!」って思いました。
──実際にシングル『JOIN』を健太郎さんプロデュースで制作されましたが、いかがでしたか?
よっぴー 『JOIN』のときは、割とバイブスチューニングから入って。
──バイブスチューニング?
よっぴー レコーディングのときに、俺がフレーズを間違えていたんです。でもそれに誰も気づかずに進んでいて。それが、ちょうど健太郎くんがいないときに発覚して。健太郎くんに報告したら「作品はみんなで作るものだから、レコーディングで誰かが録っているときは、お互いに見合おうよ」と言ってくれた。僕らは、いつも使っているレコーディングスタジオが2フロアにわかれていることもあって、割と他のメンバーのレコーディングは見ないんですよ。自分とエンジニアさんだけで詰めていく。そのやり方に慣れていたんですけど、健太郎くんに「みんなで作ったほうがいいし、良いテイクが録れたら褒めたほうがいい」と教えてもらって。そう言われて、俺らも別に見たくないわけじゃなかったから「そうだよね」ってなって、レコーディングをし直して、結果いいシングルが完成しました。僕らとしては、もう5人目のメンバーができたみたいな感覚ですね。今回のアルバムでは、アメリカに行ったときに受けた刺激も曲に反映させていて、チャレンジングなところもあったんですけど、健太郎くんがそこをまろやかにしてくれたなと思います。
織田 僕は曲を作るので、つまり0→1を作っているわけで。それを15年やっているので、引き出しがどんどんなくなっていくんですが、そこで健太郎くんに入ってもらったことで、発見もあるし、楽になった部分もある。めちゃくちゃ助かりました。例えば「Fanfare」は、イントロで悩んでいて。「“これが鳴ったら誰もが飛んじゃう”みたいな絶対的なものを入れたいね」って話をして、健太郎さんがあのイントロを考えてくれました。フレーズ自体は簡単ですけど、全然思いつかんかったからすごく助かった。そういうものを出してくれるんですよね。すげぇって思いました。
──そして今回はベストアルバムのプロデュースをすることになりました。新曲制作のみならず、再録曲にも関わるということで、プレッシャーはなかったのでしょうか?
笠原 基本的には「こうしたいんですけど、どうしたらいいと思いますか?」という形だったから、別にプレッシャーは感じなかったですね。
よっぴー 音源としてすでに世に出ているものなので、多少はプレッシャーを感じさせてしまっていたと思うんですけど……。でも繊細な部分、例えば楽器が縦に揃っているかとか、終わり方はこれで本当にいいのかとか、そういうところを見てもらいたかった。そしたら「全然、武器まだ持ってるやん」「それもありますね!」みたいなのがどんどん出てきて。あと、健太郎さんは弦楽器が全部弾けるので、ウクレレも弾いてくれました。
──「HAMABE[15th ver.]」のウクレレは健太郎さんが?!
よっぴー そうです。弦楽器を「はいっ」て渡すと、すぐ弾くんですよ。
笠原 ギターの弾き語りとか歌始まりの曲が多かったので、「何か差を付けたほうがいいんじゃない?」って話をして。そしたら、頭の中で「♪チャンチャンチャンチャン〜」ってリズムが鳴ったんですよ。このリズムだったらウクレレがいいなと思って「ウクレレ、持ってない? 誰か弾けない?」って言ったら「ウクレレはありますけど、弾ける人はいないっすね」って言うから、「じゃあ俺が弾こうか」って。ただ、そうは言ったものの俺もちゃんと弾けるかは不安だったんですけど、ちょっと触ってたらわかったので、そのまま俺が弾きました。
──そもそも、今作も健太郎さんにプロデュースをお願いしたのはどうしてだったのでしょうか?
よっぴー もうメンバーなんすよ。
織田 いてくれな、無理。
よっぴー そう。俺らは俺らで仲良いし、4人で作ることはもちろんできるけど、健太郎くんがいる楽しさとおいしさを知ってしまったら……それを食べたくなるじゃないですか。
笠原 味がなくなるまでね。
よっぴー そう、味がなくなるまで噛み続けますよ、このガムを。健太郎くんも健太郎くんで、もしかしたらNorthern19ではできないことを俺らではできるかもしれないし。そうやって、健太郎くんの何かにもなれると思ったから。実際、今回で健太郎くんはウクレレが弾けるってわかったわけじゃないですか。そんな感じで、健太郎くんがびっくりしていることってあるんですよ。「うわ、いけた!」みたいな。せっかく始めたことだし、これからもやってもらいたいなと、俺らは思っています。
POTじゃないとこんなに俺の良さを出せないんじゃないか
──今、お話にもありましたが、健太郎さんにとっては、POTのプロデュースをすることでどういう影響がご自身にありますか?
笠原 『JOIN』のときに気づいたんですけど、POTってノーリミットなバンドなんです。何の制限もない。
織田 「これはやりたくない」とかない。
笠原 そうそう。そういうバンドって意外と少ないと思うんですよ。例えば「英語詞のメロディックパンクで、こういう曲調で」みたいなことが決まっちゃっていることが多い。でもPOTって本当に何をやってもアリ。しかもメンバー4人ともそういうマインドだから、何か言うと「面白いっすね! いきましょいきましょ!」「それ、いい感じっすわ!」みたいな。ちょっと怖くなるくらい(笑)。
織田・よっぴー あはは(笑)。
笠原 僕はいろんな音楽が好きで、いろんな引き出しがあると思っているんですが、POTに対して、普段使わない引き出しからも「こういうのどう?」「これは?」ってどんどん出せる。それがすごく刺激的で楽しいんですよね。POTじゃないとこんなに俺の良さを出せないんじゃないかって思う。例えば、「Northern19好きです。めっちゃ影響受けています!」っていうバンドをプロデュースするとしたら、たぶんやれることがそんなにないと思う。
──POTのプロデュースをするのは、Northern19で曲を作ったりアレンジしたりしているときとは、頭の使い方が違う?
笠原 そうですね。そもそも0→1は織田が持ってくるので、その時点で楽だし。そこから10にするんですけど、そこからの化け方が半端ないんですよ。ジャンルが変わるくらいのこともあって。それこそ今作に入っている新曲「HIGH TIME」は、最初こんなパーティソングでは全然なくて。インディーロックだったんですよ。
織田 テキサスでインディーロックに触れて。そのときに見たバンドをイメージしながら作ったんです。
笠原 渋めのね。
織田 はい。渋めにいくかと思いきや……コールが入っている(笑)。
笠原 7〜8割できていたところからの急カーブだったよね。
織田 7〜8割できた状態で、とりあえず歌詞を見直すことになって。そのときに「歌詞もそうですけど、曲としてももうちょっと遊びたいですよね」っていう話になって。で、僕が息抜きで「HIGH TIME」にゲーム音を入れて遊んでいたんです。そしたら、歌詞を健太郎さんに送るときに、間違えてそのゲーム音を入れた音源データを送っちゃって。それを聴いた健太郎さんが「めっちゃいいじゃん、これやろうよ!」って。
よっぴー 2人で歌詞を詰めると聞いていたので、僕ら3人はあとから合流したんですよ。そしたら「歌詞を作ろうと思ったら、こんな感じになって」って曲を聞かされて。「ん? これは何?」って思いました。全然違うものがきたからびっくりして。「でもあれ? ちょっと待って。これ、良くない?」ってなって……そのままいきました(笑)。
笠原 しかもその作業の日がまたすごくて。名古屋でPOTと一緒にライブをして、そのあと僕は一旦東京に帰ってレコーディングの日にまた大阪に行く予定だったんですけど、台風が来ていたので、一旦東京に帰ったら大阪に行けないかもしれないと思って、予定を変更して、名古屋からそのまま一緒に大阪に行ったんですよ。だから予定よりも時間が作れて。そこで、「じゃあ歌詞一緒に考えようか」ってなって、そのやりとりが。
──全部偶然の産物だったんですね。
よっぴー で、そこからみんなで歌詞を書いたんですよ、朝まで。
織田 曲調が変わってもともと考えていた歌詞では合わないから、書き直そうって言って。
笠原 実際みんなで(お酒を)飲みながら。1行1行超頑張って「これだ!」っていう歌詞が出てくるまで妥協しないでね。ノリで書かないって決めて。ノリで書いたような歌詞なのに(笑)。そこでまことが「コールとか入れたいです」って提案してくれて。
織田 コールめっちゃ調べましたよね。歌詞作り、結局12時くらいから始めて、朝までかかりました。
──本当に歌詞の通りですね。
よっぴー そうそう。硬めにハイボール作って「かてぇ!」って言いながら(笑)。
互いのソングライティングの魅力は
──織田さんと健太郎さんは、共にソングライターでもありますが、お互いのソングライターとしての魅力はどういうところに感じましたか?
笠原 織田は、マジでメロディメーカーなんですよ。……あのエピソード、言っちゃう?
織田 はい。
笠原 ラジオを聴いていたら、あるアイドルの曲が流れてきて。その曲がツービートのメロディックチューンだったんですよ。で、「うわ、これ、俺が知っている誰かが絶対作曲している!」ってピンと来てShazamで調べたら、「B.O.L.T」というアイドルの曲で、作曲者が「織田」って出てきた。「俺が知っている織田は、あの織田しかいない!」と思って、織田に聞いたら、織田の作った曲(「One Life」)で。「めっちゃいい曲だね」って言ったら「Northern19みたいな曲を作りたいと思って作った曲なんです」って。
織田 Northern19を意識しながら作ったら、健太郎さんに刺さるっていう(笑)。
笠原 やっぱり織田はメロディメーカーだなって思いました。
織田 健太郎さんは言い回しがうまいなと思いました。
──一緒に作ったのは日本語の曲なのに?
織田 そうなんですよ! 僕がAかBで悩んでいたら、健太郎さんがCを持ってくるみたいなことが何度もあって。
笠原 織田が挙げてくる原案って“歌ってみるとちょっと惜しい”みたいなところがあって。「俺の解釈だとこういうことだと思うんだけど、これはどう?」って確認しながら、歌っていて気持ち良い言葉に変えていくみたいなことが多かったです。
織田 前作ですけど「誰もいない」っていうフレーズがあったんですけど、そこも「誰もいないいない」って繰り返した方がハマりがいいよって提案してくれました。めっちゃ勉強になります。
笠原 僕、日本語ってめっちゃ難しいなって思うんですよ。ダイレクトに言葉が届くから。でもそこが良い。だからすごくこだわりたいと思った。今回の収録されている新曲「Loving」も、最初一曲目になる予定だったから、再生して最初に飛び込んでくるワードは大事にしたかった。15周年を記念したベストアルバムだし、聴いた人が「POTのファンでよかったな」って思うようなものがいいなと思って「愛」という言葉を最初に使うのはどうかって話をしたりして。結局「HIGH TIME」が1曲目になっちゃったんですけど(笑)。
よっぴー 1曲目の「HIGH TIME」はSEみたいなもんなんで(笑)。
MCトラックのレコーディングにもこだわり
──アルバムをリピートして聴いたときに、「I scream fuckin'day」「Fanfare」「HIGH TIME」「Loving」と続くのも良いですよね。
よっぴー そうなんですよ! 最初、このアルバムに「Fanfare」を入れる予定はなかったんです。再録曲だけのつもりで。でもライブのセットリストっぽくしたかったので、そうすると、「I scream fuckin'day」のあとに「Fanfare」が入れたくなる。CDだとそのあとにMCがありますけど、「Fanfare」で「ああ、よかったなぁ」と思ったあとに「HIGH TIME」がくるというコントラストも楽しめるという。
笠原 このアルバム、流れで聴いたときに完璧なんだよな〜。MCが入っているのもめちゃくちゃいいし。
──サブスクでは聴けないですが、CD盤にはMCが入ります。これはどういった思いからのアイデアだったのでしょう?
よっぴー 僕、人生で最初に買ったCDがケツメイシの「ケツノポリス2」なんですが、そのアルバムには「前出し」「中出し」「後出し」ってSEが入っていて。そのアイデアをもとにしました。ライブでは僕が主にMCをするんですが、コロナ禍での配信ライブのときに「またライブハウスにおいでよ」みたいなことをしゃべろうと思っているとメンバーに言ったら、まことに「でもライブハウスに来れへんくなった人もおるやん。コロナ禍だけじゃなくて、これから先も、子育てが忙しくなってとか、体調が悪くなって、これからなくなる人もいる」って言われて。それがずっと心に残っていて。それまで俺はずっと現場主義だったけど、確かに15年もやっていたら、今はもうPOTのライブに来ていないという人もいるよなって思った。だったらMCも曲としてCDに入れちゃえば、ずっと聴ける。MCがあったほうが俺らの雰囲気も伝えられるし。その代わり、CDを買わないと聴けないですけど。
笠原 それを聞いて「めっちゃいいじゃん!」って思った。MCのレコーディングも、スタジオに全部機材入れて、ライブと同じセッティングして、壁に向かって話していて。
よっぴー そうそう。僕、ライブのとき、上手(かみて)で話すので、相槌を打ったり、3人の顔を見たりするときは右を向くので、ちょっとマイクから外れるんですよね。その感じも再現したかったので。めっちゃこだわりました。MCのレコーディングにやたら真剣になっているのもシュールでよかったです。「なんやねん、これ!」みたいな、聴いている人を喜ばせたいという気持ちが随所に出ているアルバムになっていると思います。
15年経っても、やっていないこと、やりたいことを探せる
──POTは15周年。メンバーの体調不良や怪我なども乗り越えて今もバンドを続けている理由や、その原動力になっているものを教えてください。
よっぴー 最近気づいたんですけど、織田は高校の友達やし、まこととよしくんは小学校から一緒の幼馴染やし、俺らって、バンドマンとしての繋がりだけじゃなくて、人として繋がっているんですよね。コロナ禍で辞めたバンドもいるし、ふるいにかけられてきたと思うんですけど、俺らって割と私生活もちゃんとしているんですよ。会社員をやっているやつもいるし。逆に言うと、そういう人間的な部分がちゃんとしていないと音楽に立ち向かえなかった。でもおかげで、メンバーのうち2人が死にかけても続けられた。むしろ、もう誰かが死ぬまで続くんやろうなって思っています。こうやって健太郎くんと一緒に音楽を作れたり、テキサスに行ったり、台湾でライブをしたり、面白いことがまだまだあって。たぶん、このアルバムが出てツアーのファイナルを迎える頃には、また新しくやりたいことが見えてくるだろうし。15年経っても、まだやっていないこと、やりたいことを探せるんやって思うと、「まだ15年やな」「先は長いな」って思います。
織田 そもそも辞める理由がなさすぎて。
──状況だけ見たら、POTって何度も止まってもおかしくないタイミングがありましたけど、続いていますもんね。
よっぴー 俺ら、一度も活動休止していないですからね。メンバーの誰かが活動できなくなったら、「違う誰かとバンドができる!」っていう考えなので。よしくんがおらんくなったときも「誰に叩いてもらう?」みたいな。
織田 ちょっとワクワクしちゃったもんね。戻ってくる前提で考えているから。
よっぴー で、帰ってきたら、「そうそう、こいつこいつ!」ってなるし。
織田 今はほんまにいい意味で、趣味みたいな気持ちでやっているんで辞める理由がないんですよ。もちろん売れたいですけど、「趣味みたいに」というのは、これから先もそうでありたいなと思います。
──では最後に、健太郎さんからPOTヘエールをお願いします。
笠原 インタビューの中でも話したけど、POTは奥行きがあって、どこまでやれるんだろうっていう広さがある。でも、俺のイメージだと、今のPOTはまだそのポテンシャルの2、3割くらいしか出せていない気がするから、これからも一緒にどんどん広げていけたらいいねって思う。
織田・よっぴー ありがとうございます!
──ちなみに、Northern19としては、同じ時代にバンドシーンを盛り上げる存在として、POTとどうやって戦っていきたいとか、一緒に乗り越えていきたいとかありますか?
笠原 普通に、Northern19として戦いますよ。
よっぴー つえぇ!
POT 15周年再録BEST ALBUM 「SUCH IS LIFE」
01. HIGH TIME
02. Loving
03. EPIC[15th ver.]
04. Damm it[15th ver.]
05. 【MC】
06. Sunday[15th ver.]
07. My Life[15th ver.]
08. HAMABE[15th ver.]
09. COUNTDOWN[15th ver.]
10. ALONE[15th ver.]
11. 【MC】
12. BA-DONKA-DONK[psycho mix]
13. YOLO[15th ver.]
14. Backward[15th ver.]
15. GOODBYE[15th ver.]
16. I scream fuckin'day
17. Fanfare
※MCトラックは CDのみ
POT 15th Annivesary 再録Best Album Relase Tour 2024-2025
12/17(火)千葉LOOK
w/ MAYSON's PARTY
12/18(水)水戸LIGHT HOUSE
w/ ENTH / Track's / May Forth
12/24(火)名古屋R.A.D
w/ INKYMAP
12/25(水)横浜B.B. STREET
w/ See You Smile
2025
1/18(土)松山Double-u studio
w/ HERO COMPLEX
1/19(日)高松RIZIN'
w/ HERO COMPLEX
1/24(金)岡山CRAZYMAMA 2nd ROOM
w/ RAINCOVER
1/25(土)滋賀B-flat
w/ Some Life
2/7(金)京都MUSE
w/ Maki
2/15(土)広島ALMIGHTY
w/ ジ・エンプティ
2/16(日)福岡public space四次元
w/ the 奥歯’s
2/21(金)神戸太陽と虎
w/ Blue Mash
3/2(日)静岡UMBER
w/ GUEST
3/7(金)新潟GOLDEN PIGS BLACK STAGE
w/ GUEST
3/8(土)松本ALECX
w/ GUEST
3/21(金)渋谷Spotify O-Crest
w/ GUEST
3/23(日)仙台enn 3rd
w/ GUEST