INTERVIEW

Who’s Next by SATANIC Editing Room Vol.30: WHISPER OUT LOUD

SATANIC ENT.の編集スタッフが気になるバンドをピックアップする連載企画"Who's Next”。今回はSATANIC CARNIVAL’24開催直前企画! O.AとしてEVIl STAGEに出演するバンド、WHISPER OUT LOUDについてご紹介。自身が掲げているのはオルタナティブR&B・ロックバンド。アメリカ的なアプローチもありつつ、バンドの枠組みを超越した音楽を奏でている。現体制になったのは2022年7月。どういった音楽を表現しているのかを、Motokichi(Vo)、 Kanato(Gt)、TK(Ba)にWEBインタビュー。

Text by Ryo Tajima(DMRT)

L to R_Motokichi(Vo)、TK(Ba)、Kanato(Gt)

目標は日本でトップを狙ったうえで海外進出を果たすこと

ー今年、O.AとしてSATANIC CARNIVAL’24に出演していただきます。まずは、WHISPER OUT LOUDの音楽性について教えてください。


Kanato:ロックを軸にR&Bやエレクトロやポップスを取り入れつつ、オルタナティヴでダークな感じを表現したいと思っています。難解すぎず聴きやすさも重視した音楽を提示したいと考えています。
 
Motokichi:僕はもともとジャスティン・ビーバーさんなどの洋楽ポップスが好きなんですけど、WHISPER OUT LOUDの曲を聴いたときに、近しいものを感じたんです。バンドに加入したのは2022年7月なんですけど、当時は自分が本当にやりたかった音楽がやれるかもしれないっていうワクワクがありました。そういった自分の好みもあるので、Kanatoが作る楽曲に洋楽ポップスにあるエッセンスをボーカルとして加えながら曲を構築していけたらと考えています。
 
TK:僕もMotokichiと同様に後からWHISPER OUT LOUDに加入したんですが、曲を聴いたときに日本にはあまりない音楽性を感じてワクワクして、それで一緒にやってみようとなって。そんな日本にないワクワク感がWHISPER OUT LOUDの音楽なんだと思います。
 
ー現体制になったのは2022年7月ですもんね。Motokichiさんがバンドに入って本格的に始動した感じがするのですが、どこで出会ったんですか?
 
Kanato:2人ともSNSを介してお互いを認知した流れがあります。数年前にベース募集を告知してTKがDMをくれて。Motokichiに関してはボーカルを探しているときに、こっちが見つけて声をかけたんですよ。
 
Motokichi:YouTubeにカヴァー動画をアップしていたのをKanatoとTKが見つけてくれたんです。当時、WHISPER OUT LOUDはアーティストとのコラボ楽曲をリリースするプロジェクトを進めていて、その一環で誘われたんですけど、ボーカルも募集している段階だったので自分が歌いたいって話をして。


ー集まるべくして集まったような感じがしますね。では、皆さんの音楽的ルーツは何ですか?

Motokichi:僕はONE OK ROCKですね。中学生の頃に兄から聴かせてもらった「Re:make」が衝撃的でした。その後、ONE OK ROCKから派生して洋楽のポップスを好きになっていったんです。
 
TK:中学の頃、世代ではないんですがJanne Da ArcやLUNA SEAが学校で流行っていてバンドに興味を持って、同時にベースのカッコよさを知ったんです。その後、SUPER BEAVERのライブを観て、自分もバンドをやってみたいと思うようになりました。
 
Kanato:親の影響もあって小さい頃から音楽自体は近い存在だったんです。小学生の頃からクラシックとか、映画やゲームのサントラも好きで聴いていて、その辺りの影響はWHISPER OUT LOUDに現れていると思いますね。
 
ーたしかに、エレクトロ的なアプローチはゲームのサントラにも通じるところがありそうですね。他にバンドでいうとどの辺りがルーツにあたりますか?
 
Kanato:中学生くらいになるとLinkin Parkなどのニューメタルにハマりつつ、プログレや上原ひろみさんといったジャズを聴くようになっていきました。そこからプログレメタルにいきつつ、Dirty Loopsもめちゃくちゃ好きで最近ライブにも行きましたし、本当に幅広く聴いています。あらゆるジャンルの要素を落とし込んで1つの形を作っているような感じですね。


ー最近ではシーンの注目が集まり、大型音楽イベントに出演する機会も増えてきたと思うのですが、そこから影響を受けた部分はありますか?
 
Motokichi:やっぱり今まで聴いてきたアーティストの方々ですし、ライブに対して真摯に向き合っている姿勢を真横で見て、大いに影響を与えられました。例えば、NOISEMAKERのAGさんのパフォーマンスは個人的にすごく刺さるものがありました。ボーカルとしてどう振る舞うべきなのかだとか。そういった面でもすごく参考にさせていただきましたし、お話させていただくことで、自分のライブに対する向き合い方が変わったように思います。
 
Kanato:ライブに食らったという意味では、coldrainのステージはめちゃくちゃ刺さりました。自分たちもO.Aで大きなステージに立つようになったことで、より彼らのすごさを思い知ったというか。演奏もめちゃくちゃうまくて安定しているし、広いステージを隅々まで使うアクトがすごいなと。

 
TK:影響を受けた、という話からは外れるのですが、今回のSATANIC CARNIVAL’24で一緒にできるAge Factoryがすごく楽しみです。地元が一緒で年齢も近いんですけど、近くでどんどん大きくなっていく姿を見て刺激を受けていたので、今回が初対バンでもあるので嬉しいです。


 
ーでは、大きな会場でライブをするようになったことで楽曲に変化があったりはしましたか?
 
Kanato:よりライブを意識した楽曲を制作しようというムードになっていますね。やっぱり自宅で制作しているときとライブで演奏するときの雰囲気は全然異なるので。
 
Motokichi:それこそ昨年11月にリリースした楽曲「Face My Fate」は、徐々にラウド系のイベントにも呼んでいただく機会が増えてきたタイミングでのリリースでもあって、よりキャッチーで身体を揺らせやすい曲にしています。僕らの最終的な目標でもある、広く大きな会場を意識して作った楽曲でもありますね。


 
ーそういった今後、バンドが目指していく目標についても教えてください。
 
Motokichi:やはり海外進出を果たして、より大きなキャパで多くの人に自分たちの音楽を届けたい。その景色を観たいというのは目標としてあります。
 
Kanato:Motokichiが言う通り、海外進出自体はWHISPER OUT LOUDを組んだときから考えていたことですし、自分のルーツにあるのも海外のバンドが多いので、そこが目標になってきますね。ただ、海外をメインに活動したいというわけではなくて、しっかりと国内で地盤を固めて日本でもトップを取ったうえで海外にも挑戦をしていきたいという気持ちがあります。
 
ー最後にSATANIC CARNIVAL’24への気持ちを教えてください!
 
Motokichi:自分にとっては狂った尖ったフェスというイメージがあって(笑)。でも、自分たちは自分たちらしく、しっかりとO.Aとしてイベントのトップを飾りたいと思います。
 
TK:今年のラインナップは自分がずっと聴いてきたバンドばかりで、みんなライブがカッコいい人たちばかりなので、その中でしっかりと自分もかましていきたいです。
 
Kanato:すごく大きな規模感のバンドばかりですけど、根底にはアンダーグラウンドの匂いがする本当にカッコいいバンドばかりが出演しますよね。その中で臆せず自分たちの力を発揮したいです。是非、早い時間ですがO.Aである僕らのライブを観にきてください。新たなEPリリースや、それに伴うワンマンライブも近いうちに発表したいと思いますのでチェックしておいてください。

 

WHISPER OUT LOUD

https://linktr.ee/whisperoutloud

check:SATANIC CARNIVAL'24 EVIL STAGE 10:30〜

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